
| SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動) (編集) | |
| 大月書店 |
写真:メンバー自身の撮影によるデモや抗議行動、日常風景など 。アートワーク:SEALDsの特徴である洗練されたデザインのフライヤーや映像 。スピーチ:一人ひとりの言葉で語られたスピーチを厳選して収録 。メンバー証言:それぞれの来歴や参加のきっかけ、SEALDsへの思いなど 。メンバー座談会:初期メンバーが前身であるSASPLの誕生から現在までを振り返る 。
対談:高橋源一郎(作家)と中心メンバー奥田愛基が語る「民主主義とは?」 。著名人・識者からの応援メッセージ:茂木健一郎、高畑勲、後藤正文、小林節 ほか
最初にお断りしておきますが、週刊文春の報道全部が事実とは全く限りません。武藤議員も反論しています。
実際、週刊文春は、プライバシー侵害や名誉棄損でしょっちゅう裁判で負けています。
「週刊文春」の1ページ目に謝罪広告命じる画期的な判決! 自民元候補・元女優への名誉毀損で東京地裁
また、たとえ、今回の騒動が刑事事件となり、武藤議員が逮捕や起訴されたとしても、裁判が確定するまで推定無罪の原則が働くことを忘れてはなりません。
以上のことを前提に話を進めますと、週刊文春の2015年8月27日号(19日発売)の中に
〈告発スクープ〉学生デモを「利己的」と批判 自民党 武藤貴也議員の黒い集金術「未公開株」で4100万円
という記事があり、武藤議員がはやばやと自民党を離党する事件が起きました。
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この週刊文春の記事によると、武藤は2014年
「国会議員枠で買える」
とある会社の未公開株購入を知人らに勧め、その結果23人が計4104万円を武藤の政策秘書名義口座に振り込んだというものです。
しかし、株は実際には購入されず、しかも出資金の一部である6人分の約700万円分に戻っていないというのです。
この武藤議員の株式勧誘について、この知人は、
「新宿の喫茶店で武藤本人から直接説明を受けた」
と述べています。

さらに、週刊文春が報じる記事の中に、冒頭のような彼の友人Aへの「LINE(ライン)」の記録があり、これによると
「来月新規公開株の取引の話しがあり、最低でも2倍になると言われています。内々で俺(武藤)に取引を持ちかけているのだけど元手がありません」
「株の枠を抑(ママ)えてもらっていることは本当なので」
「この件はクローズだからね。正直証券会社からも、『うちが国会議員のために枠を抑えてるのが一般に知れたら大変だ』と言っています。その辺呉々も注意してください」
というのです。
武藤議員は、文春の記事は極めて恣意的だとか、知人とは裁判で争うと言いつつも、出資者には心からお詫びすると言っていまし、なぜか文春のことは提訴しないので、基本的な事実関係については認めていると言えるかもしれません。

この文春の記事を前提にすると、武藤議員が懐に入れたままになっている700万円を含め、いったん受け取ってしまった以上、4000万円全体について横領罪が成立します(最高刑懲役5年) さらに、国会議員枠なんてないのは常識で、この会社もそう言っていますから、国会議員枠で株を買えると言ってしまった武藤議員の言動は4000万円全体に対する詐欺罪にあたることになります(同懲役10年)。
もし、起訴され、刑事事件になると、被害金額が大きい上に、国会議員の地位を利用したことが非常に情状として悪いので、検察官の論告求刑は相当厳しいものになるでしょう。
実は、武藤議員は自身のブログで、民主党の鳩山由紀夫元首相に巨額の「脱税問題」があるとか、菅直人元首相や前原誠司議員の外国人献金問題、小沢一郎元代表の“政治とカネ”の問題などを厳しく糾弾し、
「政治家が全くと言って良いほど法の裁きを受けていない現在の状況に対して、私は怒りを通り越して、呆れてしまいます。一体この国は本当の意味で法治国家と言えるのでしょうか。」
と厳しく指弾しているのですが、その自分の言葉がなんだかあまりにも巨大なブーメランとなって返ってきて顔面直撃の様相を呈しています。
まあ、離党くらいで収まる話ではないでしょう。安倍首相応援団と言っても過言ではない産経新聞でさえ、社説に当たる「主張」で、議員辞職が当然と言っています。
日本は本当に法治国家か。政治家もしっかり法の裁きを受けるべき!


日本の核武装まで主張している武藤議員。どんな日本を取り戻そうと思っていたのだろう。。。
産経新聞の安倍自民党に対する舌鋒は珍しく?鋭いです。
「自民党の谷垣禎一幹事長は当初、この問題を党として調査する考えを示していたが、離党届を受け取ると態度を変え、武藤氏本人に説明責任があるとした。離党させてしまえば、与党はあずかり知らぬと言いたいのだろうか。
小渕優子元経済産業相が政治団体の収支に巨額のズレが生じ、閣僚辞任した後の衆院選で、自民党は何ら問題がなかったように小渕氏を公認した。今にいたっても説明責任を果たさせていない。
国会では多数を持っているので、臭いものにはフタをしておく。そんな姿勢が染みついてきてはいないか。自浄能力の欠如が、国民の政治不信を拡大させかねないことを認識すべきだ。」
その通りだと思います。
こういう武藤議員を公認した安倍自民党の責任が問われます。

また、武藤議員は、2015年7月、安保法案反対のデモを行っている学生団体「SEALDs」を、ツイッターで以下のように激しく批判したのは記憶に新しいところです。、
「彼ら彼女らの主張は『だって戦争に行きたくないじゃん』という自分中心、極端な利己的考えに基づく」。
自分は4000万円ものお金を集めておいて、しかも、株を買って購入せず、700万円は返していないことを、このツイートをした時に思い出さなかったのでしょうか。
武藤議員が安倍チルドレンと言われ、現に百田勉強会を開いた安倍親衛隊である「文化芸術懇話会」のメンバーであるだけに、武藤議員の極めて利己的な考え、自らを省みることのできない傲慢さが、安倍首相と重なって見えて仕方ありません。
百田・自民党勉強会全記録「商売のため基地周辺を選んで住んだ」「沖縄県民の方が米兵より強姦率が高い」
自民党の武藤貴也議員が、戦争に行きたくないと言うSEALDsに「自分中心、極端な利己的考え」
SEALDsという学生集団が自由と民主主義のために行動すると言って、国会前でマイクを持ち演説をしてるが、彼ら彼女らの主張は「だって戦争に行きたくないじゃん」という自分中心、極端な利己的考えに基づく。利己的個人主義がここまで蔓延したのは戦後教育のせいだろうと思うが、非常に残念だ。
— 武藤貴也 (@takaya_mutou) 2015, 7月 30
こちらが非常に残念だ。
武藤議員と同じく極右的に国家への忠誠を求めている、弁護士である西村眞悟衆議院議員(元維新)が1997年(平成9年)から2004年(平成16年)の7年間もの間、右翼活動家の男性に自身の弁護士名義を違法に使用させ、交通事故の示談交渉などにあたらせた上で利得の一部を受け取っていたとして、弁護士法違反の罪に問われた事件を思い出しました(弁護士資格はく奪。懲役2年執行猶予5年の判決が確定)。
西村眞吾氏が橋下氏擁護「韓国人の売春婦はウヨウヨおるぞ」「大阪でお前韓国人慰安婦やろと言おう」→除名

いやしくも「国士」を気取るなら、こういう金に汚いことをするべきではない。というか、右翼議員ほど金に汚い気がする。
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毎日新聞 2015年08月21日 20時28分(最終更新 08月21日 20時48分)
◇参院特別委 民主党の蓮舫氏への答弁
安倍晋三首相は21日の参院平和安全法制特別委員会で、金銭トラブルの発覚で自民党を離党した武藤貴也衆院議員(滋賀4区)について「国会議員は自らの行動に責任を持つべきだ。自身の行動に関しては、本人がしっかりと説明責任を果たすべきだ」と述べた。民主党の蓮舫氏への答弁。
蓮舫氏が「武藤氏の離党届を一時預かりとし、問題があれば議員辞職勧告を行うべきだ」と主張したのに対しては「本人から事情を聴取したのは幹事長であり、対応は党に任せている」と述べるにとどめた。
公明党の井上義久幹事長は21日の記者会見で「国会には政治倫理審査会(政倫審)がある。積極的に本人が申し出ればいい」と述べ、武藤氏に政倫審で説明責任を果たすよう求めた。さらに「説明できないなら、このままで良しというのはあり得ない」と述べ、議員辞職の可能性に言及した。
自民党の谷垣禎一幹事長は、武藤氏が未公開株の購入を「国会議員枠で買える」と勧めていたとされることを問題視し「国会議員向けの特別枠があるなんてことを議論すること自体が何十年前の議論だ。誤解が広まるのを非常に恐れている」と語った。
一方、民主党の岡田克也代表は「事実なら単に離党して済む話ではない。本人が説明すべきだが、それが不十分なら国会での対応になる」と述べ、武藤氏に説明を求める考えを示した。
武藤氏は自民党の公募で公認候補となり2012年に初当選、現在2期目。【青木純、大久保渉】
武藤貴也議員、自民党を離党 「週刊文春の記事は恣意的で心外」

自民党の武藤貴也衆院議員(36)は8月19日、知人に未公開株の購入を持ち掛け、出資金の一部を返済せず金銭トラブルになっていると週刊文春に報じられたことを受け、党執行部に離党届を提出し、受理された。安全保障関連法案の参院審議が続く中、国会運営への影響を抑えるため早期幕引きを図ったとみられる。時事ドットコムなどが報じた。
武藤氏は代理人を通じて離党届を提出。この後、コメントを発表し、「党に大変な迷惑を掛け心苦しく思う。プライベートなことで党にこれ以上迷惑を掛けるわけにはいかない」と説明。この問題では関係者と東京地裁で係争中であるとして、「(事実関係は)法的な場でしっかりと明らかにしていきたい」とした。
(中略)
武藤氏に関し、谷垣禎一幹事長は記者団に対し、「ご自身がきちっと説明責任を果たさなければならない」と語り、疑念の払拭(ふっしょく)に努めるよう求めた。また、谷垣氏は武藤氏の離党について安倍晋三首相(党総裁)に電話で報告。首相は「仕方がない」と語ったという。
(時事ドットコム:武藤氏、自民を離党=金銭トラブルで引責 2015/08/19 18:20)
週刊文春によると武藤氏は2014年、「国会議員枠で買える」とソフトウェア会社の未公開株の購入を知人らに持ちかけた。その後、話に乗った23人が計約4000万円を武藤氏の政策秘書の口座に振り込んだが、株は実際には購入されず、出資金のうち6人分の約700万円分が返済されていないという。
武藤氏は、自身のFacebookにコメントを掲載、「本日の週刊文春記事では、株の売買に私が関与したことなどが記述されておりますが、極めて恣意的に書かれており非常に心外です」などとして報道に反論。さらに、「議員としての活動は今後とも続け、国民の皆さんのご期待に応えられるよう、引き続き日本の安全と繁栄のため、日本の名誉を取り戻すため尽力してまいる所存です」と記し、議員辞職は否定した。
武藤氏は7月末、安全保障関連法案に反対する大学生らでつくる「自由と民主主義のための学生緊急行動」(SEALDs)によるデモについて、「『戦争に行きたくない』という極端な利己的考え」などとTwitterで批判し、与党内でも問題視されていた。
自民党の対応について、毎日新聞は「安保関連法案への世論の批判が強まるなか、速やかな離党で幕引きを図った形だが、野党に新たな追及材料を与え、今後の国会審議にも影響しそうだ」と指摘。民主党の近藤洋介・役員室長は記者団に「自民党が調査する必要がある。不透明なままほおかむりすると、この問題をうやむやにしかねない」と語り、国会で追及する考えを示した。
2015.8.21 05:04 産経新聞
【主張】
未公開株疑惑 「離党」で済ませられるか
未公開株購入の勧誘話について、金融庁や消費者庁、証券業界は詐欺的行為を避けるよう、盛んに注意喚起している。
それを国会議員が主導していたのではないかという疑惑報道には、開いた口がふさがらない。
指摘された武藤貴也衆院議員は早々に自民党へ離党届を出し、党本部も受理した。これで一件落着というつもりだろうか。
武藤氏は「国会議員枠」の存在をうたって資金を集めていたともいわれる。議員特権で株取引による法外な利益を得られる。国民からそんな疑いの目を向けられ、立法府として看過できるのか。
本人の説明責任を求め、与党として徹底調査にあたることが当然必要だ。違法行為があれば、議員にとどまる資格はなかろう。
週刊文春の報道によると、武藤氏はソフトウエア会社の未公開株を「国会議員枠」で購入できると知人に持ちかけ、計約4100万円を集めた。だが、実際には未公開株は購入せず、出資金の一部が返済されないことなどから、トラブルになっているという。
武藤氏は、事の顛末(てんまつ)について公の場で説明していない。記事について「恣意(しい)的に書かれており、非常に心外だ」といったコメントを出しているが、自らの行為やその意図について、詳細に明らかにすることが先決である。
資金を別の目的に使ったのか、最初から未公開株を買うつもりはなかったのか。横領や詐欺にあたる可能性を指摘する声もある。
公明党の山口那津男代表は「単なる離党だけで済まない」と批判し、本人が事実関係を明らかにするよう求めた。
自民党の谷垣禎一幹事長は当初、この問題を党として調査する考えを示していたが、離党届を受け取ると態度を変え、武藤氏本人に説明責任があるとした。離党させてしまえば、与党はあずかり知らぬと言いたいのだろうか。
小渕優子元経済産業相が政治団体の収支に巨額のズレが生じ、閣僚辞任した後の衆院選で、自民党は何ら問題がなかったように小渕氏を公認した。今にいたっても説明責任を果たさせていない。
国会では多数を持っているので、臭いものにはフタをしておく。そんな姿勢が染みついてきてはいないか。自浄能力の欠如が、国民の政治不信を拡大させかねないことを認識すべきだ。
未公開株で金銭トラブルの武藤貴也衆議院議員 2012年のブログで「政治家もしっかり法の裁きを受けるべき!」
- ガジェット通信

7月31日、『Twitter』にて
SEALDsという学生集団が自由と民主主義のために行動すると言って、国会前でマイクを持ち演説をしてるが、彼ら彼女らの主張は「だって戦争に行きたく ないじゃん」という自分中心、極端な利己的考えに基づく。利己的個人主義がここまで蔓延したのは戦後教育のせいだろうと思うが、非常に残念だ。
とツイートし話題になった武藤貴也衆議院議員(@takaya_mutou)。
8月18日、『週刊文春Web』に
学生デモ批判 武藤議員が“議員枠未公開株”で4100万円集金していた
http://shukan.bunshun.jp/articles/-/5352[リンク]
という記事が掲載され、翌19日に武藤議員は自民党に離党届を提出した。19日発売の週刊文春には、上記ウェブ記事より詳しい内容が掲載されているが、そこには「詐欺や横領の可能性も」との記述も。
その武藤議員、2012年にはブログにこんなエントリーをアップしている。
日本は本当に法治国家か。政治家もしっかり法の裁きを受けるべき!
http://ameblo.jp/mutou-takaya/entry-11937105510.html[リンク]
鳩山由紀夫氏の巨額脱税問題、菅直人氏や前原誠司氏の外国人献金問題、小沢一郎氏の“政治とカネ”の問題などを厳しく糾弾し、
政治家が全くと言って良いほど法の裁きを受けていない現在の状況に対して、私は怒りを通り越して、呆れてしまいます。一体この国は本当の意味で法治国家と言えるのでしょうか。
と語っていた武藤議員。今後の展開次第では、民主党のお家芸だった“見事なブーメラン”となってしまうかもしれない。
※画像は『武藤貴也オフィシャルブログ』より引用
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