
9月1日は、娘未来の長い夏休みが終わり、幼稚園の始業式の日でした。
前の日、8月31日から「こわい。こわい」と泣き続ける未来。
お父さんもお母さんも夏休みの最後はみんな同じでいやだったんだよ、今、推計2000万人の幼稚園児と小中高生がみんな泣いてるよ。
と励ますのですが、泣き止まず、9月1日も目が覚めたとたん、「行きたくない!」。
ちょっとイラっときたそんなとき、兵庫県弁護士会が世界に誇る少年事件弁護士野口善國先生の「」の題名が浮かびます。
自分でもびっくりなのですが、妻と3人で車で幼稚園まで送ってやりました。担任の先生がちょうど門のところにいてくださって、未来はまた泣き崩れるのですが、あとでお電話をわざわざいただき、一緒に教室に入ってくださり、ちょうど、かごめかごめをやっていたお友達の輪に入れたとの事。ありがたいことです。
野口先生に私も同感なのですが、親が愛情を注ぎすぎてダメになる子ども、っていないんですよね。みんな、子どもをあまり甘やかしたらいけないとよくいうけれど、わが子に愛情はどれだけ持っても持ちすぎるということはないはずです。
今日は一日、兵庫県弁護士会が世界に誇る少年事件弁護士野口善國先生の、新著「」の題名をかみしめていました。
家裁の調査官とミーティングして、鑑別所に面会にいらしてた少年の通う高校の先生たちとお話をして、それから鑑別所に入っている少年とまた面会して、最後にご両親とお話して・・・
このご両親との話し合いが、もう絵に描いたようにうまくいかないんです。夫婦になってのいろいろな思いや出来事の蓄積があり、子ども達を高校まで育てる中でのいろんな歓びと苦しみがあり、今度の事件での悲しみがあって、私や調査官が頭で描いた少年の社会復帰なんて、空中分解しそうになるわけです。
野口先生は、少年事件において、世間も裁判所も、そして弁護士さえも親をせめすぎてきたのではないか、とおっしゃるわけです。だけど、親をせめるな、と。
親をせめて、それで、親が子どもを誉めたり愛するようになりますか、ってことですよね。親が人に愛されてないのに子どもだけ愛する気持ちになれますかってことですよね。
せめて、少年事件担当の弁護士くらい、少年だけじゃなくて、そのご両親の100%の味方でいてあげたらどうだろう、と、「親をせめるな」を読んで、いろいろ考えました。もちろん、アドバイスはする。けど、せめない。難しいことなんですけど。
今日は少年宅に3時間ほどお邪魔したのですが(少年事件を受けたら必ず少年の家や部屋に行くようにしてるんです)、週末は事務所にご両親が来て下さることになりました。
| 親をせめるな―わが子の非行に悩む親たち、親を応援する人たちへのエール 野口 善國 教育史料出版会 |
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野口先生のご著作を読み返しておいたほうがよさそうです。
