- スマホ移行期の不安と、消えてしまった日記
- 20年ぶりの再会――日記ファイルが見つかった日
- 生成AIとの出会い――過去日記が“物語”へ形を変える瞬間
- 200話を越えるまでに感じたこと
- 続けられる限り続けたい
過去日記の記事は、いま画像を中心に仕上げているところです。
文章はほとんど出来上がっているので、もう少しだけお待ちいただけたら嬉しいです。
その間、合間の記事も気軽に楽しんでいただけたらと思っています。
いつも読んでくださって、本当にありがとうございます。
20年前、携帯電話の小さな日記サイトに毎日のように書いていた記録。
スマホへ時代が移り始めた頃、「もしかして近いうちに携帯サイトが見られなくなるかも」という噂が広がって、その不安に押されるように全部のテキストをダウンロードして、日記を消してしまったんですよね。
そのまま月日が流れて、10年以上経ってから偶然そのテキストファイルを見つけました。
開いてみると、当時の思い出がびっくりするくらい鮮やかに戻ってきて、いつの間にか心の支えみたいな読み物になっていました。
そして2024年。
生成AIに出会ったことで、その“眠らせたままだった過去”が、今度は新しい物語として動き始めます。
Copilot、Microsoft Designer、Pictorなどを使いながら、過去日記をイラスト付きの物語に作り直すまでの試行錯誤。そして200話を超えるまで続けた創作の軌跡をまとめました。
スマホ移行期の不安と、消えてしまった日記
携帯サイト終了の噂に振り回された日々
20年以上前、当時は携帯の日記サイトが主流で、毎日そこに書き込んでいました。
スマホへの移行が始まった頃、周りで「携帯サイト、そのうち見られなくなるらしいよ」という話が出回り始めて、妙に不安になってしまって。
それで全部テキストで保存して、日記も削除してしまったんです。
アカウントと友達登録は残したままだったのですが、訪れることはなくなりました。
ところが、スマホが当たり前になって10年くらい経った頃、ふと気になってアクセスしてみると……なんと、まだ残っていたんです。
懐かしくて、当時の友達の日記にも行ってみたのですが、みんな2010年くらいで更新が止まっていて、放置状態。
あの頃はいろんなサービスに人が集まっていたのに、時代とともにInstagramやFacebookに流れていったんだな、とその時になって実感しました。僕自身もそうでした。
でも、2017年頃。Instagramで当時のお友達の一人を偶然見つけて、またお付き合いが再開したんです。
辞めたサイトは残っていても、人はあちこちに散らばってしまう。でも、そんな中でひとりだけ再会できたというのは、今でもちょっとした奇跡です。
あの頃は技術が一気に進化していって、使う側が追いつけなくて、噂だけで焦ってしまう時代でした。
今思えば、やめなくてもよかったのにな、と少しだけ悔やんでいます。
しかし、1人、また1人と辞めていく人がいて、気づいたら周りは誰もいないなんていうことは過去に掲示板というサービスでありました。
やめると、一気にモチベーションが落ちる
一度やめてしまうと、書く気力って驚くほど消えていきます。
それまで習慣みたいに続けていた日記も途絶え、あれだけ大事に保存したテキストファイルの存在さえ忘れてしまいました。
20年ぶりの再会――日記ファイルが見つかった日
ハードディスクを整理していたら、思いがけない“宝物”が
20年以上経ったある日、パソコンのハードディスクを整理していて、「日記」というフォルダを見つけました。
「あれ?これ何だ?」と思いながら開いたら、当時のメモ帳ファイルがぎっしり。
試しに一つ開いてみると……
「ああ、これ、書いたわ」
そんな懐かしさが一気に押し寄せてきました。
その時の気持ちまでスッと戻ってきて、楽しかったことも、ちょっと苦かったことも、その日の空気ごと蘇ってくるんです。
その瞬間、「これは取っておこう」と思いました。
スマホで読み返すようになって、癒しの時間へ
「このままハードディスクに置いとくのは危ないな」と思ったので、Googleドライブにアップしました。
それからは、思い出した時にスマホで開いて読むように。
「ああ、こんな日あったな」
「この時、こんなこと考えてたんだ」
そんなふうに読み返すのが、ちょっとした息抜きになっていきました。
生成AIとの出会い――過去日記が“物語”へ形を変える瞬間
画像生成AIで遊んでいたら、ふとアイデアが浮かんだ
転機が来たのは昨年のことです。
Copilot
Microsoft Designer
Pictor
PixAI
こういった生成AIでイラストを作って、ブログ記事の挿し絵として使ってみたんですが、それがやけに楽しくて。
生成AIイラストの始まり― Copilot と Microsoft Designer で描いた“初期AIイラスト ―
生成AIで初めて作った画像は、ブログの挿し絵です。
その頃は Copilot と Microsoft Designer しか使っていなくて、作れるのは正方形のイラストだけ。
しかも、どれも少しCGっぽい仕上がりばかりでした。
それでも、ド素人のボクは「うわ、すごい…!」って一人で感動していました。










「そうだ、あの過去日記……」とここで思い出すわけです。
文章だけより、挿し絵がある方が断然楽しい。
なら、あの日記を物語として再構成して、イラストを添えてみたらどうだろう?
それが、今作っている「マユミ」の世界の原点です。
写真からイラストにするのが、想像以上に難しい
最初は、昔の写真をもとにイラストを作っていたんです。
でも、無料の生成AIだとどうしても顔が歪んだり、雰囲気が変わったり、話と噛み合わなかったり。
1つの記事なのに、ボツ画像が100枚以上出ることもありました。
しかも4時間くらい平気で溶ける。
「もうこれ無理だ」となって、30話くらいでイラスト化は断念しました。
過去日記(初期)を彩るAIイラスト― マユミを生成AIで描いた“イラスト版ヒロイン” ―
過去日記の挿し絵は、できるだけCGっぽさを消したかったので、アニメ調の水彩画を選んで生成していました。
そのせいで、初めて作った画像と比べると、水彩画の質感が少し雑に見えてしまって、なんだかクオリティが落ちたように感じていたんです。
それに、当時は無料の生成AIは、生成するその“力”にも限界があったんでしょう。
1年経ったのでアップデートして性能も上がっているかもしれません。











AIのプロンプト解析の限界と、人間の“記憶のニュアンス”
次に考えたのが、昔の写真をAIに解析させて、特徴をプロンプトにして生成させる方法。
ですが、どれも驚くほど本人から離れるんです。
一方で、自分で写真を見ながら「この人はこういう目で」「こういう雰囲気で」と言葉にしていくと、不思議なくらい本人に近い。
AIは特徴を正確に拾うのに、“空気感”のような部分はやっぱり人の言葉の方が強いんだな、と実感しました。
イラストから写真風へ― 過去日記が変わった、AI画像スタイル転換の瞬間
全てではありませんが、時間のあるときに、一部の古い記事のイラストを写真に差し替えていました。(古いイラストは削除して残っていないものがあります)
ほとんどはイラストから直接生成した写真ですが、イラストとは異なる写真の場合は、イラストを見ながらプロンプトを考えて言葉にして作成しました。
比べてみると、その違いがわかって面白いかもしれません。






















イラストから写真生成に方向転換した理由
そこで方向転換しました。
「もう無理にイラスト化しなくていい」
そう思えるようになってきたんです。
生成AIの写真は本人そのものではないけれど、雰囲気が“そう見える”なら、それでいい。
見る側がそう感じるなら、それが正解。
最悪、本当に本人にバレても…その時は「昔の思い出を残しておきたかった」と素直に言えばいい。
変に誤魔化して気まずくなるより、ずっといい。
そう考えて、写真形式で生成する方針に切り替えました。
200話を越えるまでに感じたこと
生成AI画像をそのまま使うと、物語が一気に進んだ
生成AIの写真をそのまま使うようにしてからは、物語づくりが一気に進みました。
気づけば100話を超え、番外編も合わせると200話を越えるところまで来てしまいました。
何より、読んでくださる皆さんのスターやコメントが本当に励みになりました。
あれがなかったら、ここまで続いていなかったと思います。
やめたくなる時だってある
正直、「もうやめるか」と思った日もあります。
でも、気づくとまた続きを作っている。
仕事より熱心に研究していて、自分でも笑います。
続けられる限り続けたい
生成AIの仕様が変わったり、使えなくなる日が来る可能性もゼロではありません。
その時は突然“プツッ”と終わるかもしれません。
それでも、続けられるうちは続けたいと思っています。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。