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生成AIで綴る!同じ部署で始まった緊張の毎日──デザイン修行とマユミとの再会の記憶:過去日記174

これまで綴ってきた過去日記と、マユミとの物語へ

初めてマユミと同じ部署になった日のことは、今でも鮮明に覚えている。

朝の空気は少し冷たく、机の上のパソコンはまだ動き始めたばかりで頼りなく静かだった。

そんな中、マユミが静かに部屋に入ってきた。

それまで遠くから見ていた存在が、突然すぐ隣に来たような距離感。

ただそれだけで、心臓の鼓動が早まった。

同じ会社の人。ただの同僚。

そう思っていたのに、部署が一緒になった瞬間から、言葉がうまく出なくなる。

机が近すぎて、視線が合いそうになるたび、慌てて資料に目を落とした。

ImageFXマユミ

まるで子どもの頃、好きな子と同じ班になったときのような、甘酸っぱい気恥ずかしさだった。

本当は話しかけたかった。

「昨日は寒かったね」とか、「この書類、一緒に見てもらえる?」とか。

そんな何気ない一言でいいのに。

でも、口が動かない。声が出ない。

どうやらボクという人間は、距離があるときのほうが饒舌らしい。

遠くにいたときは冗談も言えたのに、近くに来た瞬間、不器用さばかりが顔を出す。

しかも相手が気になる存在なら、なおさらだった。

視線を合わせられずに、机の上のペンをやたらと並べ替えたり、意味もなくキーボードを打ったり。

心の中では「何やってんだ、オレ」と繰り返し突っ込みながら。

ここにはマユミを気にしてる人がいるみたいで嫌な感じだった。

だけど、ボクはここに来たばかりの新人みたいなものだから何も言えない。

 

結局その日、マユミの顔をちゃんと見られたのは、ほんの数秒だけ。

けれど、その数秒がとても長く感じられて、これから先、きっとずっと覚えている時間になった。

 

──それから一年が、あっという間に過ぎていった。

ImageFXマユミ

その一年は、デザインという仕事を先輩から毎日叩き込まれる日々だった。

QuarkXPress」に始まって「Adobe Illustrator」「Adobe Photoshop」「Adobe InDesign」「MORISAWAフォント」。「版下」といろんなモノをデザインのイロハからゼロからの出発。

全てのアプリケーションとフォントのセットアップからアンインストールの方法まで違う。

自宅でやっていることと全く違うのには参った。

フォトショップだけは使ったことがあったけど、素人の画像加工と違った。 

 

ImageFXヒロ

プロフェッショナルな使い方と考え方に戸惑いつつ、高すぎる壁のように立ちはだかるソフトの数々に、何度も涙目になった。本気で泣きたいと思った夜もある。

以前の機械なら完璧に使いこなせていたからこそ、余計に焦れったかった。

マウスの反応がもたつくだけで苛立ち、ため息を重ねることも少なくなかった。

マユミに聞いたけど、「私に分かるわけないでしょ」と断られた。

二年目に入る頃、ようやく少しずつデザインの仕事を任されるようになり、三年目には仕事にも慣れ、気づけば少しだけ肩の力が抜けていた。

そうして過ぎた時間の中で、二年間は「マユミ」の「マ」の字すら出てこなかった。

 

けれど、三年目を迎えた頃から──

また、あの名前が、少しずつボクの中で響き始める。

3年間で何とかマユミと普通に会話できるようになり、普通に弄ったりもするようになった。

マユミを初めて見た日から8年経った。

──この先の話は、これまで綴ってきた過去日記の「マユミ」との物語に、そっと繋がっていきます。

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