ただいま九十九里浜沖。
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あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。
まずは昨年末、冬コミにおいで頂いた皆さんありがとうございます! 本のタイトルを『御機嫌如何その2』としたら、「1はありませんか」「これは1の続きですか」という反応をいくつか頂きまして、これはよろしくなかったですね。次は『御機嫌如何2026』のようにしましょうか。
次のイベントは2月16日のコミティアで、なにか間違ってなければ参加できるでしょう。今回の新刊もまた通販する予定ですので、しばらくお待ちください。

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正月、帰省からの帰りに寄り道して鳥羽海の博物館へ行ってきました。鳥羽や伊勢志摩を中心にした漁民の暮らしや海との関わりについて丁寧に展示してあり、予想をはるかに越える充実した施設でした。これはもっとゆっくり観る行程にすべきでしたわい。1950年代に民間で建造された潜水艇、白鯨号はなんと中に入ることもできて大興奮。また来ましょう。
そして二見浦では小学校の修学旅行以来約40年ぶりの夫婦岩を見てきまして。40年……。荒海にそびえる大岩かと思っていたら岸からすぐそこで、当時たいへんにがっかりしたものです。大人になって見てみれば、満ち潮なら意外と悪くないですね。二見浦名物のカエルも買いました。
そのあとは名古屋港水族館へ。いちばんのお目当てはベルーガです。かわいい。鳴き声はえらくけたたましいけど。シャチも見てきましたよ。しかしイルカ類が水槽で暇そうにぐるぐるしているのは、いかにも閉じ込めているようでいささか居心地が悪くなるのも確かだわね。
でもって、なんにも用事がないけれどフェリーで仙台へ行く途中です。去年とある離島へ行くつもりだったのを断念しまして、船乗りたい欲をもてあましておったのですよ。フェリー「いしかり」のカフェで出る「まかないカレー」が想像以上に美味くて驚きました。昭和風の黄色いカレーで、松屋に勝てるよ。夜には東京へ戻りまして仕事です。優雅!



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もう東京へ戻っております。
そして今日からスタートのNHKドラマ「東京サラダボウル」1話観ました。黒丸さんの原作が好きなんですよ。
NHKと相性の良いテーマと相まって、丁寧でとてもいい映像化でした。鴻田さんが原作そのまんまですごい。アリキーノは原作を読んでいるだけに、松田龍平があの……と今後が楽しみです。
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2025年の映画初めは4Kリマスターで上映中の『レッド・サン』でした。チャールズ・ブロンソン、アラン・ドロン、三船敏郎が共演するウエスタンで有名な作品です。ワシントンへ向かう日本の使節団が天皇より預かった刀を列車強盗に奪われ、使節の一人三船敏郎が奪還へ向かう……というもの。実は初見。お正月にふさわしい映画なのではないでしょうか。
エキゾチック・ジャパン風味は意外と薄く、三船敏郎と武士の文化にリスペクトがありましたよ。ただ高貴な野蛮人枠というか、キンメリアのコナンでも同じ話ができるんでないかしら。アラン・ドロンは人殺しや裏切りを躊躇しない酷薄な悪役ながら愛人の扱いはきちんとしていて、これがアラン・ドロンの格か。チャールズ・ブロンソンは冷静に眺めると相当にダメな奴なのだけど、ブロンソンなら仕方ないかと思わせてしまう。松本零士キャラに近い。
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2024年の映画ベスト3も挙げておきましょう。 ベストは圧倒的に『スチリャーギ』。2008年の映画なのだけど、日本初上映だったし、いや映画館でやったのではなく上映会だったのだけど、でも別格で素晴らしかったのでこれにさせてください。
雪解け期直前のソ連、モスクワ。スターリンの威光がまだまだ輝いていた頃。アメリカ文化にあこがれソ連では白い目で見られるファッションに身を包み、ダンスや音楽に興じる若者たち「スチリャーギ」の物語。しかし鉄のカーテンの向こうから乏しい情報をもとに想像するアメリカ文化は幻想に近く、もはや彼らのオリジナルとでもいうべきもので……。
スターリン的な抑圧を拒否し、自由を求めるこんな晴れやかな映画がたった17年前のロシアでは撮ることができ、しかも大ヒットしたのです。時代を越えてさまざまな男女たちがクレムリンへ向かうラストシーンはもう号泣でしたよ。たった17年でロシアがこうも変わり果てたのは悲しむべきことでもあり、また希望でもあるのです。 これ以外で3つならば『ファースト・カウ』『密輸1970』『2度目のはなればなれ』を挙げましょう。どれも良かったですよ。あと『カラオケ行こ!』も好き。
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今年の目標は
・新連載を始める。
・はじめてのところへ旅行する。最低でも国内と国外ひとつずつ。
・再訪になるところへも旅行する。最低でも国内と国外ひとつずつ。
・人と会う。会ったことのない方ともひさしぶりの人とも馴染みの皆とも。
・最近ご無沙汰なのでTRPGもしたい。
・体重を減らす。 あたりかしら。きっちり自己管理してスケジュールをこなさないといけませんよ。俺のいちばん苦手なやつだ。
1968年に行われたヨットの世界無寄港一周レースを書いたノンフィクション『狂人たちの世界一周』がすこぶる面白かったので、帆船かヨットに乗ってみたい。
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今までこのブログを更新したら各種SNSで告知していたのだけど、しばらく告知無しでやってみます。SNSで書かないことも載せていきましょうかね。そのかわり更新頻度上げないといかんよ。noteかfanboxへの引っ越しは今のところ予定していません。そっちの方がにぎやかなんでしょうけどねえ。
SNS、今はBlueskyが主な居場所です。X(かたくなにTwitterと言い続けてきたけれど、今の惨状はもうウチの知るあのSNSではない)にもまだいますけども。あとThreadsにもいますがほぼ何もしてません。でもインスタグラムと連携できる強みを活かして使い方を考えたい。mixi2はどうなんでしょうね。アカウントはあるものの、鍵かけて不活性状態です。結構賑わっているという話も聞くわねえ。
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今年は大きく動きそうなウクライナ情勢、ウクライナの皆さんに自由と平和と公正が少しでも訪れますように。 Xで、あの戦争やロシアに対するスタンスの違いでさまざまな人とやり取りしたり言及したりといったこともあったけど、今後はできるだけ控えるつもりです。大事なのはウクライナ人とその政府を市井の一人としてどう支援できるかということで、SNSで日本人同士ああだこうだやりあうのは気が進みません。SNSを通じて少しでも日本社会にはたらきかけたいというスタンスの人もいるでしょうし、他の人がやりあうのは構わないのですよ。