
(デヴィッド・クローネンバーグ監督 ジェフ・ゴールドブラム主演 ザ・フライより・・・大嘘)
ハエの一種、ミバエのオスはメスに冷たくされると大酒飲みになってしまうのだそうです(哀)。
科学誌サイエンスに2012年3月15日掲載された米カリフォルニア大学の研究チームの論文によると、うまく伴侶を見つけた他のオスに比べて、アルコールを含むエサを求めがちになるということです。
身につまされるなあ。。。。
この研究は中毒症状と関係している脳の報酬系と呼ばれる仕組みを解明する目的で行われました。
ハエは交尾によってニューロペプチドF(NPF)と呼ばれる脳の神経伝達物質の値が高まり、 交尾できないとこの値が低くなることが分かっています。この実験ではNPFの値を調整して、アルコールに浸した餌の消費量との関係を調べたものです。
その結果、NPFの値が高い性的欲求が満たされた状態のハエはアルコール入りの餌を食べる量が少なかったのに対し、NPFの値が低い満たされない状態のハエは、交尾に似た認知反応による刺激を得るために、アルコール入りの餌を求めることが分かりました。
交尾を拒否されたオスをメスと隔離し、15%のアルコールを含む餌と通常の餌の2種類を設置した容器に入れたところ、これらのオスはアルコール入りの餌を浴びるように摂取し始めたということです。
浴びるように(涙)・・・・ハエのやけ酒です?!
そして、メスを得られなかったミバエのオスは交尾することのできたオスに比べ、神経伝達物質NPFが少なかったそうです。
NPFは、脳内の報酬のレベルを示し、報酬を求める行動へと変換するスイッチの役割をしているとみられます。メスに拒絶されたオスは、減少したNPFの代わりに、アルコール摂取によって報酬欲求を満たすのだというのです。
ヒトが持つNPFは、依存症と精神障害に関連があることが知られているということです。
ですから、このような行動の原因は人間にも見られる脳内化学物質である可能性があるのだとか。
あるある!
この場合、餌の質にはこだわらず、依存状態になったハエは味が落ちてもアルコール入りの餌を求めたということです。
安酒も厭わず。

(これぞ、悪夢の怪作 ザ・フライ)
NPFは「脳内の報酬のレベルを示し、報酬を求める行動へと変換するスイッチの役割をしている」。メスに拒絶されたオスは、減少したNPFの代わりに、アルコール摂取によって報酬欲求を満たすのだということです。
さらに、オスとメスを交尾させる実験では、メスに誘いを拒否されたオスが自信を喪失する傾向があることも判明しています。交尾を拒絶されたオスは、たとえ未経験のメスと一緒にされても求愛行動をしなくなったんですって。
「拒否された経験のあるオスは、脳内に記憶が形勢され、次にメスに会った時の求愛行動が消極的になる」と研究者は報告しているのです。
ハエでさえ、失恋の記憶で自信を喪失するのか。。。。
依存症リスクのほぼ半分は遺伝的なものだそうですが、環境も影響することが分かっています。そこで実験によって、ある種の行動や嗜好(しこう)の引き金となる生物学的な要素が明らかになることも考えられるということです。
依存症の原因の半分は遺伝、半分は失恋?!ということになると、女性の方々にはあまりこっぴどい振り方をしないようにお願いしたいものです。
弱き者よ。汝の名は男なり。
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(CNN) オスのハエは性的欲求不満が募るほど、アルコールに慰めを求めることが多くなる――。米カリフォルニア大学の研究チームがそんな研究結果を米科学誌サイエンスに発表した。
研 究は中毒症状と関係している脳の報酬系と呼ばれる仕組みを解明する目的で行われた。ハエは交尾によってNPFと呼ばれる脳の神経伝達物質の値が高まり、交 尾できないとこの値が低くなることが分かっている。実験ではNPFの値を調整して、アルコールに浸した餌の消費量との関係を調べた。
その結果、NPFの値が高い性的欲求が満たされた状態のハエはアルコール入りの餌を食べる量が少なかったのに対し、NPFの値が低い満たされない状態のハエは、交尾に似た認知反応による刺激を得るために、アルコール入りの餌を求めることが分かった。
この場合、餌の質にはこだわらず、依存状態になったハエは味が落ちてもアルコール入りの餌を求めたという。
さらに、オスとメスを交尾させる実験では、メスに誘いを拒否されたオスが自信を喪失する傾向があることも判明。「拒否された経験のあるオスは、脳内に記憶が形勢され、次にメスに会った時の求愛行動が消極的になる」と研究者は報告している。

