
【裁判員 大阪地裁】遅刻裁判長を裁判員全員が擁護
2009.12.14 22:36 産経新聞
第2回公判に裁判長が寝坊のため約30分遅刻した殺人未遂事件の裁判員裁判の判決公判が14日、大阪地裁であった。判決後の記者会見で、裁判員全員が「裁判長も人間」「公判に悪影響がなかったので糾弾する必要はない」と擁護した。
裁判員らによると、遅刻した水島和男裁判長は到着してすぐに「寝坊しました。大変申し訳ないです」と率直に謝罪し、裁判官に任官後初めての遅刻だと明かしたという。
会見には6人の裁判員と3人の補充裁判員が出席。怒りの発言は一切なく、「神経質では務まらない仕事だ」「事故や病気でなくて良かった」などと話したほか、「遅刻しただけで新聞に載るようなすごい方」と逆に裁判長の役割の大きさに驚いたという人もいた。
判決では、殺人未遂と非現住建造物放火の罪に問われた被告(28)に懲役7年(求刑懲役10年)が言い渡された。殺害を自分の意思でやめた「中止未遂」が成立するかが争点だったが、水島裁判長は「被告の供述は信用できず、中止未遂は成立しない」と指摘した。
ちょっと旧聞に属する話なんですが、びっくりしたのでコメントさせてください。
確かに、これまで、裁判長や検事が遅刻してくる、まして、寝坊しましたって説明したことは見たこともないし、聞いたこともないですね。
それにしても、裁判員=市民の方々、って、めっちゃめちゃ優しいんですね。この裁判長のお人柄もよかったのでしょう。殺人未遂で起訴されている被告人とそれを弁護する弁護人の心境はものすごく複雑でしょうけども。
弁護士は遅れてくる人はしょっちゅうです。私は気が小さいのでどうしても法廷に早く行ってしまうタイプなので、遅刻なんてしたことありません。
それどころか、民事訴訟は原告・被告そろった事件から弁論がはじまるので、相手の弁護士さんが遅刻の常習犯だといつも後ろに回されて、哀しい思いをします。
弁護士の中には、相手の弁護士が遅れてくるタイプか時間どおり来るタイプか、弁護士日誌という手帳に記載している人がいるくらいです。
そんな、気の小さい私も事務所の大掃除では思い切り寝坊してしまったという・・・しかも、掃除開始の2時間後まで寝ていて、結局、掃除を一切しないまま、鑑別所や裁判所に行く羽目になったという・・・忘年会つらかった~~という話でした。
ま、私、掃除はサボルのは、小学校以来だというウワサですが。