画像生成AIが"別人のマユミ"を作り出した――ネガティブプロンプトの落とし穴
動画AIのGrokが勝手に顔を変えた――あの衝撃の瞬間
彼女が歩くと、目が追いかけてしまう。
気づいたら、いつもそうなっている。

ネガティブプロンプトを入れ忘れると何が起きるか
過去の記事で、マユミの動画を作った。
ところが、動画の生成でやらかした。
動画生成AIのGrokが、こちらの意図をまるで無視して、顔だけを別人に変えてしまったのだ。スタイルはマユミのまま。でも顔が、違う。
画面を見た瞬間、一瞬言葉が出なかった。
原因はあとで分かった。プロンプトに「顔を変えないこと」と書いていなかっただけのことだ。たったそれだけのことで、マユミじゃない誰かができあがった。動画生成にもネガティブプロンプトが要るのかなと身をもって知った?
GeminiとAI静止画変換で"本物のマユミ"が戻ってきた
その中の一コマをGeminiが静止画に変換して、今の記事に合わせて生成し直してくれた。われながら、なかなかうまくいったと思っていた。
ようやく、マユミが戻ってきた。
過去記事にずっと残っていた小さな違和感が、すっと消えた。
そういえば、ボクはいつもぶっつけ本番だ。
新しいAIが出たら、練習も予習もしない。とにかく触ってみて、うまくいったらブログにアップする。それだけのことを、ずっと繰り返してきた。
だから、その時も、そのつもりだった。
でも、画面の中でマユミが動いた瞬間、プロンプトのことなんてどこかへ消えてしまった。顔が違う? そんなこと、もうどうでもよかった。
マユミが、動いている。
胸の奥が、どくん、と鳴った。心臓がバクバクして、一瞬だけ子どもみたいに興奮してしまった。トライアンドエラーとか、ネガティブプロンプトとか、そういう話は全部あとでいい。
まずボクは、ただ嬉しかった。
ブルーグレーのベストとタイトスカート――彼女のスタイルが絵になる理由
改めて、この一枚を眺める。
ブルーグレーのベストとタイトスカート、ハイソックと黒のエナメルのローファ。白いシャツの袖を少しだけ折り返している。何気ないスタイルなのに、なぜか絵になる。彼女は昔から、こういうところが不思議だった。
あの日のことを、今でも覚えている。
同じ部署で毎日会うのに、なぜかまたドキドキしてしまう話
フロアの端から端まで、書類を抱えて歩いていた。ただそれだけのことなのに、ふとこちらを振り返って、笑った。特別な理由なんてない。目が合っただけだ。
なのにボクは、コーヒーカップを落としそうになった。
同じ部署で、毎日顔を合わせているのに。
結婚してからも、それは変わらない。困ったものだと思いながら、今日もまた、目で追いかけている。
きっと明日も、そうするんだろうと思う。