高嶺の花をただ見つめるだけの日々
ボクはマユミの顔も好きだけど、一番惹かれたのはスタイルだった。
そう、ボクはそのスタイルに心から惚れたのだ。
前回の記事でマユミの写真をあらためて見たら、自然とあの頃のことが胸に浮かんできた。
- ■写真からイラストに生成AIで出力、これだと本物のマユミに体型も近く描かれ、顔がイラスト化され顔出しは無いからプライバシーも保たれ、このやり方は思い出日記にバッチリでしたね。ゼロから生成するとどうしても漫画チックな体型になるのでリアリティがないです。
昼休みにハミガキに行く途中、ボクのカメラに向かってVサインするマユミ(元写真から)
思わず、「ああ、そうだったな…」って、ひとりで小さく笑ってしまった。
だから、あらためてあの当時の気持ちを、ちゃんと記事に残しておこうと思った。
忘れないように。そして、これからもふとしたときに思い出せるように。
――あのときのマユミは、本当に「高嶺の花」だった。
ただ見ているだけで胸がざわつく存在。話しかけるなんて、とてもじゃないけど勇気がなかった。
だから、作業の合間にチラチラと目で追うのが精一杯。
そんなある日、マユミがボクの横を通り過ぎた瞬間――目に飛び込んできたのは、黒いハイソックス。
当時、そんなハイソックスをお洒落に履きこなす女性なんてほとんどいなかった。
世の中の大半は黒いストッキング派。だからこそ、その細い足にすっと映えるハイソックスが、やけに大人っぽく、そして新鮮に見えた。
遠くを歩くマユミを見ても、顔よりも全身、そして足に目が行ってしまう。
気づけば、視線は勝手にその足元を追っていた。
…もしかすると、そんなボクの視線に気づいていたのかもしれない。
マユミに「ヒロって、ストーカーみたい」なんて、冗談交じりに言われたこともあったっけ。
あれは本気だったのか、それとも、からかいだったのか――あとになって問いただすと「憶えてないよ〜」とはぐらかす、今となっては、確かめようもないけれど。
でも、あの一瞬のインパクトが、ボクの中でマユミという人を強く焼き付けたのは間違いない。
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