
(事務所に帰ると、天国気分でうっとりする弁護士)
先週、小学館の女性セブンから取材を受け、大津のいじめ自殺事件についてコメントをしました。
その2012年7月26日号が、19日の木曜日に発売になりました。
私、もともと女性誌好きなんですよ。病院の待合室なんかでよく読みます。だから、女性セブンからの取材は嬉しかったし、編集部の方とも意気投合しました。
それで、事務所の秘書さんたちに「買っておいて」と頼んだのに、さっき事務所に寄ったら置いていなかったので、
「君ら、ほんまは僕に興味ないやろ?」とメールでいじったら、買っておいたけれども中学生(学校事件の依頼者)が遊びに来ていたので、しまってくれたのだそうです。
さすが!

同日発売の橋下コスプレ市長のことが載ってる週刊文春に吹き飛ばされてしまいましたが?編集部には好評だったみたいで、もう来週号のインタビューも受けてしまいました。
このあとさらに加筆編集され、良くなりましたが、以下が元原稿です。完成版では、コメント部分を、教育評論家の尾木直樹さん、ご自身もお子様を亡くされたNPO法人「ジェントルハートプロジェクト」理事の小森美登里さん、私の3人の言葉を組み合わせる形で構成されています。
このあとさらに加筆編集され、良くなりましたが、以下が元原稿です。完成版では、コメント部分を、教育評論家の尾木直樹さん、ご自身もお子様を亡くされたNPO法人「ジェントルハートプロジェクト」理事の小森美登里さん、私の3人の言葉を組み合わせる形で構成されています。
完成版は、是非買ってお読みください(うちのお袋に電話したら、「立ち読みしよう」と言ってました。なんて薄情な 笑)。
では、お読みください。ご参考になるといいのですが。
いじめ発覚後は、親が先頭に立って、学校、担任の教師、加害者の親と対峙することになる。ひとつ間違えば、解決のきっかけを失うばかりか、いじめのエスカレートを招く危険性もあるだけに、細心の注意を払う必要がある。
いじめ問題に詳しい弁護士の徳岡宏一朗さんがいう。
「クラスの担任の先生は必死になって対応しようとしても、校長先生の段階で握りつぶされることの方が多い。また、先生がいじめた生徒に注意したことが『チクった』と思われて、いじめがエスカレートする危険もあります。いきなり担任の先生に話をするのは控えたほうがいい」
手順としては、まず子供に学校を休ませるなどをして安全な場所に避難させるのが最優先だ。
その後、保護者の中で親身になってくれる協力者をみつける。協力者と一緒に子供たちから話を聞いて、どんないじめがあったか、客観的事実を先にまとめておく。
それから、担任の教師のもとに相談にいこう。
「ひとりで教師や学校に相談しても、“ただの噂”とまともに聞いてもらえないことも。最悪、“モンスターペアレンツ”扱いされることもある。まずは、証言を集めてから、仲間の保護者と一緒に教師に相談すれば、『見て見ぬふり』はできなくなる。いじめにあった親子だけの問題にしないで、みんなで考えることが重要です」(徳岡さん)
相談した事実を残すためにも、相談内容は録音するのがベターだ。
絶対に避けたいのは、加害者の親への直談判だ。大津の事件では、加害生徒の親たちは、いじめの事実を全面否認している。
「自分の子供がいじめの加害者だと思っている親なんていません。“うちの子はいじめていない”と反論され、解決に結びつかないケースがほとんどです」(徳岡さん)
いじめの証言を取ろうとして生徒たちに接触してしまうと学校が口止めをして、証言がとれなくなることもある。弁護士は学校との交渉の前に、友人の話を聞き、物的証拠がなくても事実を裏付ける作業をしてくれる。費用なども含めて都道府県の弁護士会では、子どもの権利委員会が無料相談を行っているので、活用するのも手。
いじめは親も子も、絶対に一人で抱え込まない。法務省「子どもの人権110番」(0120-007-110)、文科省「24時間いじめ相談ダイヤル」(0570-0-78310)でも、無料相談を行っている。

