
イランへの攻撃の死者が1000人を超える中、イランの核施設を攻撃したことを広島長崎への原爆投下と同じく戦争を終わらせたと自画自賛するトランプ大統領を、ネタニヤフ首相がノーベル平和賞に推薦(呆)。
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イスラエル軍が2025年9月9日、カタールの首都ドーハにあるイスラム主義組織ハマス幹部らが住むという建物を空爆し、ハマス関係者ら6人が死亡しました。
ハマスはパレスチナ自治区ガザのイスラム主義組織だが、ドーハに政治部門の拠点を置き、幹部が対外的な活動を行っているのです。
この蛮行について、イスラエルのネタニヤフ首相は攻撃について、エルサレム北部で9月8日に起きたパレスチナ人による銃乱射事件を受けたものだと主張しましたが、国連憲章をはじめとして国際法は自衛以外の他国への武力行使を禁じています。
したがってもちろん、カタールの国家主権を侵してイスラエルが武力攻撃をする権利は全くなく、これは明白な国際法違反です。
カタール外務省が
「国際法違反は明白で、国民への重大な脅威」
と強く非難したのは当然です。


イスラエル軍がまたもガザ地区で大規模な地上侵攻。パレスチナ人住民「イスラエル軍はこれ以上何を破壊するのか」「いっそ死んでしまいたい」。国際社会はガザを見殺しにせず、イスラエルに経済制裁を。
特に、カタールはハマスの政治部門を常駐させている地の利を生かして、今回のイスラエルによるガザ侵攻の停戦協議の仲介役をしてきました。
その仲介役の国にいきなり空爆したのですから、カタールが激怒するのは当然です。
カタールのムハンマド・サーニ首相は9月9日の記者会見で、
「攻撃は完全に不意打ちだった」
と怒りをぶちまけ、地域の安定に向けた仲介努力は継続する考えを示したものの、イスラエルのネタニヤフ首相を念頭に、
「この地域には政治的傲慢さを示し、国家主権を侵害するならず者がいる」
と糾弾した上で、イスラエルの敵対的行為に対し、地域全体で対応する必要性を強調しました。


ここで注目すべきはムハンマド首相が、カタールが米国から電話で攻撃の通知を受けたのは、攻撃開始から10分後だった、と説明したことです。
つまりトランプ政権はイスラエル軍によるカタール攻撃を事前に知っていたことになります。
これについて、トランプ大統領は9月9日に記者団からの質問に答えて
と述べるなど、自分がイスラエル軍のよるカタール攻撃にゴーサインは出していないと国際社会に思わせようとしていますが、この人、ネタニヤフ首相と同じく盟友のプーチン大統領に対しても不満だと口では何度も言ってますから、不満とはいってもそれは反対は意味しないんです。
たとえば、ウォールストリート・ジャーナル電子版は9月10日に、米政府高官の話として、トランプ米大統領が9月9日にイスラエルのネタニヤフ首相と電話会談した際に激論を交わしたと報じ、その中で、トランプ大統領は不意を突かれたことへの「深い憤り」を伝達したとしています。
しかし、ロイター通信は9月9日、イスラエル政府関係者の話として、イスラエル側が米国に攻撃を事前に通知していたと報じています。
さらに、イスラエルメディアでは今回のドーハでの攻撃について、トランプ氏が「青信号」を出したとも報じています。



イスラエルのネタニヤフ政権に対してはロシアのプーチン政権に対するのと同様、総入れ歯になったのかと思うくらい歯切れが悪いトランプ大統領。
イスラエルのネタニヤフ政権がガザ市完全制圧作戦を決定。トランプ米大統領もこの計画を承認。ウクライナと同じくガザでも市民を追い出し侵略者に領土を与えるトランプ大統領たち権力者を許すな。
なにより、米ホワイトハウスのレビット報道官が9月9日、
「大統領はカタールをアメリカの強力な同盟国と考えており、今回の攻撃を非常に残念に思っている。」
「カタール国内への一方的な攻撃は、イスラエルやアメリカの目標達成にはつながらない」
と言いながら、同時に
「ハマスを排除することは、価値ある目標だ」
とも言い切っています。
さらに、レビット報道官はイスラエルの作戦はアメリカ軍が事前に把握し、トランプ大統領がカタール側に警告したと言ったのですが、攻撃から10分後に連絡しておいて警告したも何もあったもんではありません。
イスラエル軍によるカタール攻撃後の関係者の言動を見れば、トランプ大統領がネタニヤフ首相にカタール攻撃に対する承認を与えていたことは明白です。
イスラエルとハマスの停戦交渉をエジプト・カタールとともにやっていたはずのトランプ大統領が裏ではカタール攻撃を承認して停戦潰し。
まさに停戦などする気もないロシアのプーチン大統領に協力して、ウクライナでの「和平」協議をトランプ大統領がかき回しているのと全く同じ構造です。

侵略国ロシアのプーチン大統領と虐殺国イスラエルのネタニヤフ首相らに逮捕状を出した国際刑事裁判所(ICC)の裁判官・検察官らに対して、アメリカのトランプ大統領が制裁。赤根智子所長「法の支配は風前の灯火」
ムハンマド首相が言うように傲慢なネタニヤフ首相は9月10日、カタールに対して
「ハマスを追放するのか、裁きにかけるのか、どちらかだ。やらないなら、我々がする」
と述べ、まだカタールへの攻撃を続けることも辞さないという脅迫をしました。

これまで同じように侵略・侵攻されているウクライナとガザでの戦争について、ロシアには経済制裁をしながら、イスラエルに対しては口で文句を言うだけだったヨーロッパもついに動きだし、欧州連合(EU)欧州委員会のフォンデアライエン委員長は10日、欧州議会での演説で
日本の石破首相が辞めるまでになにかいいことをしろという声が上がっていますが、パレスチナ国家承認とイスラエルへの経済制裁を決めたら、これは画期的だと思いますが、やらんやろな(-_-;)
トランプ大統領に土下座外交したことしかないんだから。

イスラエルのネタニヤフ政権によるジェノサイド政策でガザ地区に飢饉発生と国際機関が初の宣言。全域で50万人が壊滅的状況、100万人が危機的状態。国際社会はネタニヤフ・トランプ政権の民族虐殺を許すな。
編集後記

イスラエルが国際法に違反してイランを攻撃。自分の権力を維持するために戦争をし続けるネタニヤフ首相は断罪されるべき。しかし侵略国ロシアのプーチン政権がイスラエルを批判する「おまいう」が笑止千万(笑)。
ハマスの越境攻撃で1200人を殺害したことや200人以上も誘拐はもちろん許されない言語道断の犯罪ですが、イスラエルがガザで殺した市民は6万5千人以上でハマスに殺された人数の50倍をはるかに超える人数を殺しているんです。
さらに、なんとガザ侵攻以来、イスラエル軍が国境を越えて武力攻撃した国は、国際社会の多くの国が国家として認めているパレスチナ以外にレバノン、シリア、イラン、イエメン、カタールで6か国目ですよ?!
9月11日にもまたフーシ派の拠点を攻撃するといってイエメンに武力行使をして160人も殺しています。
ネタニヤフ首相は戦争が終わったら求心力を失って、政権は崩壊、そうしたら収賄罪の刑事裁判も再開ですから、権力を維持して刑務所の入らないために必死に戦争が終わらないようにしているわけです。
ガザの市民のために物資を運ぼうとしているガザに向かっていたスウェーデンの環境運動家グレタ・トゥンベリさんらの救援船団をイスラエル軍はこの前は拿捕したのですがが、とうとう、チュニジア沖で9月8日・9日と2日連続でドローン攻撃しています。
ロシアのプーチン政権とイスラエルのネタニヤフ政権こそ国際社会の無法者であり、両者ともに国際社会は断固として糾弾し、制裁を加えるべきなのです。
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2025/09/10 共同通信
イスラエルはカタールのドーハを空爆した
イスラエル軍は10日、カタールの首都ドーハで、イスラム組織ハマスの指導部を標的とした空爆を実施した。ハマスによると指導者は無事だったが、双方に複数の死者が出ている。2023年10月のハマスによるイスラエル急襲以降、イスラエルが攻撃した国は6カ国目となり、中東での紛争拡大が鮮明になっている。
ハマスの発表によると、指導者は攻撃を生き延びたが、メンバー5人が死亡した。また、カタール政府は治安当局者1人が死亡し、負傷者が出たと明らかにした。ドーハでは10日、複数回の爆発音が聞こえ、黒煙が上がるのが目撃された。公開された画像には、黒く焼け焦げ、破壊された建物が写っている。
この攻撃に対し、英国、エジプト、ドイツ、サウジアラビア、カナダなどが強く非難。欧州連合(EU)も国際法違反にあたるとの見解を示した。
カタール外務省の報道官は「国際法の露骨な違反」であり、市民への「深刻な脅威」だと非難。「カタール国はこの攻撃を強く非難する。この無謀なイスラエルの振る舞いと、地域の安全を継続的にもてあそび、我が国の安全と主権を狙ういかなる行動も容認しない」との声明を出した。
一方、イスラエル首相府は、イスラエル軍が「ハマスのテロリスト最高幹部」に対し、「完全に独立した」作戦を実行したものであり、攻撃は正当化されると主張した。イスラエル当局者が同国のテレビ局「チャンネル12」に語ったところによると、米国のトランプ大統領がこの攻撃を承認したという。ホワイトハウスは攻撃前にカタール側に警告したと発表したが、カタール政府はこれを否定している。
ハマスは、この空爆がイスラエルのネタニヤフ首相が「いかなる合意にも達することを望んでおらず、自国の人質の命を無視して、あらゆる機会と国際的な努力を意図的に失敗させようとしている」ことの証左だと主張した。
今回の攻撃は、2023年10月7日にハマスがイスラエルを襲撃し、約1200人を殺害、251人を人質に取った事件に端を発する一連の紛争が、さらに拡大したことを示している。この襲撃をきっかけにイスラエルはガザ地区への大規模な攻撃を開始し、地元の保健当局によると、これまでに約6万5000人のパレスチナ人が死亡し、地区の大部分が破壊された。
イスラエルによるガザ地区とヨルダン川西岸地区への攻撃は、一時的な停戦期間を除き、2年近くにわたって激しく続いている
ガザへの空爆開始直後には、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラが、パレスチナ人との連帯を示すとしてイスラエルへのロケット弾攻撃を開始し、2024年後半の停戦合意まで続いた。イエメンの武装組織フーシ派もパレスチナ支援を掲げ、イスラエルに向けてロケット弾を発射する一方、紅海でイスラエルの戦争遂行を支援していると見なした船舶への攻撃を繰り返した。これに対しイスラエルは、フーシ派の軍事能力を低下させるため、空港や発電所などフーシ派支配地域を標的に攻撃している。
また、シリアで2024年12月にアサド政権が崩壊した数日後には、イスラエルは同国の軍事インフラや空港などを破壊するためとして空爆作戦を開始した。今年6月にはイラン国内の軍事施設や核関連施設、兵器庫など広範囲にわたって大規模な攻撃を実施し、後には米国もこの攻撃に加わった。
イスラエルによるカタールの首都ドーハへの攻撃を巡り、同国のムハンマド・サーニ首相は9日の記者会見で、「攻撃は完全に不意打ちだった」と怒りをぶちまけた。地域の安定に向けた仲介努力は継続する考えを示したものの、イスラエルとの信頼関係は大きく揺らぎ、停戦を目指す動きには大きな打撃となった。
ムハンマド氏は記者会見で、攻撃的な施策を展開し続けるイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相を念頭に、「この地域には政治的 傲慢 さを示し、国家主権を侵害するならず者がいる」と糾弾した。その上で、イスラエルの敵対的行為に対し、地域全体で対応する必要性を強調した。
ムハンマド氏の説明によると、カタールが米国から電話で攻撃の通知を受けたのは、攻撃開始から10分後だった。レーダーが探知できない兵器が使われたとの認識を示し、攻撃が全く予想されない形で実施されたと強調した。担当閣僚の下に法務チームを設置し、イスラエルに対抗するための法的措置に着手するとも表明した。
カタールは、6月にイスラエルとイランが直接交戦した際にも、国内にある米軍基地がイランから攻撃を受けた。ただ、この時はイラン側から事前に攻撃の通告があり、米国と連携して防衛に当たることができた。
仲介外交に力を入れるカタールは、イスラム主義組織ハマス政治部門の事務所をドーハに受け入れてきた。パレスチナ自治区ガザの停戦交渉では、ドーハは協議の主要な舞台となっており、ここ数日間も進展に向けて調整が行われていた。
ムハンマド氏は、そのさなかにイスラエルが交渉相手を狙ったことについて「裏切りとしか呼べない」と非難し、これまでの仲介努力を正面から否定するかのようなイスラエルの行動に強い不信感を示した。(カイロ支局 西田道成)
イスラエル、ドーハ攻撃を米国に事前通知 「トランプ氏が容認」報道も
毎日新聞
2025/9/9 23:20(最終更新 9/9 23:20)
イスラエル軍の攻撃で破壊された建物=ドーハで2025年9月9日、ロイター
パレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスの幹部を標的にイスラエル軍が9日、カタールの首都ドーハを爆撃したことを巡り、ロイター通信は9日、イスラエル政府関係者の話として、イスラエル側が米国に攻撃を事前に通知していたと報じた。
米国はカタールやエジプトとともに、ハマスとイスラエルの停戦交渉を仲介している。ロイター通信などによると、米国はハマスに対し、新たな停戦案を提示しており、カタールはハマスに受け入れを迫っていた。
イスラエルメディアでは今回のドーハでの攻撃について、トランプ氏が「青信号」を出したとも報じられている。ハマス幹部を殺害することで、全面的に停戦案を受け入れるよう圧力をかける狙いがあった可能性がある。【カイロ金子淳】
イスラエル、カタール再攻撃を示唆 停戦交渉停滞懸念も強硬姿勢
イスラエルのネタニヤフ首相は10日、パレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスの政治局が事務所を置くカタールに対し「ハマスを追放するのか、裁きにかけるのか、どちらかだ。やらないなら、我々がする」と述べた。イスラエルはカタールへの攻撃で国際社会から非難を浴びているが、強硬姿勢を示すことで人質を拘束するハマスに圧力をかける狙いがあるとみられる。
ただ、最大の後ろ盾のトランプ米大統領は9日の攻撃後、カタールのタミム首長らと電話協議し、「二度とこのような事態が起きないと確約した」としている。米国の同盟国のカタールで、ハマス幹部を狙った攻撃を再び実行できるかは不透明だ。
ガザ地区の戦闘を巡っては、イスラエル軍は10日もハマスが拠点に使っているとして、北部ガザ市の高層ビルを破壊した。高層ビルの破壊は6日連続。イスラエルメディアによると、ガザ市制圧に向けて、数日以内に地上侵攻が始まる可能性があるという。
イスラエル軍は同日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派が支配する首都サヌアなども空爆。ロイター通信によると、国防省などが標的になり、35人が死亡、131人が負傷した。イスラエル南部の空港が無人航空機の攻撃を受けたことの報復だとしている。【エルサレム松岡大地】
レビット報道官:
大統領はカタールをアメリカの強力な同盟国と考えており、今回の攻撃を非常に残念に思っている。
ホワイトハウスのレビット報道官は、イスラエルによる攻撃について「カタール国内への一方的な攻撃は、イスラエルやアメリカの目標達成にはつながらない」と述べるとともに、「ハマスを排除することは、価値ある目標だ」とも語り、一定の理解を示しました。
またイスラエルの作戦はアメリカ軍が事前に把握し、トランプ大統領がカタール側に警告したことを明らかにしました。
攻撃の後、トランプ氏はイスラエルのネタニヤフ首相と電話で会談し「異議」を唱えるとともに、カタールのタミム首長に対しては「同様の事態が二度と起こらないこと」を保証したということです。
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