
自分の手は汚さず汚れ仕事は立花孝志氏にさせ、甘い汁だけチューチュー吸いまくりの斎藤元彦兵庫県知事。そして斎藤知事のおかげで立花氏も売名行為ができるという持ちつ持たれつの関係だ(-_-;)。
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あまりにも悪い政治家と政党が多すぎるのでこの人のことを単独で記事にする余裕がありませんが、学歴詐称が問題になっているのに辞意さえ撤回して姿勢を大混乱に陥れている伊東市の田久保真紀市長。
この人の粘り腰といいますか、往生際の悪さは、これはもう兵庫県の斎藤元彦知事が悪影響を及ぼしてしまっているのは間違いないと思いますね。
田久保市長への辞めろというクレームが伊東市に殺到しているのに対して、例の親露派陰謀論の若手弁護士がそれほど抗議するようなことではないと書いていて呆れたんですが、東洋大学を除籍処分になっているのにそれがわかっていて卒業だと称していたのであれば、これはれっきとした公職選挙法違反ですからね。
選挙の立候補者が経歴(学歴を含む)を詐称した場合、それが選挙公報などでなくても「虚偽事項公表罪」(公職選挙法235条)に該当する可能性があります。
この罪が成立すると2年以下の禁錮または30万円以下の罰金が科されますし、当選が無効となる公民権停止となる等の重大な影響が生じることもあります(同法251条、252条)。
しかも、田久保市長が市議会議長らにチラ見せした卒業証書を偽造したのなら私文書偽造の罪にも当たります(刑法159条)。
ロシア軍が国連憲章に違反して侵略したこともスルー、拷問・処刑・強姦・原発攻撃・子どもたちの強制連れ去りなど戦争犯罪を犯してもスルー、そういうルール無用法律家ではなく普通の弁護士なら、田久保市長のことをスルーなんてできないんですよ。

東京新聞 『なんで強気?辞職撤回の田久保真紀・伊東市長 「改革者」アピール、議論すりかえ…兵庫の騒動とそっくりで』
さて、田久保市長は市議会に地方自治法に基づく百条委員会ができているのに出頭もせず、卒業証書も出さないと完全に非協力を貫いていて、伊東市の全部長から辞職するように申し入れまでされているのですが、斎藤知事も自分が設置した第三者委員会から公益通報者保護法違反だとかパワハラだとかをどれだけ認定されても県知事の座にしがみついています。
そして、大阪維新の会の大阪「都」構想でも反対運動を頑張られたうちの常連コメンテーターの茶碗さんから北村晴夫弁護士に関する記事へのコメントの中でこういうお話をいただきました。
『また記事にしてくださると思いますが、時事通信の女性記者も、立花に実名と連絡先をさらされて、いわゆる犬笛を吹かれて、SNSで物すごい攻撃されていて、本当に怖いです。
県民局長さんのご遺族への誹謗中傷を知事が止めるべきではないかという人間として当たり前のことを齊藤に質問しただけで、今現状、見るに堪えない個人攻撃のされ方。
フルネームまで名のって、勇気と信念を見せた女性記者さんに対して、なんと卑劣なことか。
権力と金の走狗が人を工作員だの非国民などとよく言えるなと思います。』
すみません、全然知りませんでした。

案の定、斎藤知事を擁護している日本保守党の北村晴夫弁護士。


兵庫県の第三者委員会が、斎藤元彦知事への告発文書を作成した元県民局長の私的な情報を井ノ本元総務部長が県議会議員に漏えいしたと認定し、漏えいが斎藤知事らの指示で行われた可能性が高いとする調査結果を発表!
この件ですが、2025年7月29日に実施された定例会見で、出席した記者のひとりが質疑応答で自身が所属する媒体名と自身のフルネームを名乗った上で、こう問題提起したというのです。
「先週もここで質問をして、その後、会社にクレームの電話が鳴り止まずに私は県政の担当を外れることになりました。
記者が会見で質問をして、即日炎上して、翌日には配置換えが決まるということが兵庫県では起きます。
これをまた成功体験にして、ネットの人たちがこぞって兵庫県に集まってくると。
兵庫県はそういう遊び場になっていると、私は思いますね」
というのです。
これがその時事通信のその女性記者さんなわけです。


斎藤元彦兵庫県知事が絶体絶命。パワハラ防止法違反、公益通報者保護法違反、公職選挙法違反(買収)に続いて地方公務員法の守秘義務違反の共同正犯であることが確定。違法行為まみれの斎藤知事は辞職しかない。
そしてこの女性記者は
「こうすることで記者が委縮して、職員や議員が委縮していくわけですけれども。斎藤知事が推し進めている風通しの良い職場づくりはそれで実現するんでしょうか。
まともな県政運営に繋がるんでしょうか。
いつも震源地にいるのは知事です。知事しかこの状況を変えられないと、私は思っています。
なのに知事はこの状況を問題に思っているようにも、変えようと思っているようにも見えません。
いつまでこんなことが続くのか、続けるのかと私は思っています」
ああ、橋下徹大阪府知事→大阪市長に鋭い質問をして、維新を支持するイシンジャーたちに徹底的にやられたMBSや朝日新聞などの女性記者たちのことがデジャヴのように思い出されますね。

パワハラ疑惑で二人の県職員を自死させた斎藤元彦兵庫県知事が失職と出直し選挙への出馬を表明した日、日本維新の会創設者の橋下徹氏が大阪高裁の名誉毀損判決でまた敗訴。「飴と鞭でマスコミをDVして服従させた」
日本維新の会創設者の橋下徹氏がれいわ新選組大石あきこ共同代表に名誉毀損訴訟で敗訴・確定。党首討論番組で「れいわの大石さんもつい先日、不記載というものがありました」と名指しで仕返しを図るも返り討ちにw
あのころ、実名を出してこのブログで記者への応援記事を書いたら、ある女性記者からイシンジャーたちからますます叩かれることになるので止めてくれ、と人を介してご連絡がわざわざあり、あわてて記事を削除したものでした。
10年前まで橋下氏と維新を熱狂的に支持していた人たちと、その維新推薦で兵庫県知事になった斎藤元彦氏をこれまた熱狂的に支持している人たち。
自分の「推し」である橋下氏や維新や斎藤氏のためなら、どんな過激な「推し活」で報道機関や記者たちの報道の自由を侵害し、市民の知る権利も侵害してもまったく気にしないこの人たちは、実際同じメンバーもいるのかもしれないし、少なくとも中身的には全く同じ心根を持っています。
冒頭の陰謀論弁護士もクレーム殺到を批判するなら田久保市長への正当な抗議ではなく、こういう斎藤信者やイシンジャーの「電凸」をこそ非難したらどうなんでしょうか。

そういえば、親露派陰謀論者の「今こそ停戦を」一派に絶大な人気を誇る親プーチン・トランプの橋下徹弁護士。
立花孝志氏に情報提供した岸口実・増山誠兵庫県議に対する日本維新の会の処分が、実質は維新オーナーの橋下徹氏の主張通り、岸口除名・増山離党勧告の逆転処分に。維新最大の権力者である、#橋下徹をテレビに出すな
さて、斎藤知事は先ほどの時事通信の女性記者からの追及に対して
「「いま現在ですね、週1回のこの定例会見については、今日もそうですけども、県としての発表をさせていただいて。
その後、限られた時間にはなりますけども、質疑の方をできるだけ自分として、できることをさせていただいているというところですので。
その点は私としても、対応させていただいてるというところは、ご理解いただきたいという風に思います」
と答えたというのですが、何の回答にも解決策にもなっていませんよね。
端的に言って、斎藤知事を応援すると称して兵庫県に乗り込んできて誹謗中傷をしまくった立花孝志NHK党党首と、彼の「犬笛」に踊らされた斎藤信者と立花信者による数を頼んだ言論の自由侵害こそが問題になっているのです。
それを時間をかけて記者の質問に答えるのが自分の「対応」だというのですが、定例記者会見なんだから記者の質問に答えるのは当たり前やろ!

たぶん日本の憲政史上、同時にこれだけ刑事告発された知事はこの人しかいないのではないか。
斎藤元彦兵庫県知事が阪神・オリックス優勝パレード背任事件に続いて折田楓社長のメルチュ社への公職選挙法違反の買収事件でまた書類送検。まだ「適法の認識に変わりない」と言っている斎藤知事の存在がもう反社だ。
ところで、うちの数多い天敵の一人である三浦瑠麗氏が絶頂期だったころに、彼女に対する名誉毀損訴訟で見事勝ち切った西脇亨輔さんという元テレビ朝日勤務の弁護士さんがおられます。

先ほどの茶碗さんによると、このテレビでもコメントし始めている西脇弁護士の動画『西脇亨輔チャンネル』が優れているそうで
『時事通信の記者さんのことは、神戸新聞や女性週刊誌の記事もあり、Yahooニュースでも見れますが、詳細は弁護士さんの西脇亨輔さんのユーチューブ動画が一番よくわかるのではないかと。
齋藤に人間として当たり前の質問をした記者に対して、立花が即座に犬笛吹き、その記者が県政担当を外され、次の最後の質問の機会にフルネームを名のり、極めて正論を述べたところ、さらに攻撃されているということです。
その記者の最初の指摘は、県民局長さんのご遺族がネトウヨの無理筋の訴訟の圧力で県に職務怠慢分の給与額を返還したことをもって、遺族が非を認めたと言い立て、さらに遺族への誹謗中傷を繰り返している、それを知事は止めないのかというような内容、そして立花がそれに対して記者と会社を晒してネトウヨ界隈で炎上、会社に抗議電話が殺到。そして次の知事定例会見で、その記者がフルネームで、担当を外されたこと、兵庫県のこの状況は異常であることを訴えました、それに対して齋藤が、記者さんの私見は承りました的ないつもの厚顔無恥であらました。
西脇さんの動画では、立花が、その記者が取材のために送った文書を動画にアップ、そのアドレスなど個人情報的な箇所を黒塗りに見せながら、わざとずさんな黒塗りで肝心なところが読めるようにしてあるという画像も見れました。
ことほどさように、一応報道はされていても、読者が詳細にその真相、悪辣さを見極められるようなものはあまりなくて、たとえば兵庫県問題では、西脇さんや子守康範さん、菅野完さんの動画でないと分からないことがあると思います。西脇さんの動画はわりと時間が短いので、見やすいかと思います。』
この記事の末尾に西脇弁護士へのインタビュー記事を載せておきましたが、西脇弁護士による7月29日の時事通信の女性記者による質問の背景に関する解説が載っていました。
『いったい「炎上」したというこの記者の前週の質問とは何だったのか。
斎藤知事をめぐる一連の問題の発端は、昨年3月の元西播磨県民局長(故人)による斎藤県政の内部告発に対し、知事側近らが「告発者探し」と懲戒処分を行ったことにある。こうした行動は今年3月、兵庫県の第三者調査委員会によって違法と断じられた。
しかしその後も斎藤知事は非を認めず、ネット上では斎藤知事支持者によるとみられる元県民局長や遺族に対する誹謗中傷が続発。また一部住民らは「元県民局長が勤務時間中に私的行為をしていた分の給料を遺族に返還させろ」と県に対して住民監査請求を行い、これが退けられると今度は裁判所に住民訴訟を起こした。
この展開に遺族は7月17日、事態が続くことは望まないとして請求金額62万5000円を支払い「そっとしておいてほしい」とコメント。すると今度はネット上で「遺族が非を認めた」という言説が広められたのである。「クレーム」の引き金になった記者の質問は、このネット上における遺族への攻撃について問うたものだった。7月22日の定例会見で、女性記者は斎藤知事にこう質問した。
「今回、住民訴訟はネットで呼びかけられて行われたということでですね、返納した後も『非を認めた』といったネットでの攻撃が続いています。何百人もの県民に住民監査請求をされた末に、そっとしておいてほしいとお金を自ら返してきた遺族の境地を思うと耐え難いものがありますけれども、知事は今こそ、ネットでの嫌がらせをやめろというべきではないでしょうか」
この記者の質問に県知事選で斎藤知事の「2馬力選挙」を宣言した立花孝志氏らが反応した。立花氏はXに「やばい!」「住民監査請求をした県民に対して、ネットでの嫌がらせをした!と発言!」などと投稿した上で、記者が他の取材先に送ったメールの画像を公開。記者の連絡先が推測できる状態におかれた。そして会社にクレーム電話が殺到したというのである。』


NHK党の立花孝志党首が夏の参院選で兵庫選挙区から出馬を表明。「犬笛」を吹けば踊るものと完全に舐められている兵庫の有権者の皆さん、統一教会と持ちつ持たれつの立花孝志候補に鉄槌を下してください。
確かに西脇氏のテレ朝出身らしい斎藤・立花氏らに対する追及ぶりは素晴らしいですね。
実はうちも、元県民局長のご遺族をターゲットにした住民監査請求と住民訴訟のことは気になっていたんですが、立花孝志党首がここまでやっていたとは。
斎藤知事は「2馬力選挙」で応援してくれた立花孝志氏に対しては兵庫県から刑事告発をすることを許さず、兵庫県が居心地がいいというわけで、立花氏は7月の参院選にも兵庫選挙区から出馬。
そして選挙前は自分が落選して、N党の国政政党要件も得られなかった場合には政界引退をすると言っていたのに、落選当日に政治家を続ける、それも兵庫県で続けると言い出したんです。
すべては斉藤知事が自分を批判するものに対する立花孝志とその一党の誹謗中傷や名誉毀損を利用するだけ利用して、何人人が死んでも放置してきたことが根本原因です。
斎藤知事と立花党首に兵庫県がパラサイトされて栄養分を吸い尽くされる前に、二人を兵庫県から追い出さないといけません。


N党党首の立花孝志氏が兵庫県議会百条委員会の奥谷謙一委員長相手に起こした名誉毀損訴訟の第1回期日で、自分に請求権がないことを認める「請求放棄」を申し立て「敵前逃亡」。これが一世を風靡した立花氏の実態だ
編集後記
茶碗さんからは、
『北村弁護士に懲戒請求をかけている櫻井・筋肉弁護士さんが話題になってます。
この筋肉さんもすごく真っ当なことをおっしゃっていると思うのですが、東京に住んでおられて関西のほうはあまり詳しくないからか、兵庫県に絡んでは、正常会の人たちのことを活動家のような言い方をされていて、うん?何で?と釈然としませんでした。
正常会は、ごく普通の人たちが、一県民、一国民としておかしなことに対してやむにやまれず声を上げて行動をしているというのに、全くの誤解ですよね。』
『正常会とは、さきの兵庫県政を正常に戻す県民集会を成功させた、兵庫県を正常に戻す会のことです、すみません。
菅野完さんやドンマッツさんもおられますが、ほとんどがごく一般の人たちだと思います。
一般というのもなんですが。あっち側のひとがよく使う、活動家だのプロ市民だのという言葉とは全然関係ないと思います。』
というお話もありました。
私はその筋肉弁護士って人も全然知らなくて(次から次へと凄い人が出てくるなあw)。
ただ、その会の相談役である菅野完さんは今ではあまり評価していないし、会長のドンマッツさんという人は全く存じ上げずお名前にウっとなるので(笑)、正常会については判断保留、茶碗さんによる上記の高評価だけ掲載しておきます。
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斎藤元彦知事を追及した女性記者が「クレーム電話」で配置転換 最後に“涙の直訴” 兵庫県発「報道弾圧」をテレビ朝日元法務部長が解説
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【写真を見る】“お土産”を「俺がもらっていく」と堂々お持ち帰り 高級ガニを手に満面の笑みを見せる“パワハラ疑惑”の斎藤知事
涙声で投げかけられた「最後の質問」
ある女性記者が7月29日、斎藤知事の定例会見で行った訴えは耳を疑うものだった。
「先週もここで質問をして、その後会社にクレームの電話が鳴りやまずに、私は県政の担当を外れることになりました」
女性記者は涙で声を震わせながら続けた。
「記者が会見で質問をして、即日炎上して、翌日には配置換えが決まると。そういうことが兵庫県では起きます」
いったい「炎上」したというこの記者の前週の質問とは何だったのか。
斎藤知事をめぐる一連の問題の発端は、昨年3月の元西播磨県民局長(故人)による斎藤県政の内部告発に対し、知事側近らが「告発者探し」と懲戒処分を行ったことにある。こうした行動は今年3月、兵庫県の第三者調査委員会によって違法と断じられた。
引き金になった「ネットでの嫌がらせをやめさせるべき」との進言
しかしその後も斎藤知事は非を認めず、ネット上では斎藤知事支持者によるとみられる元県民局長や遺族に対する誹謗中傷が続発。また一部住民らは「元県民局長が勤務時間中に私的行為をしていた分の給料を遺族に返還させろ」と県に対して住民監査請求を行い、これが退けられると今度は裁判所に住民訴訟を起こした。
この展開に遺族は7月17日、事態が続くことは望まないとして請求金額62万5000円を支払い「そっとしておいてほしい」とコメント。すると今度はネット上で「遺族が非を認めた」という言説が広められたのである。「クレーム」の引き金になった記者の質問は、このネット上における遺族への攻撃について問うたものだった。7月22日の定例会見で、女性記者は斎藤知事にこう質問した。
「今回、住民訴訟はネットで呼びかけられて行われたということでですね、返納した後も『非を認めた』といったネットでの攻撃が続いています。何百人もの県民に住民監査請求をされた末に、そっとしておいてほしいとお金を自ら返してきた遺族の境地を思うと耐え難いものがありますけれども、知事は今こそ、ネットでの嫌がらせをやめろというべきではないでしょうか」
この記者の質問に県知事選で斎藤知事の「2馬力選挙」を宣言した立花孝志氏らが反応した。立花氏はXに「やばい!」「住民監査請求をした県民に対して、ネットでの嫌がらせをした!と発言!」などと投稿した上で、記者が他の取材先に送ったメールの画像を公開。記者の連絡先が推測できる状態におかれた。そして会社にクレーム電話が殺到したというのである。
「時には炭酸飲料で“気分をスカッと爽快に!“」
だが、この女性記者の質問内容のどこに問題があるというのか。そもそも元県民局長の遺族に対する「給与返還請求」をめぐる住民監査請求はこれまで290名超の住民による請求の全てが兵庫県監査委員によって棄却または却下されている。
その上で提訴がなされるという展開に事態の長期化を避けようとした遺族の行動に対して「非を認めた」という攻撃が続くという尋常でない現状を受け、斎藤知事の見解を問うのはごく真っ当なものだ。担当から外されることになったという記者は、冒頭の発言後、斎藤知事にこう訴えかけた。
「いつも震源地にいるのは知事です。知事しかこの状況を変えられないと私は思っています。なのに知事はこの状況を問題に思ってるようにも、変えようと思ってるようにも見えません」
だが斎藤知事は「(記者が)ご私見の方を述べたという風に思いますけども」「(会見の)質疑の方を、まあできるだけ自分としてできることをさせていただいてるというところです」という全くかみ合わない発言をしただけ。他の記者が「言論状況として異常だ」と指摘しても「個別の件についてのコメントはできないという状況ですね」とノーコメントを貫いた。
そして記者が配置転換を明かしたその日の晩、斎藤知事がXに投稿したのは会見ではなく熱中症対策についてだったが、そこには唐突とも思える次の一文が記されていた。
「時には炭酸飲料で“気分をスカッと爽快に!“」
「異常な言論状況」については発信することはなかった。
会社は女性記者を守ったのか
この一連の事態には2つの重い問題が含まれていると思う。一つは「記者個人への攻撃」による報道の委縮という問題だ。記者会見の様子がそのままネット中継される中、「会社」よりも攻撃に弱く、その分攻撃する側からすれば狙いやすい「記者個人」がターゲットになる例が増えている。
「生身の人間」である記者が不特定多数の脅威に晒されることを許せば取材・報道の委縮を招きかねない。こうした事態をいかに防ぐかは大きな課題だが、そこでもう一つの問題が浮かび上がる。
それは「会社はこの記者をきちんと守ったのか」という点だ。
女性記者が県政担当を外されたことを明かすと、立花孝志氏はYouTubeで記者をこう批判した。
「あなたがやってることがおかしいから、X社もあなたを担当替えしてるんですよね」(注:動画では会社名入り)
この記者が勤務する報道機関は神戸新聞の取材に対し、配置換えの理由の説明は「差し控える」とコメントしたという。だが報道機関が記者への誹謗中傷に公式に抗議せず人事異動だけを行ったら、攻撃した側にとっては自らの「勝利」と映りかねない。まず報道機関が毅然と対応し、記者を守る姿勢を鮮明にする必要があるのではないか。
女性記者はこうも述べていた。
「これをまた成功体験として、またネットの人たちがこぞって兵庫県に集まってくると。兵庫県はそういう遊び場になっていると、私は思います」
この事態を「成功」になど決してしてはならない。強くそう思う。
原告側は2~4月、県に給与返還を求める監査請求を行なったが、却下され、5月に給与相当額として原告側が算定した62万5千円を元県民局長の相続人に返還させるよう県に求める訴訟を神戸地裁に起こしていた。17日には第1回口頭弁論が行われていた。
県人事課によると、訴訟などを受け、14日、遺族側から62万5千円を自主返納するとの申し出があり、16日に全額納付を受けた。県は納付を受け原告らが県に求める債権は消滅したとして請求棄却を求めたという。
元県民局長は昨年3月、斎藤氏らの疑惑を告発する文書を作成し、県警や県議などに配布。県は内部調査の結果、文書は誹謗中傷に当たると認定し、元県民局長を停職3カ月の懲戒処分とした。処分理由には、約14年間で勤務時間中に約200時間、告発文書を含め私的な文書を作成したことも含まれていた。
原告側は監査請求で給与相当額が明らかにされず独自に算定せざるをえなかったなどと主張し「県の説明が求められる」と話した。
遺族の代理人弁護士は「住民訴訟が長期にわたって継続することは望んでおらず、早期に訴訟手続きが終了することを希望している」として、返納に至ったとコメントした。
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