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緊急事態宣言下にある首都圏と大阪府だけではなく、全国の感染爆発に歯止めがかからない状態になってきました。
東京都内で2021年7月31日、新型コロナウイルスの感染が確認された人は初めて4000人を超えて、過去最多の4058人になりました。
東京の先週7月24日は1128人ですから、4倍近いんですよ。
7日間平均で言うと前の週の2倍以上となる217%となり、各種の専門家集団が予測していた最悪の結果よりはるかに感染拡大が増しています。
東京から必ず伝搬する神奈川が1500人、埼玉が1000人を超え、千葉も800人近くなってすべてが過去最悪の数字。
頼みの綱のワクチンの接種を2回終えた高齢者は7月30日時点で高齢者全体のおよそ74%となっていて、高齢者の感染者・重症者は目に見えて減っているのですが、愚図でのろまな安倍政権・菅政権のワクチン確保・供給の遅れで、もう取り返しのつかないことになったのは明らかです。


埼玉も先週の3倍!
菅総理が昨日7月30日に、首都圏3県と大阪府に緊急事態宣言を再発令するということで記者会見を開き、かなり鋭く記者から突っ込まれたのですが、たぶんはぐらかしているのでは無くて何を聞かれているのか理解する能力さえ失っているようでした(笑)。
冒頭から幹事社の北海道新聞には


「水際対策をきちっとやっています」

「しっかりと対応することが私の責任で、私はできると思っています」



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意味不明のガースーはぐらかし首相会見を徹底検証 記者席からは大きなため息も
吉埼洋夫dot.
【写真】二階幹事長が推すポスト菅の大穴はこの人
大阪、埼玉、千葉、神奈川の4府県に対する緊急事態宣言の再発出に伴い菅義偉首相の記者会見が同日夜、開かれた。同席した政府の分科会の尾身茂会長が「最大の危機」と表現する一方で、記者の質問にまともに答えられない菅首相の姿に国民から「この首相で大丈夫か」と疑念の声が続出。菅首相と記者団の全く噛みあわない質疑応答を徹底検証する。
「具体的な目標は? 今の目標はないのですか」
30日に開かれた首相会見で記者席からこう声を上げたのはフリージャーナリストの江川紹子さんだ。
江川さんは、菅首相がワクチン接種には「8月末までに2回接種を4割に」などと目標を掲げる一方で、人流を減らすことには目標がないと指摘。どれだけ人流を減らすのか、そして、どうやって減らすつもりなのか、などと質問をした。
それに対して菅首相は「東京大会の開催が決定してから、東京に集中する人流を防ぐための対策は、当時から考えて、行ってきた」などと答えた。これまでの実績を示した形だが、江川さんが聞いたのは、今、人流が十分に減っていないことに対する菅首相の課題認識だ。
首相会見では追加の質問はできないことになっているが、思わず江川さんの口から冒頭の再質問が飛び出した。これに対し菅首相は「ですから、そこはできていると思っています」などとトンチンカンな答え。
江川さんが「街の人流が減っていないのですが」とさらに質問すると、小野日子内閣広報官が「席からのご発言はお控えください」と遮った。
結局、人流を減らすことの目標値は聞かれなかった。会見後、江川さんに声をかけると「ワクチンが行き渡るまでは人の移動や接触を減らしていくしかない。それに対する目標がないのは問題。あまり興味がないのかもしれない」と漏らした。
この日の質疑応答で最初に質問したのは、幹事社の北海道新聞だ。冒頭から厳しい質問を連発した。
「首相は、先手先手で予防的措置を講ずると述べたが、逆に感染者は過去最多を記録した。このような事態になった理由と自らの責任についてお伺いしたい」
「オリンピックが開催される中で首相の自粛を求めるメッセージは乏しく、発信をしてもワクチンが効果を上げている内容ばかりであることが国民の危機感の欠如につながっているのではないか」
「首相は国民の命と健康を守ることがオリンピック開催の前提と発言したが、現在、国民の命と健康は守られているか。オリンピック、パラリンピックはこのまま予定通り開催するのか」
質問を矢継ぎ早にたたみ掛けた。
これに対し菅首相はいつもの”ガースー節”で回答した。
「増加の要因として指摘されるのはデルタ株の急速な広がり」
「ワクチン接種こそがまさに決め手であり、総力をあげて接種を進める必要があると考えている」
「オリンピックは、いま東京への交通規制、首都高の1千円の引き上げ、あるいは、東京湾への貨物船の入港を抑制するとか、テレワークもそうだが、そうした対応によって、人流が減少している」
「さらに抑制をするためにオリンピック、パラリンピックをご自宅でテレビ観戦をしていただけるように要請をしっかり行っていきたい」
自らの責任や、いま国民の関心の高い東京五輪・パラリンピックの開催の可否については言及を避けた。
さらには、ワクチンの効果ばかりを発言して国民の危機感の欠如につながっているのではないかと問われているのに、「ワクチン接種こそが決めて」と改めてワクチンの効果を強調した。この噛みあわなさぶりに記者席から大きなため息が出たほどだ。
続くフジテレビからも厳しい質問が飛び出した。
「東京オリンピックを中止しない理由として、人流が減っていると述べたが、その認識は変わりないか」
「ワクチン接種も進み、人流も減っているのであれば、首都圏でここまで感染が急拡大することはないのではないか、という指摘もありますが、見解は」
これらの質問に対しても菅首相のピントはずれていた。
「開催するにあたりIOCに対して18万人くらい、選手や関係者が日本に来る予定でしたが、それを3分の1にお願いさせていただいた」
「(オリンピックの)視聴率は非常に高いようで、ご自宅でご覧になっている方がたぶんたくさんいらっしゃるのだろう」
「それとこの大会を無観客にして開催をさせていただきました。そうした点から私が申し上げたところです」
人流が減ったと反論したつもりなのかもしれないが、記者が聞きたいことにはまったく答えていないのは明らかだろう。
最後にイギリスの週刊誌「ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー」(JDW)から、「デルタ株を見くびっていたことが感染爆発の背景にあるのではないか」、「もし感染の波を止められず、医療崩壊して、救うべき命が救えなかったとき、首相を辞職する覚悟はあるか」と付きつけられた。会場には緊張感が走った。
しかし、菅首相は「水際対策をきちっとやっています」と強弁し、辞職の覚悟については発言しなかった。
小野報道官が会見を打ち切ろうとしたが、JDW記者が再び「辞職の覚悟について教えてください」と尋ねると、菅首相は不機嫌そうにこう答えた。
「しっかりと対応することが私の責任で、私はできると思っています」
SNS上には「ズレにズレた記者会見」「この首相で大丈夫か」「できていないから感染爆発してるんだろ」などと批判的なコメントで溢れた。記者からの質問に正面から向き合えない菅首相に、果たしてこの局面を乗り越えることができるか。改めて考えさせられた記者会見だった。
(AERAdot.編集部 吉埼洋夫)
【首相会見の流れ】菅首相が冒頭に発言した後、内閣記者会の幹事2社(各社持ち回り)が代表して質問。その後、司会の小野日子(ひかりこ)内閣広報官が挙手した記者の中から指名し、幹事社を含め計13人が質問した。まだ挙手する記者が残っていたが、1時間6分で打ち切られた。本紙は挙手したが指名されなかった。政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長も同席した。
【冒頭発言】
◆4府県に緊急事態、5道府県にまん防 東京、沖縄は延長 8月末まで
◆デルタ株でさらに感染拡大懸念
◆ワクチン接種に効果 しかし、若い世代で感染拡大
◆アストラ社製ワクチン、効果的な治療薬を承認
◆「今回の宣言が最後となるような覚悟で」
【質疑応答】
◆五輪・パラリンピックはこのまま開催か
◆都内で要請に応じない飲食店数千軒
◆ワクチンは40~50代が先か、20~30代が先か
◆感染再拡大を招いた責任
◆人流を減らす具体的な目標と方法
◆新規感染者数を基準とした政策の転換
◆ロックダウンを可能とする法整備
◆台湾情勢
◆衆院解散
◆「黒い雨」訴訟の上告断念
◆ぶら下がり取材
◆ワクチン副反応の認識
◆医療崩壊したら首相を辞職する覚悟か
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