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川崎中1殺害事件 稲田朋美政調会長「少年法改正を検討する」 こんな時、私たち大人は冷静になりましょうよ


くプロローグ 稲田朋美自民党政調会長とは。

 安倍首相のもとで当選3回にして異例の政調会長に抜擢された稲田朋美氏を政界にスカウトしたのが安倍首相じきじきであったことは有名な話です。また、2014年9月には、高市早苗氏とともに、ネオナチ団体代表とのツーショット写真の存在が発覚しました。

 そもそも稲田氏は、弁護士時代から歴史修正主義的な弁護活動で知られていましたが、政治家となってからは、2011年に竹島へとわたるフェリーが出る鬱陵島に訪問を試みて入国を拒否されたり、2013年5月の会見で「慰安婦は合法だった」と発言したりと、いっそう極右的な言動が目立つ方です。

 そんな稲田氏は「正論」2011年3月号の対談ではこんなことをおっしゃっています。

「教育体験のような形で、若者全員に一度は自衛隊に触れてもらう制度はどうですか」
「『草食系』といわれる今の男子たちも背筋がビシッとするかもしれませんね」

 それが少年事件に対する対処法になるでしょうか。

アベノリスク5 ネトウヨ・ネオナチと化して、人が憎しみ合うヘイト社会を創る安倍極右政権




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 本当に痛ましい事件で、テレビニュースを正視できないくらいです。被害者の方とご家族に心からお悔やみ申し上げます。

 川崎市川崎区の多摩川河川敷で同区の中学1年の男の子の刺殺体が見つかった事件で、3人の少年たちが先週次々と逮捕されました。

 事件発生以来、多くの報道がなされてきた上に、容疑者とされた少年たちが逮捕されてきてからは報道の嵐、「情報」の洪水のような有様になっているのは皆さんご存じの通りです。

 私の友人の中でも正義感の強い人や義侠心に溢れている方ほど激高しておられ、中には、ネットの情報をシェアしている人さえいます。

 しかし、ちょっと待ってください。

 この前、PC遠隔操作事件で真犯人が法の裁きを受けたばかりではないですか。あの事件では全く無関係な4人の市民が逮捕され、まるで身に覚えのない内容の自白さえさせられたのです。

 今の時点で捜査機関が流している情報は彼らが把握している物に過ぎず、不正確な可能性は高いです。和歌山カレー事件では当初使用された毒物さえ間違えて、本当はヒ素だったのに青酸カリだと報道されていました。

 また、捜査機関が積極的に自分たちのストーリーに都合のいい「情報」を垂れ流すのも常識です。松本サリン事件は結局はオウム真理教の犯行であるとあとでわかりましたが、警察は見込み捜査で河野義之さんの犯行に違いないと決めつけ、その方向に沿った情報ばかり流されたマスメディアはこぞって彼を「容疑者」=犯人らしき人物(本当は警察が疑っているだけの人なのに)に仕立て上げてしまいました。

 マスコミも悪いんですよ。まさに売らんかなの発想で警察に早く情報を出せと突き上げます。

 我々視聴者、読者も悪い。そんな無理矢理流される報道が玉石混淆で危なっかしいと毎度の体験でわかっているのに、つい惰性で見聞きしておまけに信じてさらには人に伝えてしまいます。

 よく私は生徒たちに言ったのですが、もし逮捕だけで真実がわかるのなら、裁判なんていらないと思いませんか?

 逮捕は警察が判断すればほぼ自動的に出来てしまうのですよ。マスコミはそれを面白おかしく報道するだけですよ。普段、警察を批判したり、マスコミのことをマスゴミなどと揶揄している人が、どうしてこういうときにはマスコミ報道を鵜呑みにしてしまうのでしょうか。

PC(パソコン)遠隔操作事件実刑判決 4人も誤認逮捕した警察による自白調書でっち上げも忘れてはならない

 

 

 ところで、

 「大変ショックを受けている。希望に胸をふくらませていた尊い命が無残に奪われた。防ぐことはできなかったのか」

と2015年2月27日の衆院予算委員会で、安倍首相は沈痛な面持ちで語りました。

 「イスラム国」人質事件を見てもわかるように、この方が暗い表情をしたり泣いたりするとろくなことが無いのですが、案の定、自民党の稲田朋美政調会長は同日、川崎事件に触れて

「犯罪予防の観点から、今の少年法のあり方でいいのかはこれからの課題になる」

と述べ、少年法の見直しを含めた検証が必要との認識を示しました。

 その際、弁護士である稲田氏はあろいうことか
 
「少年が加害者であった場合、名前は伏せられ、通常の刑事裁判とは違う取り扱いを受けるが、(少年犯罪は)非常に凶悪化している」
と述べて、矯正や保護を重視する少年法の限界を指摘し、少年法再々再々「改正」の方針を示したのです。

 また、与党公明党の石井啓一政調会長も、選挙権年齢の18歳への引き下げ議論に伴い課題となる成人年齢引き下げに関し、

「少年法の年齢を合わせるべきではないかという議論も当然起きてくるだろう」

と述べました。起きてくるだろうって、あなたがもう起こしているわけじゃないですか。

稲田朋美3部作

アベノリスク3 安倍政権は女性の輝きを奪う 麻生太郎 高市早苗 山谷えり子 稲田朋子 下村博文等閣僚妄言録

安倍自民党影の内閣に極右の稲田朋美法務大臣、ヤンキー先生義家弘介文部科学大臣とは野田内閣より劣化確定

自民党議員3馬鹿トリオの政治ショー 入国拒否でウルルン滞在記・・・・にならず

 

 

 稲田さんは知ってか知らずか少年犯罪は凶悪化しているなどと言い切りましたが、違いますよ!

 少年事件の数は少子化のスピードよりはるかに速く減っていますし、殺人・強盗などのいわゆる凶悪犯罪、重大事件も減り続けています。こんな不景気で生き辛い社会で子供たちはよく頑張っているのです。

 全く、稲田さんは酷い弁護士さんですね。

 逆に皆さんに稲田さんと同じく「少年の凶悪犯罪が増えた」という印象がおありなら、それは一件一件の報道量が圧倒的に増えたから、犯罪も増えたと錯覚しているだけなのです。

 凶悪犯少年の罪種別検挙人員の推移

 

 

 ところで、普段から「リベラル」だとされている毎日新聞でさえ、ここのところ、連日こんな報道をしています。

▽川崎・中1殺害:容疑で高校生逮捕 18歳リーダー格、「子分」従え暴行 上村さん、友人に話す
http://mainichi.jp/m/?dik9gB
▽川崎・中1殺害:文科省、再発防止策検討対策会議を設置
http://mainichi.jp/m/?EdlpG7

▽川崎・中1殺害:「18歳少年が刺した」 17歳が供述
http://mainichi.jp/m/?h44zKt

▽川崎・中1殺害:「暴力告げ口で恨み」 逮捕の18歳、友人に話す
http://mainichi.jp/m/?dCdKge
▽川崎・中1殺害:「服燃やした」供述 2少年
http://mainichi.jp/m/?mcq0A1

 

 おまけに、本日3月2日はこの2本です。

1 川崎・中1殺害:18歳「お前も殺すぞ」 17歳、脅されたと供述
http://mainichi.jp/m/?5J2u5g
2 川崎・中1殺害:18歳、弱い者いじめ再三 中学の同級生話す
http://mainichi.jp/m/?Vw9axZ

 

 

 

 まず、1には驚きました。これは共犯者の自白といって、最も信用ならない証拠です。

 人の事件でも、共犯者とされた人間が自分が少しでも有利になるように(警察に「正直」に言えば有利になるぞと言われて)、ちょっとでも自分をよく言って、他の人をおとしめるのは、人の人情としても当然でしょう。

 共犯者の証言ほど当てにならないものはなく、これを重要視してえん罪事件になってしまった例は枚挙にいとまがないのです。

 しかも、その内容は

逮捕された職業不詳の少年(17)が神奈川県警川崎署捜査本部の調べに対し、「(リーダー格の18歳の少年が)血を流して倒れている上村さんの近くでナイフを持っているのを見て止めようとしたら、『殺すぞ』とナイフを突きつけられた」と供述していることが捜査関係者への取材で分かった。」

というものです。17歳の少年が実際にはどう供述しているかもわかりませんし、実際にはどうだったかもまるでわかりません。なにしろ、「捜査関係者」に取材したらそう言っている、と、毎日新聞記者がそう書いている、だけなんですから。

 2についても、これ、刑事訴訟法で言う伝聞証拠もいいところです。犯人とされた少年→中学の同級生→記者→新聞社→読者、と伝わる間にどう事実が変容してしまうか知れたものではありません。

「事件を主導したとみられるリーダー格の少年(18)は中学時代、弱い立場の生徒にだけ強く出ることで同級生からうとまれていた。卒業後は別の校区の年下の少年らを中心に約10人のグループを形成、暴力で服従させていく。その軌跡を追うと、孤独と表裏の凶暴性が浮かぶ。」

って、これ、何年前の話やねん?逮捕された少年が悪い奴という方向で取材したら、同級生もその方向に誘導されてその線に沿った話をしてしまうんじゃないの?

 書きぶりも、毎日新聞らしくなく、冷静さを欠いていると思います。

 情報の送り手がこんなに興奮していては、受け手である我々が冷静であることが困難なことはわかります。まして、臨場感溢れる(ように作り込まれている)テレビのワイドショーを見ていたらなおさらそうでしょう。

 だからこそ、私たちは自分でも過剰かと思うくらい冷静になりましょうよ。

今の時点ではわけがわからないじゃないですか。

 

 

 だって、ロス疑惑の三浦和義さんには無罪判決が出て確定しているんですよ?知らなかったでしょう?

 松本サリン事件はオウムが自分の裁判がかかっている長野地方裁判所に向けてサリン発生装置でサリンを噴射したんですよ。そんなこと、想像しろというほうが無理でしょう。

 でも、そんなことさえあるのです。それが冷厳な事実なんです。

 足利事件もえん罪でした。東電OL殺しもそうでした。河野義行さんも警察とマスコミに罪をなすりつけられました。罪をなすりつけられたと言えばPC遠隔操作事件の4人の方々が思い出せるはずです。警察はありもしない自白をさせることも自由自在なのです。

 まして、未熟な少年たちならばなおさら。いかに、少年事件のえん罪事件が多かったことか。草加事件で、中学生の少女をなぶり殺しにしたとされて逮捕され、家裁の審判で「有罪」とされた当時15歳だった6人の少年は6人が6人、全員無実!だったのです。

 しかも全員自白させられていました。まるで身に覚えのない「犯行」を。

 それでも、私たちは、誰かが逮捕されたら、自白したと報じられたら、その人が犯人だと決めつけますか。もちろん、今回の事件の犯人が今逮捕されている少年たちである可能性は高いです。しかし、事件の背景をも警察発表とマスコミの報道の通りだと鵜呑みにするのでしょうか。

 今回の無残な事件を社会が教訓として受け止めるのなら、急ぎすぎることはありません。まだろくな情報も無い今の時点で知ったかぶりしてコメントをしている「識者」ほど信用できない存在はありません。

 急がなくてもだんだん事実は出そろってきます。焦りはむしろ禁物です。熱いハートに冷静な頭が伴わないと、正しい判断は出来ないのですから。

実名えん罪報道に加担しないための思考訓練 ロス疑惑・松本サリン・PC遠隔操作事件

東電OL殺害事件 マイナリさん再審無罪確定 戦後8件目の死刑台・無期懲役からの生還

足利事件「謝ってください」「非常に深刻に受け止めている」



 

一時的にあつくなってまた冷める。それではいつまでたっても世の中は良くならない。

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少年法改正に言及、自民党の稲田朋美・政調会長ら 川崎市の殺人事件を受けて

投稿日: 2015年02月28日 11時44分 JST 更新: 2015年02月28日 12時08分 JST

自公政調会長、少年法改正に言及 川崎の殺害事件受け

自民党の稲田朋美政調会長と公明党の石井啓一政調会長は27日の記者会見で、川崎市の中学生殺害事件で未成年が逮捕されたことを受けて、未成年の刑事事件の手続きなどを定めた少年法の改正の必要性に言及した。対象年齢を20歳から18歳に引き下げたり、加害少年の氏名を報道することを禁じる規制を見直したりする可能性を示した。

石井氏は、選挙権年齢を18歳以上に引き下げる公職選挙法改正案が今国会で成立する見通しになっていることから、民法改正で成人年齢も引き下がった場合「少年法の年齢を合わせるべきだとの議論も当然起きてくるだろう」と述べた。稲田氏は「少年が加害者である場合は名前を伏せ、通常の刑事裁判とは違う取り扱いを受ける」と指摘。その上で「(犯罪が)非常に凶悪化している。犯罪を予防する観点から今の少年法でよいのか、今後課題になるのではないか」と語った。

(朝日新聞デジタル 2015年2月27日18時32分)

 

 

与党幹部、少年法見直しに言及 川崎・中1殺害受け 

2015/2/27 23:33 日本経済新聞

 川崎市の中学生殺害容疑で少年3人が逮捕されたことに関連し、与党幹部から少年法を見直す必要があるとの指摘が相次いだ。自民党の稲田朋美政調会長は「非常に凶悪化している。犯罪を予防する観点から今の少年法のあり方でいいのか、これから課題になるのではないか」と述べた。

 与野党は今国会に選挙権年齢を「18歳以上」に引き下げる公職選挙法改正案を提出する予定で、関連して成人年齢の引き下げも焦点になっている。公明党の石井啓一政調会長は「成人年齢を下げる議論が起きれば、少年法の年齢も合わせるべきだという議論も起きてくる」との見方を示した。

 

 川崎市立中学1年の男子生徒が殺害された事件は、政界にも波紋を広げている。安倍晋三首相は国会で「悲しい出来事を二度と繰り返さない決意で、できることは何でもやる」と表明。文部科学省は事件前の男子生徒と似た状況にある子どもがいないか、全国で緊急調査に乗り出した。少年3人が殺人容疑で逮捕されたことを踏まえ、永田町では少年法の見直しを求める声も出ている。

 「大変ショックを受けている。希望に胸をふくらませていた尊い命が無残に奪われた。防ぐことはできなかったのか」-。2月27日の衆院予算委員会。安倍首相は沈痛な面持ちで語った。

 文科省は同日、省内に経緯の検証や再発防止策を検討する作業チームを設置。子どもが関わる事件では2011年に起きた大津市の中学生いじめ自殺事件以来で、初会合には厚生労働省や警察庁も加わった。

 文科省は「捜査の進展を待たねばならないが、従来のいじめ、不登校事案とは異なる。警察や児童相談所と連携して動くべき事案ではなかったか」と指摘。調査対象を7日以上連絡が取れなかったり、学校外の不良グループと関わりがあったりして、「生命・身体に危害が生じるおそれがある児童・生徒」とした。「対象に粗さはあるかもしれないが、男子生徒のようなケースを早期にあぶり出したい」と、狙いを説明する。

 少年法の改正を今後の検討課題にすべきとの声も、与党幹部から出ている。自民党の稲田朋美政調会長は「少年事件が凶悪化しており、犯罪予防の観点から、少年法が今の在り方でいいのか課題になる」。公明党の石井啓一政調会長も、選挙権年齢を「18歳以上」に引き下げる公選法改正案が今国会に再提出される見通しであることを踏まえ、将来的な少年法年齢の引き下げの可能性を示唆した。

 これに対し、民主党の笠浩史元文科副大臣は「態勢面を含め、SOSへの気付きとその対応を再考しないといけない。(少年法改正は)直結するテーマではない」と指摘した。

【神奈川新聞】

 

毎日新聞 2015年03月02日 東京朝刊

 川崎市川崎区の多摩川河川敷で同区の中学1年、上村(うえむら)遼太さん(13)の刺殺体が見つかった事件で、逮捕された職業不詳の少年(17)が神奈川県警川崎署捜査本部の調べに対し、「(リーダー格の18歳の少年が)血を流して倒れている上村さんの近くでナイフを持っているのを見て止めようとしたら、『殺すぞ』とナイフを突きつけられた」と供述していることが捜査関係者への取材で分かった。一方、18歳の少年は「事件当時は自宅にいた」と話していることも判明。しかし、逮捕されたもう1人の無職の少年(17)を含め3人の供述にはいずれも信ぴょう性に乏しい点があることから、捜査本部は事件の構図について慎重に裏付けを進める。

 捜査関係者によると、職業不詳の少年は「現場に向かったのは他の2人と上村さんだけ。しばらくして現場に行くと(18歳の少年が)ナイフを持って立っていた。『やめろ』と言うと倒され、『お前も殺すぞ』とナイフを突きつけられた」と脅されたことを供述。その上で「無職少年が仲裁に入り無事だった」などと話している模様だ。

 無職少年は「上村さんが血を流して倒れているのを見たが、自分は近くにいただけ」と話し、職業不詳の少年同様、殺害に関与したことについては否定している。しかし2人の話にはつじつまの合わない点があるという。18歳の少年はこれまでの調べに対し、「今は話したくない」と供述していた。

 捜査本部によれば、上村さんの遺体の手足には、縛られた痕や抵抗した傷が確認されておらず、複数で押さえつけて暴行した可能性もあるとみられる。また逮捕された3人は、事件数時間前に居酒屋などで飲酒していたことが知人らへの取材で分かった。その際、17歳の少年の1人に、上村さんから無料通信アプリ「LINE(ライン)」を通じて「遊びませんか」などと誘いがあり、18歳の少年が呼び出すよう指示したという。3人はこの後、上村さんを河川敷に連れて行ったとみられる。【大場弘行、水戸健一、大平明日香】

 

 

毎日新聞 2015年02月27日 東京夕刊

遺体の見つかった河川敷に手向けられた花やボールに手を合わせる男性=川崎市で2015年2月27日午前9時15分、藤井達也撮影
遺体の見つかった河川敷に手向けられた花やボールに手を合わせる男性=川崎市で2015年2月27日午前9時15分、藤井達也撮影
 

 残忍な事件に関与した疑いが強まったのは3人の少年だった。川崎市川崎区の多摩川河川敷で同区の中学1年、上村(うえむら)遼太さん(13)の刺殺体が見つかった事件。発生から1週間となる27日朝、神奈川県警川崎署捜査本部は殺人容疑で少年らの事情聴取を始め、リーダーとされる定時制の高校生(18)を逮捕した。上村さんと少年らの間に何があったのか。【神保圭作、山崎征克、松浦吉剛、大平明日香】

 上村さん宅の近くに住む女性(38)は「もっと早く捕まると思っていたが、少年だから慎重に捜査していたのか。何人が関わっているのか、どうしてこんなことになってしまったのか知りたい。子供たちへの無関心がこの事態を招いたのではないか。地域や学校がもっと連帯しないといけない」。やはり近所に住む男性(78)は「小学生の孫がいるので出歩く時に心配していたが安心した。二度とこんなことが起きないようにしっかり調べてほしい」とほっとした様子だった。

 捜査本部が置かれている川崎署。逮捕された高校生は午前8時45分ごろ、タクシーで署に到着した。口をマスクで覆い、白の上着姿。母親とみられる女性と弁護士が付き添い、ややうつむき加減で足早に署内に入った。26日夜の取材に対し、同弁護士は高校生について、「上村さんの殺害とは無関係。上村さんとは面識があった程度」と説明していた。

 「グループを抜けたいと言ったら、『調子に乗るんじゃねえ』と言われて、また殴られた」

 上村さんは先月、高校生らについて、親しい同級生にこう打ち明けていた。

 上村さんは2013年7月、自然豊かな島根県・隠岐(おき)諸島の西ノ島(西ノ島町)から川崎市に引っ越して来た。そのまま地元の中学に進学したが、大好きだったバスケットボールの部活動に次第に足が向かなくなった。ゲームセンターや夜の公園でバスケをして遊んでいるうちに、高校生らと知り合ったという。

 当初、上村さんは友人らに「優しくしてくれる」と話していたが、次第に「使い走り」のように扱われ、暴力を振るわれるようになった。今年1月には、左目のまわりに大きな黒いあざができている姿を目撃されていた。

 友人らが問いただすと、逮捕された高校生の名前が挙がった。別の2人を含めた少年グループのリーダー格で、少年らを「子分」のように従えていた。知人の少女によれば、切れやすく、けんかっ早い性格だったという。

 上村さんは、友人の一人に対し「一緒につるんでいる先輩たちから『スーパーで万引きをしろ』と言われ、断ったら殴られた」と説明。一方で、「万引きをしないと認めてもらえない。やりたくないけど、やらないと殴り殺されるかもしれない」とも打ち明けていた。

 ◇近隣住民とトラブル

 逮捕された少年の自宅は、上村さんの自宅アパートから西へ約1キロの場所にある。両親、祖母らと暮らしていたという。

 近所の住民らによると、少年は近くの公立中学を卒業後、定時制高校に進学。自宅前には日中、数人の仲間がオートバイや自転車で集まり、たばこを吸いながら話す姿が頻繁に目撃されていた。近隣住民の飼い猫に危害を加えてトラブルになったり、自宅の前で若い男性に植木鉢を投げつけ、言い争いになったりしたこともあったという。別の女性は「髪を染めたりしていたが、そこまでひどいことをするようには見えなかった」と言葉少なだった。【山崎征克】

 

 

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