この記事は、「Unityゲーム開発者ギルド アドベントカレンダー2025」 25日目の記事です。
adventar.org
今年Steamで遊んだゲームのまとめです。
それぞれの感想と良かった点を載せていきます。
去年はこちら
raspberly.hateblo.jp
YumeCore
入院中の女の子が明晰夢を見るベルトスクロールアクションゲーム。
病院を舞台に、現実世界と夢世界を行き来しながら夢の秘密を探る。
現実世界は主にアイテム入手などの探索、夢世界は戦闘がメインで暴れまわる。

現実世界は病院内を自由に探索できる。
そこまで広いわけではないが、ファストトラベルも用意されている。
(エレベーターで階層移動ができるが演出が妙に長いので歩いて階段を使った方が早い気もする)
夢世界はベルトスクロールのステージクリア型ゲーム。道中+ボス戦という構成。
まず目に入るのが原色感の強い色彩。
夢の中で他の患者やナースをボコボコにしていくのは絵面のインパクトもあり面白い。
ブンブン振り回したり鷲掴みにして腹パンしまくったり。

次回作の亜電と比べて空中攻撃や全体特殊攻撃などレパートリーが多い。
ストーリーと世界観
「夢」をテーマにしたストーリー。
世界観も独特で夢の中ならではの突拍子もない演出も多い。
ホラーゲームではないがゾッとするような場面もある。

ストーリーは深く語られないので、クリア後は不思議な印象を受けるかも。
好きな曲
ステージ3の道中曲、雰囲気とあっていて良い
病院ステージつながりでRabiRibiの「Unfamiliar Place Again」を思い出す
亜電
前作と同じベルトスクロールアクションゲーム。
謎の世界に入り込んだ主人公がダンスをしつつ、ある事件に巻き込まれていくというお話。

敵が弾幕攻撃をしてくるなどシューティングゲーム要素が強くなった。
探索パートはなくなったがキャラクター育成システムが追加されている。
サイドビューは慣れるまで位置関係の把握に苦戦するかも。
敵の弾幕攻撃は、地面にできている影を見ると当たり判定を判別しやすい。

コンボ攻撃はなくなったがダッシュができ戦闘がスピーディーになった。
ボス戦の攻撃手段はほとんどダッシュ攻撃のみでそこはちょっと物足りないかも。
上記の位置合わせも慣れないうちは難しく、敵を素通りしがち。
ボス戦が楽しい
前作から比べて登場キャラクターもBGMも大幅に増えている。
各キャラクターは固有の能力を持っていて、それをイメージした攻撃をしてくる。
能力使用時のカットインもかっこいい。

個人的に「すずめ」がお気に入り。ギャルっぽい見た目だが超真面目。

ストーリーと演出の良さ
ストーリーがよい、先が気になりすぎてドンドン遊んじゃうレベル。
かわいい見た目とは世界観や演出がすごい。

前作に引き続き、ホラーゲームではないがゾッとなるような演出も所々にある。
変わった演出や表現だな~と思いきやそうなっている理由がちゃんとあったり。

ボスとの再戦まで
会話は早回しできるが、イベント自体をスキップできないためボス再戦に時間がかかる。
基本的に各ステージは道中+ボス戦の構成になっている。
敵の種類は多く、攻撃手段やパターンも豊富なのだが道中自体がやや長め。
ボスラッシュモードがぜひ欲しい!
好きな曲
名曲ぞろい、思わずサウンドトラックを買っちゃうくらいBGMが良い。
MAHOROBA CAT
ボクセルで表現された日本各地を巡り、旅行雑誌に掲載する写真を撮るゲーム。
東京ゲームダンジョン9で体験しました。

各地にはそれぞれお題があり、クリアした写真を撮るのが目的。
通常はサイドビューだが、カメラ撮影時のみ一人称視点でいろいろ見える。
通常じゃ見えない裏側を観察したり。
多くのステージ
北は北海道、南は種子島まで全8ステージが登場。
それぞれランドマークが再現されていて、見て回るだけで楽しい。


時間帯によっては月を背景に撮影することも。

天候の変化や移動手段の使い分けなどプレイヤーの没入感を高める工夫も随所にある。
ロード画面に移動中の様子を映していたり、旅をしている感覚が強く味わえる。
最後は自分の撮った写真がそのまま雑誌に掲載されるのも良い。
猫の写真
クリアとは関係ない要素に「ステージに隠れている猫」を全て撮影するというものがあります。
資金集めとして機能しますが、全91匹もいるためやりこみ要素にもなっている。
お助け要素ありでもかなり難しいが、その分達成感は大きい。

Pastel☆Parade
ポップでかわいいリズムゲーム。
東京ゲームダンジョン9で体験しました。
バレーやバンドなど、様々なものをモチーフとしたリズムゲームをプレイできる。

やりこみ要素として収集要素とプラチナメダル(ノーミスクリア)の取得があり、
ストーリークリア後には新曲も追加される。

かわいいキャラクターとアニメーション
キャラクターがかわいい。
楽曲の種類も多く、アニメーションで楽しげに動く。


サブキャラクターも豊富。

音ゲーだがストーリーもあり、スチルがたくさん出てくる。
特定の場面ではロード画面が変化したり...

難易度は高め
見た目はかわいいが難易度は高め、各チュートリアルすら初見だと苦戦するレベル。
ストーリークリアだけであればそこまで問題にならないかも。
個人的にバンドと潜水艦と焚き火と宇宙飛行士がかなり厳しかった。
好きな曲
・ハロー!パステルワールド
・ならしてミュージック
・ひびいてミュージック
バンドの曲は各パートのリズムを口ずさめるくらい好き
プラチナのためにやりこむと、曲を聞いてるだけで自然と指がリズムを刻みだす。
トルービズの秘薬師
派遣された薬師になり、患者の症状に合わせて薬を調合していく言語解読ゲーム。

薬の調合はマニュアル通りに行うが、
このマニュアルは謎の言語で書かれていて、最初は全く内容がわからない。


絵や雰囲気を手がかりに、患者で実験したりして少しずつ解読しながら進めていきます。
マニュアル自体にメモしていけるので難しい操作などはなし。
少しずつ解読していく楽しさ
言語解読ゲーム自体あまり遊ばないのですが、程よい難易度で楽しめました。
最初は何がなんだかわからないまま始まりますが、自分なりにあたりをつけながら解読し、
当たっていたときの達成感がとても気持ちいい。

静かなBGMに、ページをめくる音、フラスコを持った時のコンッという音、
トットットッ…という調合音も心地よい。
ITERAZERS
東京ゲームダンジョン3で体験したゲーム。
アリーナ形式のシューティングゲーム...なのだが、
現在バグプログラムに占領されているため、セキュリティシステムに協力するというあらすじ。
基本的にただ遊んでいけばOK。

基本的に取れるアクションは移動(+ダッシュ)と攻撃のみ。
ぱっと見カスタムロボっぽい画面構成ですが空中移動はできない。
敵が複数体の時に限りロックオン切り替えができる。
攻撃方法は射撃のみ、弾数無限のリロード制でリロード完了後に再射撃を行う。
ただしボタン押しっぱなしだと出ず、リロードが終わるたびにボタンを押しなおさないといけない。

カスタマイズ要素が特徴。
カスタマイズ要素
基本的な本体性能(耐久値、移動能力など)と左右の射撃性能を細かく制御できる。
連射数やリロード速度を上げるだけでなく、弾(バレット)の挙動自体を大きく変えられる。
着弾時に爆風を発生させたり、追尾性能を持たせたり。
障害物のある地形なら山なり軌道で発射したり。

即座に性能テストができるようになっていたり、プリセットとして保存できるのもよい。
強化の幅はちょっと狭い
ステージを初回クリアするたび、機能解放orポイント獲得のどちらかが行われるが、
1ポイントずつしかもらえないので強くなったことが実感しにくい。
全ステージクリア後でも少なめ、最後は超強化して大暴れしたかった。
(ただスコアアタック要素があるため仕方ないところではある)
Tower o-ven
タワーをひたすら降り続けるアクションゲーム。
下方向への強制スクロールで、ランダムに出現する足場を使って下っていく。
画面外に落下するか、上に迫るオーブンにやられるとゲームオーバー。
東京ゲームダンジョン4で体験しました。

最初はチキンだげだが、ジャンプなど特殊な能力を持つキャラクターが後から開放される。
Steamランキングもあり。
黙々と遊べるゲーム性
運要素もあるが、ギリギリまで粘る根性、即座に降りる判断力が問われる。
下に降りていくだけの非常にシンプルなゲームだが、黙々と遊んでしまう何かがある。

シンプルすぎるため説明が難しいがただ降りるだけなのに面白い。
文字グラフィックの変更、決定ボタンの変更、ポーズ中のBGMフィルターなど、
細部まで手が入っているのも良い。
失踪した友人の部屋に残されていたゲーム
「失踪した友人の部屋に残されていたゲーム」といういわくつきのゲーム。
プレイしてゲームに隠された謎を解き明かそうというもの。
ゲームを起動して最初に表示されるのがこの画面
この時点で尋常じゃないオーラを感じる

ステージをクリアすると次のステージが開放される。
全て一人称視点だが、ステージによってはシューティングだったりチェイスがあったりする。
ステージ内にはドキュメントが隠されていて、それを集めてゲームの真相に迫る。

不気味な雰囲気
ゲーム全体を通して感じる不気味な雰囲気が良い。

作りが粗い部分もあるが、それが「謎のゲーム」という設定にうまくマッチしている。
Rise of Rebellion~地罰上らば竜の降る~
「地罰」という名称で親しまれる3Dアクションゲーム。
戦闘を通じプレイヤーが操作キャラクターとの一体感を得られる「リンク感」を重視している。

ゲームシステムとしてはSEKIROが近い。
体幹ゲージに似た役割のスタミナゲージがあり、削りきると一定時間殴り放題になる。
スタミナゲージは攻撃を当てるかパリィで減らせるが回復速度は結構早め、
敵の攻撃中も回復するので積極的に攻めないとなかなか削り切れない。

敵はコンボ攻撃の途中or最後に特殊な攻撃をしてくるので、
それを以下の方法でいなす必要がある。
重撃(白く光る攻撃)→ジャストパリィ
砕撃(赤く光る攻撃)→ジャスト回避
地奔り(青く光るのアーツ攻撃)→アーツ返し
地均し(地奔りの叩きつけバージョン)→ジャンプ
基本的に4択。
重撃と砕撃は方向指定があり、敵の攻撃方向に合わせてアクションをしなければいけない。
ただし、こちらの攻撃モーション中でも攻撃判定が出る前であればキャンセルして回避などができる。

ステージは結構広い。探索要素として強化アイテムやストーリー補完の資料などが見つかる。
一部の強敵は倒すと復活しない。

成長要素はレベル制ではなく、強化アイテムを使ってスキルを解放する形式。
ボス戦とコンボ攻撃(鎖状連撃)の楽しさ
多くのソウルライクゲームはボタンを連打するだけで攻撃が成立するが、
地罰では格闘ゲームのようにコンボ攻撃をつなげる楽しさがある。

スタミナゲージを削りきっていればずっとコンボを叩き込めるし、
位置関係や残り時間でコンボを分岐させ、最後はアーツで締めると気持ちいい。
スキル強化で新しいコンボが増えていく。
敵もコンボ攻撃をしてくるが、
ソウルシリーズのように2~3回殴られただけでやられることはなく、
ボスの攻撃でもかなり耐えられるのできっちり殴り合いができる。
各ボスとは基本的に平坦な広い場所で戦う。(一部例外もある)
ボス部屋が狭かったり、障害物だらけだったり、視認性が悪かったりもせず。
露骨に落下死を狙ってきたり、複数体同時に襲ってきたり、変なギミックがあったりもしない。
真剣にボスと向き合える。
納刀できる
一番好きな要素かも。任意に武器を納刀・抜刀ができる。
ゲーム上特に意味はないが、個人的に抜刀したまま探索するのがあんまり好きじゃないので...
(ダークソウルの場合、左武器をセスタスにして両手持ちすると疑似的に納刀できるのでそれで代用したりした)
ロックオンすると自動的に抜刀される。ボス戦の時など雰囲気が出てすごくいい。

難易度は高い
かなり難しい。
ボスクラスの攻撃は激しく予備動作もかなり短い。
ジャストパリィ・回避ともに、失敗した場合なぜ失敗したのかわかりにくい。
成功しても確定で反撃できる時とできない時がある。

また、一部の敵はスタミナを削るのが相当に厳しい。全然減らず回復速度も速い。
「穢れ衝くもの」系の敵が最後まで慣れなかった。
演出はちょっと乏しい
ボイスはほとんどなく、ボス戦以外はBGMも流れない。
ボス戦は倒しても何か演出があるわけでもなくBGMがスンッ...と止まって終わる。
デカデカと文字が出たりもしないので倒した感は薄め。
育成要素の問題
スキル獲得にはポイントがいる、これは探索や強敵の撃破で手に入るが数が足りない。
スキルリセットはできるが貴重なアイテムを消費するため、
違うの武器を試したくなったとしても気軽に持ち替えられない。
ハンティングアクションゲーム。モンスターハンターシリーズの最新作。
今までギルドが立ち入ってこなかった禁足地が舞台。

今回は拠点と狩場がシームレスにつながっているのが特徴。
各フィールドごとに村があり、そこを起点としたイベントも起こる。

モンスターハンター2から季節が復活。
時間経過で変動し出現モンスターや採取物など環境が大きく変化する。
ライズのガルクに変わりセクレトという移動特化のオトモが登場。
ストーリーが全編フルボイスになりハンターもアイルーも喋る。
進化したグラフィックとオープンフィールドの狩り
ワールドよりも更に進化したグラフィックはきれい。

3つの季節のうち、豊穣期以外は薄暗いがそれぞれ雰囲気は出ている。
適当にフィールド探索をして気ままに狩りをするのが楽しい。
個人的にレ・ダウが一番好き。
気になった点
過去作から大きく変わったがかなり使いにくい。地図も見づらい。
マルチ機能もリンクパーティやフォローなど直感的にわかりにくい所がある。
アップデートである程度は解消。
拠点内でNPCがヘローヘロー言ってくるのがすごい気になる。
クエスト中にアルマがずっとくっついてくるのも気になる。
NPCとは少し違うけどセクレトの操作性もあまりよくない。
全体のまとめ
今年もいろいろゲームをしました。
どれも面白かったんですが、個人的に「亜電」「Pastel☆Parade」がお気に入り。
ストーリーよし!キャラクターよし!楽曲よし!
地罰とワイルズはネット上だと悪評が目立つけどそこまで悪いゲームではないと思う。
アクション要素はどちらもよかった。
ワイルズはMR版が出ると思うので楽しみ。