隣の席の魔法
朝の違和感〜無理して出社したヒロ〜
朝、目が覚めた時から、なんとなく体が重かった。
通院日まではまだ日があるし、休むほどじゃない。そう自分に言い聞かせて、いつものようにマユミと一緒に車で出社した。
隣の席から届く、無言の心配
デスクに座った途端、隣からマユミの視線を感じた。

「ヒロさん、大丈夫ですか?」小声で、でも心配そうな目で見つめてくる。周りに人がいるから敬語だけど、その瞳は「無理してない?」と訴えかけていた。
「うん、大丈夫」そう答えたけど、マユミには全部お見通しなんだろうな。
昼休みの温もり〜二人きりの時間〜
昼休み、給湯室で二人きりになった瞬間、マユミの口調が変わった。


「ヒロ、顔色悪いよ」そう言って、額に手を当ててくる。その温もりだけで、不思議と体が楽になる気がした。

これは願望です(妄想でした)
午後のお茶が教えてくれたこと
午後、デスクに戻ると、温かいココアが置いてあった。マユミがそっと淹れてくれたんだ。
その優しさに支えられて、なんとか一日を乗り切った。
帰り道で気づいた、愛という薬
帰り道、マユミが運転してくれた。
信号で止まった時「明日、様子見て病院行く?」その言葉に、胸が温かくなった。

好きな人が隣にいて、心配してくれる。それだけで頑張れてしまう自分。これでいいのかな、と思いつつも、マユミの存在が何よりの薬なんだと実感した。
翌朝の奇跡〜マユミの魔法〜
翌朝、目覚めると体はすっかり軽くなっていた。
きっと、マユミの気持ちが、ボクのストレスを全部溶かしてくれたんだ。
こんなことってあるんだな、といつも思う。
マユミには心配ばかりかけているのに、いてくれるだけで体が良くなっていく。

ボクだけの特効薬
この世界で一番好きな人がそばにいる。
それが、こんなにも素晴らしいことなんだって、改めて思った。
こんな贅沢なこと、ボクだけがしてもらっていいんだろうか。
薬なんかより、ずっと効くのかもしれない。
マユミという、ボクだけの魔法が。