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与党圧勝、改憲派が3分の2以上の議席になるも、展望開いた野党共闘。1人区は2勝29敗から11勝21敗へ。


 

 2016年7月10日の参院選では、全国で32ある改選数1の「1人区」のうち、自民が21選挙区を制して大きく勝ち越し、全体でも自民、公明、おおさか維新、こころの改憲4党と無所属議員のうち改憲派の議員を合わせると3分の2の議席を確保しました。

 

  

 ただ、3年前の前回参院選では自民が29勝2敗と圧勝したのに対し、今回は野党側も1人区の全32選挙区で候補を一人に絞り、その結果11選挙区で議席を確保しましたので、野党共闘が一定の成果を上げたと言えそうです。

 もし、野党共闘にしなかったらどんな惨状だったかということを考えると、市民が橋渡し役になって野党が共闘した野党共闘には確実に効果があったと言えます。

 

 とくに凄かったのは、全部1人区になった東北6選挙区。

 福島、宮城で改選数が2から1に減る中、自民党は1議席を獲得。統一候補を擁立した民進、共産、社民、生活の野党4党は5議席を得て、野党共闘対与党は5対1と野党の圧勝でした。

 また、野党側は、今回から改選数が2から1に削減された宮城、新潟、長野の全てで自民に競り勝ちました。

 そして、福島、沖縄では、自民の現職閣僚を破っています。

 

 今回は、1人区しか野党共闘ができませんでしたが、1人区の野党共闘を深めていくだけでなく、次回の参院選では複数が当選する選挙区でも野党共闘をできるだけ進めるべきでしょう。

 また、今年末から来年にかけて解散総選挙が予想される衆院は選挙区がすべて小選挙区ですから、全選挙区での野党共闘をこれから進めてほしいものです。

 

 

自民党が勝ったという以上に、民進党が負けたという選挙。民進党はもう4回連続で負けていますから、ちゃんと考えないとだめですね。

各党の議席は世論調査の通りで、ほぼほぼ予想の範囲内、むしろ自民党の議席はもう少し多いかと思っていたくらいでした。

リベラル派の方々も無所属を含めて、改憲派で3分の2以上になることは覚悟されていたのではないでしょうか。

一回の選挙で一喜一憂して絶望したりするべきではありません。

常に闘いは今ここからです。

まず、改憲発議をストップすること。

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野党共闘、及ばず 複数区、比例に課題 1人区、一定の効果

 
 参院選では全国32の改選数1の「1人区」全てで野党4党が候補を一本化して臨み、一定の効果はあった。ただ、改選数3以上の選挙区で野党候補が乱立し、比例代表名簿の統一には至らず、「自民1強」は崩せなかった。与党は「自公対民共」の構図を強調。「野合」批判で保守層や無党派層を引きつけることを狙った。
 

 自民党はほとんどの1人区で公明党の推薦を確保して組織戦を展開し、21勝11敗と勝ち越した。一方、民進、共産、社民、生活の野党4党は共闘して対抗。「改憲勢力の3分の2阻止」や、安倍晋三首相の経済政策を批判して「アベノミクスのうたげは終わった」(岡田克也・民進党代表)などと訴えた。2013年参院選の1人区で自民に29勝2敗(当時31選挙区)を許したのに比べれば、野党の対抗力が強まった形だ。

 ただ、改選数3以上の選挙区で民進候補と共産候補が共倒れになるケースもあり、反安倍政権の比例票も割れた。野党の比例統一名簿を主張していた生活の党の小沢一郎共同代表は10日夜の記者会見で「統一候補は大きな一歩だが、反省しながら、国民が認めてくれる受け皿を進めることが今後の課題だ」と総括した。

 共産党の志位和夫委員長も党本部での記者会見で「11の勝利は最初のチャレンジとしては大きな成功だ。第2、第3段階に発展させたい」と今後の展開が必要と強調した。民進党の枝野幸男幹事長はNHK番組で「3年前は(参院選で旧民主党が)17議席で、どん底から何とか反転攻勢の一歩目、二歩目は踏み出せた」と評価し、岡田氏は野党共闘について「市民を巻き込んだ新しい政治を加速させたい」と強調した。

 一方、自民党の谷垣禎一幹事長はネット番組で「私どもの応援の方々には、(民進党が)共産党と一緒になったことに非常にアレルギーが多かった」と指摘。TBS番組では「他律的勝利だ」と述べ敵失による勝利だとの認識を示した。高村正彦副総裁も文化放送の番組で「野党がしていた経済政策の糾弾に、国民の審判が下ったと思っている」とアベノミクスに自信を見せた。ただ、稲田朋美政調会長がTBS番組で「共産が候補を降ろして1人区が厳しい」とも認めた。

 今回、自民党は1人区で北陸や九州などで順当に勝ち、参院選に限ると福井は9連勝、和歌山、山口、鹿児島で6連勝となった。野党4党は民進公認を15人、共産公認を1人、無所属統一候補を16人立てた。民進は輿石東副議長が引退した山梨で議席を守り、改選数2から1人区となった宮城、長野でも議席を確保。岩手、山形、新潟、沖縄で無所属候補が当選した。

 選挙戦では安倍首相の野党攻撃が目立ち、「まさに野合、無責任だ」「気をつけよう、甘い言葉と民進党」などの挑発を繰り返した。志位氏は「首相は野党共闘が怖くて仕方ないから全国で悪口を言っている。自公に野合と言われたくない」と反論したが、批判合戦の中でアベノミクスを巡る論戦は空回り気味だった。【小田中大】

公明7人全員当選 選挙区

 改選数2〜6の「複数人区」(全13選挙区)は、自民党が全選挙区で1議席以上を確保し、過去最多となる7人を立てた公明党も全員が当選した。与党は同一選挙区に複数の候補を立てる積極策が奏功した。一方、民進党は前回議席を逃した東京や埼玉、京都で議席を獲得。前回(当時民主)の10人を上回る14議席を獲得した。

 自民は13選挙区に、神奈川の追加公認候補を含む17人を出馬させ、16人が当選。東京(6人区)、神奈川(4人区)、北海道、千葉(いずれも3人区)ではすべて2人を擁立。北海道は1人が落選したが、ほかは2人全員が当選した。

 前回4人を複数人区に立てた公明は、改選数が1増となった愛知(4人区)、兵庫、福岡(いずれも3人区)の3選挙区で新たに候補を立てた。1999年の自公連立政権発足以来で最多の7選挙区で「自公競合」となったが、組織戦を展開して兵庫、福岡でともに24年ぶりの議席を得た。

 民進党は支持地盤が厚いとされる北海道、千葉、東京、神奈川、愛知の5選挙区で各2人を擁立。全複数人区で候補者を1人に絞った前回から攻勢に転じた。千葉、神奈川は1議席にとどまったが、北海道と東京、愛知では2人の当選を果たした。

 共産は全ての複数人区で公認候補を立てたが、当選は東京の1議席だけ。前回議席を得た大阪、京都は当選圏に届かなかった。おおさか維新の会は地元大阪の2人と兵庫の1人が議席を得た。【小田中大】

民進伸びず2桁減 岡田氏、代表選「白紙」

 
開票センターで席に着く民進党の岡田克也代表=東京都千代田区で10日午後10時16分、望月亮一撮影
 
 
 民進党は改選46議席を10議席以上減らす見通しだ。前回2013年参院選で旧民主党が獲得した17議席よりは増えるが、自民党には負け越し、伸び悩んだ。岡田克也代表は10日夜の記者会見で「(9月までの)任期の間、責任を果たさなければいけない」と、すぐに引責辞任することは否定した。しかし、改憲勢力の「3分の2阻止」は実現できず、党内から岡田氏の進退を問う声が高まる可能性もある。9月末までに実施される代表選では、次期衆院選に向けた野党共闘のあり方が争点となりそうだ。

 岡田氏は地元の三重選挙区で民進党候補が落選したら、次の代表選に出馬しないとしていたが、この候補は自民候補に競り勝った。明言しなかった目標ラインについて10日の会見では「(13年に獲得した)17の2倍が念頭にあった」と明らかにしたが、公認だけで34議席に届くかは微妙だ。代表選出馬については会見で「白紙」と繰り返した。

 岡田氏は、選挙中に街頭演説で「3分の2を許していいんですか」と繰り返してきたが、憲法を語らなかった安倍晋三首相に恨み節を漏らす。会見では「がちんこで戦って(3分の2を)取られたら敗北したということだが、(首相が)逃げて逃げて戦いになってない。堂々と議論すべきでなかったか」とし、自ら「最大の争点」としてきた3分の2獲得を許してしまった責任論への言及は避けた。

 今後の党内では、野党共闘の評価が議論となりそうだ。玄葉光一郎選対委員長は10日夜のNHK番組で「接戦区が多くなり一定の効果はあった」と意義を強調する一方、「検証し、再整理する必要がある」とも加えた。執行部には「1人区で10議席以上取れ、効果はあった」との声がある。

 ただ、そもそも安全保障など基本政策が異なる共産党との共闘に、保守系議員には不満がある。その一人は「一定の効果は認めるが、自衛隊を違憲という共産党は不安だ」と話す。ただ、比例復活の衆院議員には「自分の小選挙区に共産党が出たら勝てない」との声もあり、独自再建か共闘深化かの路線論争が代表選の争点になりそうだ。

 代表選には、岡田執行部系の「ポスト岡田」に蓮舫代表代行が取りざたされ、執行部と距離を置く前原誠司元外相、細野豪志元民主党幹事長らの名前もあがっている。【松本晃、横田愛】

共産、改選議席倍増 選挙区当選は東京のみ

 
テレビ各局のインタビューに答える共産党の志位和夫委員長=東京都渋谷区の同党本部で10日午後10時50分、内藤絵美撮影
 

 共産党は改選3議席の倍増を確実にしたが、選挙区は東京の1議席にとどまった。13年参院選で獲得した8議席(改選3議席)を上回る「(比例だけで)9議席」の目標達成は難しそうだが、1人区で共闘した4野党の中では唯一議席を伸ばした。次期衆院選でも小選挙区で候補一本化を図りたい考えだ。

 志位和夫委員長は10日夜の記者会見で、議席増を「重要な前進」と評価したうえで、「衆院選はぜひ野党共闘を発展させたい。(他の野党と)一致点では政策調整をやって合意形成を図る」と意欲を示した。

 共産党は春前から1人区の公認候補予定者を次々と取り下げ、野党共闘を主導したとアピール。選挙戦では「共産党躍進が野党共闘を前進させ、日本の政治を変える」と訴えた。

 候補者不在の1人区でも、民進党や無所属候補の応援に幹部が駆けつけて露出を増やし、「比例は共産党に」と呼びかけた。安全保障関連法廃止や、アベノミクス批判も展開し、他党支持者や無党派に支持拡大を図る戦略転換がある程度奏功したようだ。

 共産党は13年参院選に続き、14年衆院選で21議席(公示前8議席)を獲得。今回は参院比例で過去最高だった1998年の819万票を超える「850万票以上」を目指していた。【朝日弘行】

神奈川・中西氏、自民が追加公認

 自民党は11日、神奈川選挙区で推薦していた中西健治氏を追加公認したと発表した。公認は9日付。

無党派は野党へ 出口調査

 共同通信社が10日に実施した参院選の出口調査で、「支持政党はない」と答えた無党派層は21%だった。全国32の「1人区」(改選数1)について無党派層の投票行動を分析すると、野党統一候補に投票したという回答は56%で、自民候補の38%を上回った。(20面にグラフ)

 「野党統一候補」が「自民候補」より多かったのは26選挙区で、このうち11選挙区で実際に野党統一候補が勝利した。調査では山形、新潟、愛媛、沖縄では「野党統一候補」が7割前後を占めた。

 2013年の前回参院選の出口調査では、無党派層の1人区(当時は31選挙区)での投票先は、自民43%▽民主(当時)18%▽共産14%▽生活、社民、野党系無所属など計13%−−という回答だった。今回は、民進、共産、社民、生活4党の協力が無党派層への浸透に一定の効果を生んだといえる。

 ただ、出口調査では自民支持層が38%で、無党派層の倍近くに上った。無党派層が動くと投票率を押し上げる傾向があるが、今回、投票率は前回から大幅に増えなかったため、結果的には、1人区で自民候補が大きく勝ち越した。選挙区全体では、無党派層の32%が民進候補に、25%が自民候補に投票したと答えた。比例代表での無党派層の投票先は「民進」(23%)と「自民」(22%)がほぼ並んだ。

 出口調査では、安倍晋三首相のもとでの憲法改正への賛否も尋ねた。改憲に「反対」は50%、「賛成」は40%。賛成派の63%は比例代表の投票先を「自民」と答え、反対派は「民進」33%、「共産」18%、「自民」17%と分散した。【今村茜】

出口調査の方法

 47都道府県1856の投票所で、投票を終えた有権者に選挙区で投票した候補者、比例代表で投票した政党、候補者、支持政党などを答えてもらった。回答者総数は男性3万7702人、女性3万7602人の計7万5304人。



改憲勢力3分の2超す 自公、改選過半数


 
当選確実となった候補者名ボードに花を付け、笑顔を見せる安倍晋三首相(右)と自民党の高村正彦副総裁=東京都千代田区の同党本部で2016年7月10日午後9時47分、長谷川直亮撮影


衆参で憲法改正案の発議が可能 1人区、野党11勝21敗

 第24回参院選が10日、投開票された。自民党は改選50議席を上回り、公明党も選挙区候補が全員当選。安倍晋三首相が勝敗ラインとした自公両党で改選過半数の61議席を大きく超えた。憲法改正に前向きなおおさか維新の会などを加えた改憲勢力で参院(定数242)の3分の2(162議席)も確保。衆院はすでに自公だけで3分の2を超えており、衆参両院で憲法改正案の発議が可能な改憲勢力が形成された。民進党は改選46議席から大きく減らしたものの、改選数1の選挙区(1人区)では野党統一候補が11勝21敗となり、現職2閣僚を落選に追い込んだ。

 11日未明の段階で自民党と公明党、おおさか維新の会の3党で計74議席以上を確保する見通しとなった。与党とおおさか維新の3党に改憲に前向きな日本のこころを大切にする党を加えた4党の非改選議席は計84議席。非改選の無所属議員ら4人も改憲に前向きで、非改選の改憲勢力は88議席となる。これに74議席を加えれば162議席で、参院で3分の2に到達した。

 与党は2014年衆院選で3分の2を獲得しており、衆参ともに改憲発議が可能となった。秋の臨時国会以降に想定される改憲項目の絞り込みは難航が予想されるが、改憲発議に向けた環境が整った。

 安倍首相(自民党総裁)は10日夜、TBS番組で「改選過半数を獲得し、ほっとしている」と語った。選挙中は憲法改正に言及しておらず、同番組でも踏み込んだ発言を避け、「国民投票で問うべきものだ」と述べるにとどめた。

 一方、岩城光英法相(福島選挙区)と島尻安伊子沖縄・北方担当相(沖縄選挙区)の現職2閣僚の落選が決まった。第2次安倍内閣の発足後、現職閣僚が衆院の小選挙区で敗れて比例復活した例はあるが、議席を失うのは初めて。

 自民党は、安倍政権の経済政策「アベノミクス」の実績を強調し、政策の継続か否かを争点に掲げた。全体の結果を左右する32の1人区では21選挙区で勝利し、序盤からの堅調さを維持した。改選数2以上の複数区でも東京、千葉、神奈川で2議席を獲得。比例代表は18議席を得た13年参院選並みの議席となりそうだ。

 公明党は、複数区に過去最多となる7人を擁立して臨んだ。埼玉や兵庫は接戦となったが、7議席すべてを獲得。比例代表でも13年参院選並みの7議席獲得をうかがっている。

 一方、民進、共産など野党4党は全ての1人区で候補者を一本化し、安全保障関連法の廃止や改憲勢力による3分の2の議席獲得の阻止を訴えた。1人区で野党統一候補が勝利したのは11選挙区だった。

 民進党は、民主党として臨んだ13年参院選の17議席を上回ったものの、改選46議席には届いていない。岡田克也代表は地元の三重で敗北すれば代表を辞任する考えを示していたが、三重は民進現職が辛勝。岡田氏はNHK番組で「任期の9月までしっかり務める」と語り、選挙結果を受けた引責辞任を否定した。

 共産党は、13年参院選に続いて東京で議席を獲得し、改選3議席を倍増させる勢いだ。おおさか維新は大阪で2議席、兵庫でも議席を獲得し、改選2議席を上回った。社民党は比例代表で1議席を獲得。こころと新党改革は議席獲得に届いていない。

 今回の参院選では国政選挙では初めて選挙権年齢が18歳以上に引き下げられた。【古本陽荘】

 

 

無党派は野党へ 出口調査


 
参院選で1票を投じる有権者=神戸市で2016年7月10日午前9時58分、原田悠自撮影
 
 

 共同通信社が10日に実施した参院選の出口調査で、「支持政党はない」と答えた無党派層は21%だった。全国32の「1人区」(改選数1)について無党派層の投票行動を分析すると、野党統一候補に投票したという回答は56%で、自民候補の38%を上回った。

 「野党統一候補」が「自民候補」より多かったのは26選挙区で、このうち11選挙区で実際に野党統一候補が勝利した。調査では山形、新潟、愛媛、沖縄では「野党統一候補」が7割前後を占めた。

 2013年の前回参院選の出口調査では、無党派層の1人区(当時は31選挙区)での投票先は、自民43%▽民主(当時)18%▽共産14%▽生活、社民、野党系無所属など計13%−−という回答だった。今回は、民進、共産、社民、生活4党の協力が無党派層への浸透に一定の効果を生んだといえる。

 ただ、出口調査では自民支持層が38%で、無党派層の倍近くに上った。無党派層が動くと投票率を押し上げる傾向があるが、今回、投票率は前回から大幅に増えなかったため、結果的には、1人区で自民候補が大きく勝ち越した。

 選挙区全体では、無党派層の32%が民進候補に、25%が自民候補に投票したと答えた。比例代表での無党派層の投票先は「民進」(23%)と「自民」(22%)がほぼ並んだ。

 出口調査では、安倍晋三首相のもとでの憲法改正への賛否も尋ねた。改憲に「反対」は50%、「賛成」は40%。賛成派の63%は比例代表の投票先を「自民」と答え、反対派は「民進」33%、「共産」18%、「自民」17%と分散した。【今村茜】


出口調査の方法

 47都道府県1856の投票所で、投票を終えた有権者に選挙区で投票した候補者、比例代表で投票した政党、候補者、支持政党などを答えてもらった。回答者総数は男性3万7702人、女性3万7602人の計7万5304人。(共同)

 

 

野党共闘 及ばず 複数区、比例に課題


 
岡田克也・民進党代表(後列右から2人目)ら野党幹部と共に支持を訴える杉尾秀哉氏(同3人目)=長野市のJR長野駅前で2016年7月6日、巽賢司撮影
 

1人区、一定の効果

 参院選では全国32の改選数1の「1人区」全てで野党4党が候補を一本化して臨み、一定の効果はあった。ただ、改選数3以上の選挙区で野党候補が乱立し、比例代表名簿の統一には至らず、「自民1強」は崩せなかった。与党は「自公対民共」の構図を強調。「野合」批判で保守層や無党派層を引きつけることを狙った。

 自民党はほとんどの1人区で公明党の推薦を確保して組織戦を展開し、21勝11敗と勝ち越した。一方、民進、共産、社民、生活の野党4党は共闘して対抗。「改憲勢力の3分の2阻止」や、安倍晋三首相の経済政策を批判して「アベノミクスのうたげは終わった」(岡田克也・民進党代表)などと訴えた。論戦はすれ違い気味だったが、13年参院選の1人区で自民に29勝2敗(当時31選挙区)を許したのに比べれば、野党の対抗力が強まった形だ。

 ただ、改選数3以上の選挙区で民進候補と共産候補が共倒れになるケースもあり、反安倍政権の比例票も割れた。野党の比例統一名簿を主張していた生活の党の小沢一郎共同代表は10日夜の記者会見で「統一候補は大きな一歩だが、反省しながら、国民が認めてくれる受け皿を進めることが今後の課題だ」と総括した。

 共産党の志位和夫委員長も党本部での記者会見で「11の勝利は最初のチャレンジとしては大きな成功だ。第2、第3段階に発展させたい」と満足げな様子を見せた。岡田氏はNHK番組で「3年前の(参院選の)どん底から回復の途上だが十分ではない」とし、野党共闘について「市民を巻き込んだ新しい政治を加速させたい」と強調した。

 一方、自民党の谷垣禎一幹事長はネット番組で「私どもの応援の方々には、(民進党が)共産党と一緒になったことに非常にアレルギーが多かった」と指摘。TBS番組では「他律的勝利だ」と述べ敵失による勝利だとの認識を示した。高村正彦副総裁も文化放送の番組で「野党がしていた経済政策の糾弾に、国民の審判が下ったと思っている」とアベノミクスに自信を見せた。ただ、稲田朋美政調会長はTBS番組で「共産が候補を降ろして1人区が厳しい」とも認めた。

 今回、自民党は北陸や九州などで順当に勝ち、参院選に限ると福井は9連勝、和歌山、山口、鹿児島で6連勝となった。野党4党は民進公認を15人、共産公認を1人、無所属統一候補を16人立てた。民進は輿石東副議長が引退した山梨で議席を守り、改選数2から1人区となった宮城、長野でも議席を確保。岩手、山形、新潟、沖縄で無所属候補が当選した。

 選挙戦では「自公対民共」を強調する安倍首相の野党攻撃が目立った。「理念も政策も違うのに候補を統一し、まさに野合、無責任だ」「気をつけよう、甘い言葉と民進党」などの挑発を繰り返した。志位氏は「首相は野党共闘が怖くて仕方ないから全国で悪口を言っている」と反論したが、批判合戦の中でアベノミクスを巡る論戦は空回り気味だった。【小田中大】

 

 

投票率微増54.70% 過去4番目の低さ

 第24回参院選の投票率(選挙区)は毎日新聞の集計によると全国平均54.70%となり、2013年の前回参院選の52.61%を2.09ポイント上回った。投票率が上昇するのは07年以来だが、過去4番目に低かった。過去最低は1995年の44.52%だった。参院で改憲勢力が「3分の2」を占めるかどうかが注目されたが、投票率の改善はわずかにとどまった。

 一方、総務省が10日発表した期日前投票者数(選挙区)の速報値は1598万6898人で、参院選で過去最高だった前回の1294万9173人から23.46%増加した。全有権者の約15%が期日前投票をした計算だ。投票者全体に占める割合は約28%で、最高だった14年衆院選(24.03%)の記録を更新した。今回の選挙期間が通例より1日長い18日間だったことなどが増加につながった。

 また、今回から国政選挙で初めて選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられた。総務省は一部の投票所を対象にした抽出調査を実施し、18、19歳の投票率を11日にも発表する。【佐藤慶】

 

 

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