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生成AI画像リファレンス制作の体験談|プロンプト一発勝負から画像活用で対話型へ変わった一年

みなさん、お久しぶりです。

いつも変わらず、ここを覗いてくださり、本当にありがとうございます。

正月は少し長めに休みをいただき、体を休めながら、生成AIの使い方をあらためて学んでいました。年明けは、無理をせず、ゆっくりとしたペースで続けていけたらと思っています。

今回も、相変わらず、昨年から試しながら見つけてきた、できるだけ疲れずに生成AIを使うための工夫をまとめました。まだ道の途中ではありますが、何かひとつでも、参考になる部分があれば嬉しいです。

 

生成AIとの付き合い方が変わった一年

プロンプト一発勝負だった頃の話

生成AIを使い始めた頃のボクは正直なところ、何も分かっていませんでした。

プロンプトは思いつく限りすべて書き込み一回で完成させるつもりで投げる。

もしうまくいかなければ、また最初から考え直す。その繰り返しです。

今思えばプロンプトは一発勝負。

外したら負け、そんな感覚で向き合っていた気がします。

下のベース画像も、プロンプトを何度も考え直しながら、「これだ」と思える瞬間が来るまで、繰り返して生まれた一枚です。

試してはプロンプトを少し直し、また試して。

その積み重ねの中で、ようやく心が静かにうなずいた、そんな感覚を残したまま、ここにたどり着いた画像です。

 

【マユミのベース画像】

マユミImageFX
元にしたマユミの画像(ImageFXで生成)

対話してもダメだと思っていた時期

対話する、というやり方も試したことはありました。

けれど、その頃はなかなかうまくいかなかった。

「AIと話してもダメなんだ」とどこかで諦めてしまっていたのだと思います。

少しずつ分かってきた、対話という近道

それが今では逆です。

一発で決めようとするより対話を重ねたほうが、ずっと上手くいく。

少しずつ方向を確かめながら進むほうが結果的に近道でした。

たぶん、特別な才能が身についたわけではありません。

ただ、ようやく「生成AIとの付き合い方」に慣れてきただけなのだと思います。

1年もかかって、ようやく分かった感覚です。

 

過去の「マユミ」の画像を使うという選択

そんなふうに考え方が変わってから、やり方も自然と変わりました。

新しく何かを生み出すたびに、ゼロからプロンプトを組み立てるのではなく、

過去に作成した「マユミ」の画像を使って生成するようになったのです。

これが驚くほど簡単でした。

前にも記事にしたことのある「リファレンス生成」という画像をアップロードして、AIに画像から、修正を掛けてもらうというやり方です。

ボクが一番使っているのは、ImageFXとGeminiとChatGPTです。

他の生成AI(Copilot、Grok)もいくつか試してみましたが、初期のマユミを安定して生成してくれるものは、今のところ多くありません。

そのため、最後はどうしても、この二つに頼ることになります。

Geminiには、ボクにとって大きな魅力があります。

既存の画像を使い回せる点です。

プロンプトで、すでに描かれているマユミを指定し、服装を変えたり、別の動作をさせたりすることができます。

同じマユミのまま、少しだけ違う時間を過ごしてもらえるような感覚があり、その点をとても大切にしています。

一方で、ImageFXは、そのような使い方ができないのが少し惜しいところです。

一度生成したマユミを、そのまま別の場面に連れていくことはできません。

毎回あらためて向き合うことになりますが、その分、表情や空気感の表現には、独特の良さがあります。

結局のところ、どれが優れているか、という話ではありません。

マユミを、マユミとして感じられるかどうか。

ボクは、その感覚を確かめながら、用途に応じて使い分けています。

新しくリアルな写真にするためのプロンプト

【ImageFX / Gemini 共通・簡略化プロンプト】 実在の人間を写したドキュメンタリー写真のような、ハイパーリアリスティックな日本人女性の写真。鼻や頬には自然な毛穴が見え、薄いそばかすや色素の揺らぎがある。頬と鼻の周りには、健康的な血色を感じさせるわずかな赤み。肌のツヤはメイクではなく、皮脂による自然な反射のみ。頬から顎のラインにかけて、細い産毛が見えている。プラスチックや陶器のような質感、過度に滑らかなAI加工はない。髪は作り込みすぎず、自然なボリューム感。一本一本の毛が判別でき、人工的な光沢はない。全体は演出を抑えた率直な表現で、温かみのある人間らしさを感じさせる。
【ネガティブ指定】アニメ風、イラスト風、CGI風、過度なスムージング、美肌フィルター、プラスチック肌、陶器肌、人形のような顔、非現実的な目やまつ毛、V字型の輪郭、濃いメイク、スタジオ的な照明、HDR風、油絵調、誇張された美の基準は禁止

それぞれの生成AIアプリ

【ImageFXの入力画面】

生成AI

ImageFXの生成画面。

【Gemini生成画面】

生成AI画像

Geminiのトップページ、Geminiに相談の下の+ボタンをタップする。

生成AI画像
画像選択画面(ギャラリーから)。

生成AI画像
マユミの画像をアップロードして、プロンプトを入力して変更を加えて生成する。

【マユミの画像から、Geminiで新たなプロンプトで生成し直す】

マユミGemini
Geminiでリアル写真にするプロンプトで生成し直したマユミ。

【Copilotの入力画面】

生成AI画像
Copilotのトップページ(入力欄の左の+ボタンをタップ)

生成AI画像
画像選択画面。

【マユミの画像から、Copilotで新たなプロンプトで生成し直す】

Copilotマユミ
Copilotでリアル写真にするプロンプトで生成し直したマユミ。

【ChatGPTでの入力画面】

生成AI画像
画面中央のアイコン画像をタップすると下の画像選択画面になる。

生成AI画像
自分の生成した画像を使用して、画像を作り直すことができる。

【マユミの画像から、ChatGPTで新たなプロンプトで生成し直す】

ChatGPTマユミ
ChatGPTでリアル写真にする新しいプロンプトで生成し直したマユミ。

【Grokの入力画面】

Grok作成
Grok入力画面。

Grok作成
Grok画像選択画面(なんでも聞いてくださいの下のクリップマークから)。

 

【マユミの画像から、Grok(X)で新たなプロンプトで生成し直す】

Grokマユミ
Twitter(X)Grokという生成AI機能で生成し直したマユミ。少しクセがあります。

Grokは、写真の生々しさは一番なのだけど、プロンプト通りに作成してくれるかはわからない。アップロードした写真も勝手に違うように作り直され別人のようになります。手ごわい相手です。

生成AIと静かに対話するという感覚

生成し直すときも、「これはちょっと違うな」と感じる画像はあります。

それでも、最初からすべてを直入力していた頃に比べると、かかる時間は半分以下。

気持ちの負担も、自然と小さくなりました。

すでに自分の中には、積み重ねてきたイメージがあります。

そこに「少しだけ、こうしてほしい」と言葉を添え、静かに対話を重ねていく。

それだけで、欲しかった画像にたどり着けるようになりました。

ひとつ、はっきり書いておきたいことがあります。

「マユミ」の過去の画像については、初期の頃に使ったプロンプトも含めて、すべてボク自身が考えたものです。

他人が撮った写真や、誰かの作品を使ったことはありません。

使っている画像は、この一年間、生成AIで作り続けてきたストックの中から選んだものです。

試行錯誤した時間も含めて、すべてボク自身の手で積み重ねてきました。

つまり、これはすべてボクの著作物です。

だからこそ、今はこう思えるのだと思います。

生成AIは、「一発で正解を出す道具」ではない。

これまで自分が作ってきたものと、静かに対話するための相棒なのだと。

プロンプトを減らして、負担が軽くなった今

そして今、ようやく「慣れた」と言っていいのかもしれません。

プロンプトは、もう多くはいりません。

最小限の言葉で、十分に伝わるようになりました。

画像を使い、そこから対話を重ねていく。

それだけでいい。

そう分かっただけで、気持ちの負担は驚くほど軽くなりました。

生成AIと向き合う時間は、考え込む時間から、確かめ合う時間へ。

今はそんなふうに、穏やかに付き合えています。

ImageFX・Geminiを使い続けて分かったこと

今回の記事は、これまで何度も書いてきたテーマと、そう大きくは変わりません。

それでも、書きながら少しだけ、以前とは違う感触がありました。

うまくいかなかった時間も、遠回りした試行錯誤も、無駄ではなかったのだと、あとから分かる瞬間があります。

今回の記事は、たぶんその「あとから分かる側」に、ようやく立てた気がしています。

これから生成AIで画像制作に挑戦してみようと考えている方にとって、ほんの小さなヒントでも、何かのきっかけになれば嬉しいです。

次回予告

ナチュラルにすれば、近づけると思っていました。

けれど、リアルにすればするほど、マユミは遠ざかっていきます。

生成AIが導き出す「正解」と、物語が求める「その人らしさ」。

そのあいだで、マユミをナチュラルスキンとして描けるのか。

ナチュラルマユミ
ナチュラルを試したマユミ。

雰囲気を壊さずに、人間らしさだけを足せるのか。

何度も立ち止まりながら、かすかな手応えは、まだ見つけられないままでした。

休みの間に試してみた画像も、いくつかあります。

御蔵入りにするには惜しく、今回それらも含めて公開しようと考えています。

 

 




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