午後、会議から戻ると、マユミからの資料をもらい付箋紙が貼ってあった。

「午後の打ち合わせ、例の資料追加しといたよ。あとで確認してね」
マユミからのメッセージだった。

「……ありがとう」
そうつぶやきながら立ち上げる。
資料の最後のページに──
「今夜、何食べたい?」そんな一文が、そっと添えられていた。
思わず吹き出して、まわりを見渡したけど、マユミは平然と画面と向き合っていた。
いつも通り。でも、いつもじゃない。

その静かなやりとりに、ボクはひとつだけ深くうなずいた。
午後、会議から戻ると、マユミからの資料をもらい付箋紙が貼ってあった。

「午後の打ち合わせ、例の資料追加しといたよ。あとで確認してね」
マユミからのメッセージだった。

「……ありがとう」
そうつぶやきながら立ち上げる。
資料の最後のページに──
「今夜、何食べたい?」そんな一文が、そっと添えられていた。
思わず吹き出して、まわりを見渡したけど、マユミは平然と画面と向き合っていた。
いつも通り。でも、いつもじゃない。

その静かなやりとりに、ボクはひとつだけ深くうなずいた。