
バングラディッシュでの人質テロ事件は、日本人を含む人質が多数亡くなられるという最悪の結果になりました。
亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。また、遺された遺族の方々に心からお悔やみ申し上げます。
このように、日本人人質がほとんど殺されてしまったというテロ。
こういうときのために国家安全保障会議(NSC)を肝いりで作ったというのに、肝心の官房長官が官邸にいないで欠席とはどういうことでしょうか。
菅氏官房長官は、邦人がバングラディッシュで人質に取られたという報を受け、2016年7月2日午前8時半すぎ、官邸で緊急に記者会見して状況を説明しました。
ところが、菅氏はその後午前10前に官邸を出て、自民党候補の応援で野党共闘候補と激戦になっている新潟県内の二カ所で街頭演説し、午後6時すぎまでの約8時間、官邸を空けました。

その間に、バングラデシュの特殊部隊が店内に突入したとの情報が入り、首相はNSCを開催したのですが、菅官房長官は当然不在。菅氏に代わり、萩生田光一官房副長官が会見しました。
いくら大事な選挙だと言っても、日本人多数が人質になっているのですから、選挙戦に行くのはあきらめて、官邸に詰めるのは当たり前でしょう。
国家安全保障会議の司令塔となるのは首相、官房長官、外相、防衛相によって構成される「4大臣会合」です。首相がいるから官房長官は出かけていていいというものではありません。
北朝鮮のミサイルが発射された時や、英国のEU離脱のときには首相も官房長官も官邸を留守にして遊説に行ってしまう、選挙至上主義内閣。
政治って選挙に勝つことが目的じゃなくて、国民の福利を図ることが目的なんですが、完全に主客転倒してしまっている安倍政権です。
高村副総裁の
「アイアムソーリ、アイムノットソーリ」
に至ってはコメントする気も起こりません。
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安倍首相が参院選遊説を中止 菅官房長官は新潟へ
バングラ人質事件
- 2016/7/2 10:52 (2016/7/2 13:30更新) 日本経済新聞
安倍晋三首相は2日、バングラデシュの首都ダッカでの武装グループによる人質事件を受け、北海道で予定していた参院選の遊説を取りやめた。選挙戦に悪影響を及ぼさないよう危機対応に万全を期す姿勢を示した。ただ、菅義偉官房長官は予定通り地方遊説に出発。首相官邸で開いた国家安全保障会議(NSC)を欠席した。
首相は発生直後に関係各省に情報収集や事実関係の確認、関係各国との緊密な連携などを指示。午前11時半からは麻生太郎副総理や岸田文雄外相らとNSCで対応を話し合った。
NSCの関係閣僚である菅氏は首相官邸で記者会見などの初動対応をこなした後、午前10時前に外出。その後、治安部隊が突入した情報も入ったが、午後の新潟県での街頭演説に向け予定通り出発した。NSC後の記者会見を代行した萩生田光一官房副長官は「朝の時点で全体を掌握していた。外出は我々も承知のうえで了としたので、危機管理態勢には全く問題ない」と述べた。
選挙期間中には過去、2007年参院選時の新潟県中越沖地震や12年衆院選時の北朝鮮による長距離ミサイル発射などの有事が起きたことがある。いずれも政府の対応が選挙戦で焦点となった。今回の選挙期間中は首相と菅官房長官が同時に遊説で都内を離れることが多く、野党からは「危機管理上問題がある」と批判が出ていた。
2016.7.3 12:55 産経新聞
【ダッカ人質テロ】
民進・岡田克也代表の発言詳報 さっそく政府テロ対応を批判 「アイムノットソーリ発言は恥ずかしい話」「致命的ミスが2つあった」

民進党の岡田克也代表は2日、バングラデシュの首都ダッカで発生した人質立てこもり事件の後、菅義偉官房長官が官邸を離れて参院選の応援のため新潟県内で遊説したことに関し、「(安倍晋三)内閣の危機管理に対する正常な感覚が失われているということがはっきり出た」と批判した。参院選の応援で訪れていた兵庫県西宮市で記者団に語った。発言の詳細は以下の通り。
◇
--ダッカの事件で(日本)政府にどのような対応を求めるか
「(ダッカで起きたことは)大変心配される事態だ。けがをされた方に心からお見舞い申し上げ、巻き込まれた可能性がある邦人の皆さんが無事であることを心から祈りたいと思う」
「今回のことは(日本政府に)致命的なミスが2つあったと思う。何もないときに、危機管理として基本的には首相か官房長官が官邸周りにいるのが今までの慣例だ。それを2人ともいないというのが、この選挙戦で当たり前になっている。もし何か起きたときに、いったいどうやって対応したのかという問題がある。今回、結果的には2人ともおられたのでよかったが、やっぱり2人とも官邸を空けることはまずいことがはっきりしたと思う」
「もう一つは、現実に事件が発生した。官房長官が、邦人が巻き込まれた可能性を記者会見でも言った後、新潟に出かけられたという信じられないことが起きた。事件が起きる前なら、どちらかが残っていればいいということかもしれないが、すでに事件が起きているときに、安全保障をつかさどる要である官房長官が選挙の応援で官邸を外してしまったということだ」
「そして途中で(治安部隊が現場に)突入するということがあったにもかかわらず、官邸に戻ってこなかった。途中で国家安全保障会議(NSC)もあったのに、それも欠席。それから途中で下車して戻ってくることが可能であったにもかかわらず、それをせずにのんきに新潟で街頭演説を2回やって、(午後)6時過ぎか何かに戻ってくるという話だ。すでに事件が起こっていても戻ろうとすらしない官房長官というのは、私はちょっと信じられないんですね」
「ここは本当に大きな問題だ。内閣の危機管理に対する正常な感覚が失われているということがはっきり出てきたと思う。邦人の命がどうなっているか分からない事態であるにもかかわらず、官房長官が官邸を空けて街頭演説をやっている。これは極めて重大な問題だ。官房長官がどういうふうに釈明するか分からないが、きちっと責任をとるべきだと私は思う」
--自民党の高村正彦副総裁が安倍首相に代わって北海道に遊説に行き、首相が来られなかったことについて、「危機管理上やむを得ない事情とはいえ申し訳ない。アイアムソーリ、アイムノットソーリ」という冗談交じりの発言があった
「そういう発言って、自民党はたくさんあるので、いちいち私が言うべきかどうかも恥ずかしい話だ。国民の命が危機にさらされているときに、言っていい話と悪い話がある。普通なら首相が血相を変えて邦人の命の確保のために官邸でがんばっているはずだ。その代理で行った人間の言う言葉ではないと思う」
2016.7.2 22:26 産経新聞
【参院選・新潟】
ダッカ人質テロの中、菅官房長官が新潟入り 事件には触れず

バングラデシュの首都ダッカで日本人を含む人質事件が発生する中、菅義偉官房長官が2日、遊説のため新潟県に入った。参院選新潟選挙区は改選数が2から1に減り、自民党候補は野党統一候補との事実上の一騎打ちを繰り広げ、大接戦。東京の官邸から遠く離れた地でマイクを握った菅氏は、ダッカの事件には触れず、自民候補の応援演説に熱弁をふるった。
菅氏は、新潟市南区のショッピングセンター前で選挙カーの上に立ち「誠実、真面目で何事にも一生懸命取り組む」と、同党の現職で再選を目指す中原八一氏(57)を持ち上げた。
さらに5月26日のNHK番組で共産党の当時、政策委員長だった藤野保史衆院議員(比例北陸信越)が防衛費について「人を殺す予算」と発言したことを取り上げ、「共産党の本音が出た。絶対に許すことはできない」と批判。この番組に出演していた民進党の山尾志桜里政調会長が藤野氏の発言にコメントしなかったことにも言及し「民共合作の無責任さの象徴だ」と痛烈に皮肉った。
もっとも、ダッカの事件が勃発する中で官邸を離れ、地方遊説に出掛けたことに気が引けたのか、菅氏は事件には一言も触れなかった。
ただ、応援弁士の一人、金子恵美衆院議員(新潟4区)は「今朝のニュースで菅官房長官が緊急会見をされていた姿をごらんになったみなさんから『本当に菅さんは来られるのか』という問い合わせがたくさんありました。菅官房長官、本当にこの地に来てくださいました」と菅氏を紹介。
危機管理が問われかねない菅氏の官邸離脱を逆手にとり、新潟選挙区に対する自民党の力の入れ具合をアピールしたものの、批判の声を大きくする逆効果を招きかねないと懸念する声も聞かれた。
新潟選挙区には中原氏のほか、野党統一候補で無所属の元職、森裕子氏(60)と幸福実現党の新人、横井基至氏(35)が立候補している。
菅長官、官邸不在8時間 選挙応援でNSC欠席
2016年7月3日 東京新聞朝刊
バングラデシュの飲食店襲撃を受け、安倍晋三首相は二日、北海道で予定していた参院選の応援演説を取りやめた。一方、菅義偉(すがよしひで)官房長官は応援演説で新潟県を訪れ、事件対応のために開かれた国家安全保障会議(NSC)を欠席した。
菅氏は二日午前八時半すぎ、官邸で緊急に記者会見して状況を説明。首相は午前九時すぎに官邸に入った。菅氏は午前十時前に官邸を出て、自民党候補の応援で新潟県内二カ所で街頭演説。午後六時すぎまでの約八時間、官邸を空けた。
その間、バングラデシュの特殊部隊が店内に突入したとの情報が入り、首相はNSCを開催。会議後は菅氏に代わり、萩生田光一官房副長官が会見した。
萩生田氏は「官房長官出張時の職務代理指定を受けて、この場に立っている。危機管理態勢には全く問題がない」と強調した。内閣法は官房長官不在の場合、官房副長官が職務を代行すると定めている。
菅氏は二日夜、官邸に戻った後に会見し、官邸を一時不在としたことについて「首相が北海道遊説をやめて陣頭指揮しており、全く問題ない」と述べた。
菅氏の対応について、民進党の岡田克也代表は「危機管理への正常な感覚が失われている。官房長官としてきちんと責任を取らないといけない」と、兵庫県西宮市で記者団に述べた。共産党の志位和夫委員長は川崎市で「危機管理の責任者が官邸を離れるのは非常に重大な問題だ。人命優先と言いながら選挙優先だ」と指摘した。 (大杉はるか)
官房長官が遊説中止せず、野党が官邸の対応批判
バングラデシュのレストラン襲撃テロ事件で、安倍首相は参院選遊説を取りやめて、危機対応に万全を期す姿勢を示した。
しかし、野党の一部からは、菅官房長官が遊説を中止しなかったことなどに批判の声も上がった。
民進党の岡田代表は2日、自民党の高村正彦副総裁が北海道釧路市で行った参院選遊説での発言について、「国民の命が危険にさらされている時に言っていい話と悪い話がある」と批判した。高村氏は首相の代わりに訪れたことについて「総理が来られなかったことは申し訳ない。アイ・アム・ソーリー、アイム・ノット・ソーリ(私は総理ではない)」と発言した。
また、枝野幹事長は岐阜県大垣市で記者団に、菅氏が新潟県での参院選遊説のため昼前に東京を離れたことについて「官房長官を務めた経験からすると、官房長官は余人に代え難い立場なので、首相や官房副長官では代替できない」と非難した。
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