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今日は運命の参議院選挙の投開票日、2025年7月20日です。
公職選挙法が今日の午後8時まで禁じているのは「選挙運動」。
そうでないと、投票所の前で自分の名前や党の宣伝をするような輩が現れかねませんでしょう、NHK党とか(笑)。
このように選挙の公正という公益のために、大事な表現の自由の表れである選挙活動の自由、政治活動の自由も制約されはするのですが、今日ももちろん政治的表現は大いに結構、落選運動もできます。
というわけで、参院選兵庫選挙区に立花孝志党首が立候補しているNHK党よりもさらに危険な参政党の批判をしたいと思います。


NHK党の立花孝志党首が夏の参院選で兵庫選挙区から出馬を表明。「犬笛」を吹けば踊るものと完全に舐められている兵庫の有権者の皆さん、統一教会と持ちつ持たれつの立花孝志候補に鉄槌を下してください。
NHK党の立花孝志氏が「これからも人種差別します。怖いから」「自分の母国でまっとうに生きてない人たちが難民とかって来てるわけです」とヘイトスピーチ。まっとうに生きてないのはあんたやろ!
正直な気持ちを書きますと、今日の参院選という瞬間風速でどれだけ参政党が議席を増やし、同じく外国人排斥のポピュリズム政党である国民民主党が伸びたとしても、2024年の2つの選挙の時ほどの動揺は私の中にはありません。
私みたいな楽天的な人間でも絶望を感じたというのは、去年6月に突風が起きて石丸伸二氏が2位に食い込み蓮舫氏が3位に甘んじた東京都知事選挙。
そして前述の立花孝志候補が斎藤元彦候補を応援すると称して立候補し、2馬力選挙で斎藤候補に111万票も集めて当選させた兵庫県知事選挙。
この2つの地方選挙、首長選挙では、なにがおきているのかわけもわからぬまま前の週には予想もしていなかった結果が開票日当日に起きたので、目の前が真っ暗になる気持ちでした。
わずか1年前は選挙におけるネットの威力を過小評価していたことが私の失意と驚愕の理由となりました。
今日はそんなもんだろうとわかってますから、国民民主党と参政党が125議席の改選議席中、合わせて40議席取った!となってもびっくりしません(笑)。



参政党が言っていることこそ何かがおかしいと多くの市民が気づき始めている。
参政党の神谷宗幣代表が主張する「生活保護は日本人に出すものだ」「日本人に生活保護をくれる国はない」「日本人は受給申請しても門前払いされ、外国人ばかりが受給しているのは不公平」は完全な外国人排斥デマだ。
立花孝志と斎藤元彦とその支持者がありとあらゆる誹謗と中傷の限りを尽くして、斎藤知事の違法行為を追及する兵庫県議会百条委員会に所属していた竹内県議を死に至らしめてしまった兵庫県知事選の再選挙。
あの時、選挙の公正という大義名分ばかりにとらわれて自縄自縛に陥り、立花氏らの嘘八百を指摘できなかったマスメディアも、遅ればせながら今回の参院選では参政党などのデマのファクトチェックをくどいくらいにしました。
それらオールドメディアと呼ばれるようになった新聞とテレビは、ネットや動画の信奉者からはもはや信用されていないかもしれませんが、やはり事実をあるまがまま報道する能力という点ではネット上のわけのわからない情報よりもよほど信頼できます。
マスコミに期待される「報道の自由」の一番の物は事実の報道です。
彼らの参政党や国民民主党に対する批判力はまだまだでしたが、それらポピュリズム政党の流すデマ=虚偽の事実に対してはかなり反撃をしたと思いますし、この選挙の後に良識ある市民が彼らを追い詰める手掛かりは十分くれたと思います。
そこにまず第一の希望を感じています。



ところで、私が司法試験を受けていた40年前くらいには教養科目というのがあり、私は政治学を選択していました。
その頃から政治学の答案で最も大事だったのは「参加型民主主義」で、それを書いていればなんとか合格するという(笑)、大事なキーワードだったのです。
石丸伸二氏、斎藤元彦氏と立花孝志氏、そして今回の参政党の獲得した莫大な得票数の理由はこの参加型民主主義を現代風にうまく利用(悪用)したことです。
参政党というネーミングが象徴的ですが、選挙運動最終日の昨日は参政党の集会に2万人が集まり、一説には100万人が彼らの動画を見たそうです。
しかしその人数の中にはアンチ参政党の人も多数含まれており、もう日本の市民社会は石丸伸二氏や斎藤元彦氏に不意打ちを食らった時とは態勢が違います。
現に、石丸伸二氏が自分の都知事選での2位という結果に気を良くしてでっち上げた「再生の道」は早くもその馬脚を現し、わずか1年後の2025年6月の東京都議会選挙では獲得議席ゼロ、たぶん今日の参院選でもゼロでしょう。
日本の市民もやられっぱなしではありません。
今日の結果だってもし去年までと同じ状況なら参政党はもっと議席を取っていたでしょう。それを今日の投開票の結果でもかなり減らしたはずなんです。
それが第二の希望です。




発達障害や自閉症の人達と接する当事者や専門家も選挙中から口々に声を上げた。
【#参政党に殺される】「発達障害など存在しません」「発達障害の大半は子供の個性にすぎません」という医学的にも大間違いの参政党の非道なデマは、発達障害のお子さんとその家族を殺してしまう。
最大の希望は、参政党の大日本帝国憲法も真っ青なトンデモ憲法やナチスもかくやと思われる外国人排斥に対する市民の反発が、ちゃんと戦前の絶対的天皇制やナチスへの反省と批判を踏まえてきていることです。
戦前の日本には自由民権運動や大正デモクラシーの経験はありましたが、まだほとんど民主主義は根付いていませんでした。
戦前のドイツ人や国際社会にとって、まさかナチスがあそこまでやるとは想像もできない、それこそ不意打ちでした。
しかし、今の我々はファシズムや全体主義に対して無知ではありません。
戦後80年、1947年5月3日に日本国憲法が施行されてからもう78年。
私たちも無駄に時を過ごしてきたわけではないのです。
今日、参政党が何十議席獲得し、国会で一時はブイブイ言わせたとしても、それは石丸伸二氏の「再生の道」のように市民の良識がさらに反撃して抑え込むことが可能です。
今日1回の選挙の結果に何も恐れることはありません。
諦めさえしなければ試合はまだ続くんですから。



参考記事 諦めなかった良心的ネット市民の象徴
村野瀬玲奈の秘書課広報室さんより
澤藤統一郎の憲法日記さんより
「自党ファースト」の参政党が、TBS『報道特集』に偏向報道攻撃。これは、排外主義批判報道の萎縮を狙った不当な選挙戦術ではないか。
黙っていてはいけない。声をあげよう、後悔しないように。排外主義は、あらゆる差別の引き金になる。そして、平和と国際協調を危うくする。
参政党・神谷宗幣の演説に見える《歴史修正主義・反共主義・國體擁護、陰謀論、そして教育への介入願望》
編集後記
参政党がロシアの世論操作で浮上していることが報道されはじめてから、慌てて親露派陰謀論の自称リベラルも一緒にされてはまずいと参政党批判をおっとり刀で始めましたしね(笑)。
ところで、国民民主党や参政党が自民党と公明党の政権与党の議席を減らしたことで、彼らが政権入りすることはそれほど怖くはありません。
日本維新の会が政権入りしたら不祥事の連続でその政権は必ず早期に崩壊したであろうように、民民や参政党を取り込んで無事で済むわけがないのです。
したたかな自民党と公明党がそこまで馬鹿ではなかったら、巷間噂されるように、野田佳彦立憲民主党との大連立が現実味を帯びてくるかもしれません。
そうしたら議席数だけなら面目を保ちそうな立憲民主党への市民の期待は一挙に萎み、日本の政治はかえって危うくなります。
参政党や国民民主党とともに、野田立民の動きにも警戒をしたいと思います。
