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うちはリベラル・左派の中では石破茂首相に一番つらく当たるブログなのですが(笑)、毎日新聞の特集ワイド
石破首相退陣に思う 倉重篤郎さん/南丘喜八郎さん/赤木雅子さん
のうち、森友事件で安倍晋三首相と昭恵夫人を守るために公文書を改ざんさせられ、非業の死を遂げられた赤木俊夫さんの妻雅子さんの
にはハッとさせられ、またほろっともさせられました。


参考記事 村野瀬玲奈の秘書課広報室さんより
雅子さんは
『この夏、首相官邸周辺での「石破辞めるな」デモに行きました。ちょっと離れた場所から見ていると、日が暮れてからどんどん人が集まる。
夜中には何百人もおられた。
来た人たちは、石破さんには最後までしがみついてほしいという気持ちが強かったのだと思います。
私もそうでした。』
とおっしゃいます。
まずその第一の理由は
『今年1月、財務省に情報開示を求めた裁判の2審で私が勝つと、国は上告を断念しました。
首相が石破さんでなければ、そうしてくれなかったと思います。
加藤勝信財務相にも「誠意をもって開示するように」と言ってくださいました。
空気や流れに乗っからず、夫のことを忘れてはいけないという信念があった石破さんは、「ブレない人」という印象でした。』
という点にあります。

財務省の森友文書不開示決定を違法として取り消した高裁判決に対して石破政権が上告断念。加藤財務相が「検察に出した文書はすべて財務省に戻ってきている」と文書の存在をやっと認めたのに開示すると明言せず(怒)
さらに、雅子さんは今年の広島原爆の日に一般参列者として広島の平和記念式典に参列されたそうで
『石破さんのあいさつは、定型文みたいだった昨年までの首相のそれとは違い、自分の言葉で、気持ちがこもっていました。
歌人・正田篠枝さんの短歌を引用されたのもすごく良かった。
石破さんに首相を辞めてほしくなかったのでショートメッセージを送りました。
「戦後80年談話も石破さんの言葉で聞きたいです」と。
行き着くところまで行きます、と返事をくださいました。
辞任表明の一報には本当にびっくりしました。残念です。』
とおっしゃっています。
実は雅子さんは安倍元首相が暗殺される直前に彼の演説を聞きに行ってもおられるのですが、雅子さんのフットワークの軽さというか、何かしないではいられないのであろう行動力にびっくりするとともに、石破首相が雅子さんに返信をしたことにも驚きました。
こういうところが、石破首相が良心的な市民に支持されるゆえんなのでしょう。
石破政権が公開し始めた森友事件文書に欠落があるのは「国会での質問につながりうる材料を極力少なくすることが主たる目的だった」(財務省)。国会は特別委員会を作って麻生元財務相や佐川元局長らを証人喚問せよ。
雅子さんは
『次の首相は、安倍さんの「におい」がする人は嫌です。
お仲間だと結局、都合の悪いことは隠されてしまうと思うので。』
とおっしゃっていますが、「安倍臭」のしない総理総裁候補なんて自民党にはいないでしょう。
自民党全体が腐りきっているのですから。
誰が総裁になっても自民は悪党。
俊夫さんの無念を晴らすためには政権交代しかないんですよ、雅子さん。

編集後記
安倍昭恵氏が日本政府に内緒で?ロシアに渡航してプーチン大統領に「ロシアは大切な隣国」。侵略国ロシアに免罪符を与えるような余計なことをするよりも、国会の証人喚問で森友事件での自分の関与について説明せよ。
確かに安倍・菅・岸田首相らに比べたら、石破さんははるかに人間味があると思います。
今回、石破首相と雅子さんがLINEでやり取りをしていたり、国会で面会したりしていたことを知って驚きました。
でも、その石破首相だって俊夫さんの墓参りに行きたいといってみたり、雅子さんに返信をくれるだけで、森友事件について国会に特別委員会を作るでもなく、財務省に第三者委員会を作るでもなく、国会に麻生元財務大臣や佐川元局長や安倍昭恵夫人を証人喚問するわけでもなく。
石破首相という人は難しいことはやらないんです。
国政をつかさどる内閣総理大臣として権限はあってできるはずの本質的な手は何も打たず、安倍派や麻生氏との決定的な対決は避けて逃げてしまったまま、総理を辞めるんですよね。
石破さんのような、ええ人みたいに見えるけど困難には立ち向かわず難しいことは何もやらず、すぐできることだけやるというやり方、あり方を良しとしてしまったら、やはりいけないと思います。
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石破茂首相(自民党総裁)が7日の記者会見で退陣を表明した。参院選大敗で衆参両院とも少数与党という苦境に陥って1カ月半。党内には「石破おろし」が吹き荒れていたが、政界の外を見回せば「石破辞めるな」デモも起きていた。石破さんを注視してきた人たちは、退陣をどう受け止めているのだろう。
毎日新聞客員編集委員 倉重篤郎さん やはり弱すぎた党内基盤
退陣すると聞いて、やっぱり持たなかったな、もっと頑張ればよかったのにな、という二つの気持ちがあります。
権力闘争で最終的にものを言うのは数です。石破さんには、政権のため命を投げ出しても頑張ってくれるという「兵力」が足りなかった。党内基盤が弱すぎました。
とはいえ、首相は人事権と解散権を持っています。この局面で「これだけはやりたい」と言えれば、衆院解散のネタになるし、党総裁選が前倒しされたら再出馬することだってできた。だけど、政策の絞り込みも足りなかった。
石破さんの著書「保守政治家」を編集しましたが、石破さんは世論によって育てられた政治家だと思います。徒党を組むタイプではなく、一人で勉強して本を読んで賢くなることが好きな人です。党内に支持者が少なくても、世論の支持者は多いことを自分のパワーにしました。
退陣を表明した記者会見で、質問に「どうしたらよかったのかな」と答えていたのが印象的でした。党内融和を優先して一歩一歩進めようと思ったけど時間が足りなかった、というのが本音でしょう。
選挙で3連敗を喫した参院選から50日近く。続投すると居直れれば意味があったけど、結局は党内に負けたと判断したのでしょう。過去5回も党総裁選に出馬した、いわば「政局の鬼」ともいえる面を生かし切ることができませんでした。惜しいと思います。
私が石破さんに期待していたのは外交・安全保障です。日本は戦後、日米安保の一本足打法を続け、それが安倍晋三政権下でより強化された。歴史認識において大陸侵略に対する反省と謝罪を大切にする石破さんならば、中国との交流も強化できたでしょう。自立した、そして国益に基づいた外交に切り替えるチャンスでした。
石破さんは会見で、党の分断は本意ではないとも話していました。それは自民に良くないことだとしても、日本の政治にとってはどうなのでしょうか。今度の党総裁選は、これまでと違って、どの党と連立を組むか、どの党と一緒に政策を実現したいかが焦点になります。【聞き手・榊真理子】
言論誌「月刊日本」主幹 南丘喜八郎さん 自民は解党した方がいい
石破さんが国としての独立と担うべき平和への責任から「日米地位協定の改定」や「アジア版NATO(北大西洋条約機構)の創設」を訴えたのに、議論が深まらなかった点が残念でした。安全保障に精通している強みをもっと打ち出していれば、政権は続いていたのかもしれません。一方で米国と難しい関税交渉を続けながら、荒れやすい近隣諸国との関係性はたくみに維持していたように思います。
日本は2027年度までに防衛費を国内総生産(GDP)比で2%に引き上げる方針です。ただ今春、米トランプ政権は3・5%まで増額するよう要求したと報じられています。日本周辺の緊張状態を考えると、防衛費は増えていく流れなのでしょう。この分野に詳しい石破さんだからこそ、将来にわたりこの国を守るすべについてもっと発信してほしかった。
米国との関税交渉は大変だったのでしょう。参院選のさなか「国益をかけた戦いだ。なめられてたまるか」と発言した時は、驚きました。
ただ、8回も自身に近い赤沢亮正経済再生担当相を訪米させたその交渉手法については、冷ややかに見る自民関係者がいました。国益をかけてぶつかるはずの場が多すぎて、いぶかしがられてしまう側面もあったのでしょう。
自民は11月で結党から70年となります。結党時の主要なテーマの一つは自主憲法の制定でした。だが、自民はかなりの期間、政権を担っていたはずなのに、実現できていません。この間、日本を取り巻くパワーバランスも社会構造も大きく変わりました。
石破さんは退陣表明の記者会見で、自民は「真の意味での解党的な出直しを成し遂げなければならない」と訴えました。でも、私は解党した方がいいと考えます。近年の党総裁は菅義偉さんを除けば世襲の方が目立ちます。社会の格差は深刻化しています。自民はもはや、政党として市井の声をくみ取れなくなっているのではないでしょうか。
政界を見回しても、政権を担える野党は見当たりません。今度の自民総裁選は、政党政治の限界を強く印象づけることになりそうです。【聞き手・岸達也】
残念な「石破退陣」 森友学園問題追及、赤木雅子さんの思い
石破茂首相(自民党総裁)が7日の記者会見で退陣を表明した。参院選大敗で衆参両院とも少数与党という苦境に陥った党内では「石破おろし」が強まる一方だった。だが、学校法人「森友学園」を巡る公文書改ざん問題を追及してきた赤木雅子さんは、残念でならないという。真意を尋ねた。
石破首相退陣の受け止めを3人に聞きました。
「石破本」編集の倉重篤郎・本紙客員編集委員 その時、何を思ったか
自民は解党した方がいい 「石破退陣」に言論誌主幹が漏らした感想
この夏、首相官邸周辺での「石破辞めるな」デモに行きました。ちょっと離れた場所から見ていると、日が暮れてからどんどん人が集まる。夜中には何百人もおられた。来た人たちは、石破さんには最後までしがみついてほしいという気持ちが強かったのだと思います。私もそうでした。
「原爆の日」の8月6日、私は一般参列者として広島の平和記念式典に行きました。石破さんのあいさつは、定型文みたいだった昨年までの首相のそれとは違い、自分の言葉で、気持ちがこもっていました。歌人・正田篠枝さんの短歌を引用されたのもすごく良かった。石破さんに首相を辞めてほしくなかったのでショートメッセージを送りました。「戦後80年談話も石破さんの言葉で聞きたいです」と。行き着くところまで行きます、と返事をくださいました。辞任表明の一報には本当にびっくりしました。残念です。
夫が公文書を改ざんさせられた当時は安倍晋三首相でした。お友達や自分の考えにそぐう人だけ優遇し、周囲にそんたくさせることがまかり通っていたと感じます。もう二度とそんな時代は来てほしくない。この国には公務員の仕事に誇りを持っている人が何百人、何千人といるはずです。国民のために働きたい人が公務員になりたいと考えるような国であってほしい。夫みたいな人間を作らないでほしい。もしそうなってしまったら、なぜなのかを最後まで追及してほしいと思います。
次の首相は、安倍さんの「におい」がする人は嫌です。お仲間だと結局、都合の悪いことは隠されてしまうと思うので。【聞き手・奥村隆】
石破茂首相は17日、学校法人森友学園への国有地売却を巡る財務省の公文書改ざん問題で自殺した同省近畿財務局職員赤木俊夫さんの妻雅子さんと国会内で短時間、立ち話した。
政府、森友問題で上告せず 逆転敗訴確定へ―石破首相、文書開示「誠実に」
雅子さんは首相が出席した衆院予算委員会を傍聴。委員会が休憩となった際、移動中の首相に声をかけた。
同委で、首相は俊夫さんの墓参を求められ、「個人としては行きたい。同時に行政の長として行くと違う意味を持つものだ。適切に判断したい」と述べた。文書開示については「情報公開法の趣旨にのっとって対応する」と表明した。
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