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思いやりのマユミ!アイロンとワイシャツと、月曜日の朝:過去日記150

アイロンの余熱と、朝のやさしさが満ちるとき

月曜日の朝。 ヒロは出勤の支度をしながら、クローゼットの前で立ち尽くしていた。

「……あれ、着ようと思ってた白シャツ、どこ行ったっけ」

マユミはキッチンでコーヒーを淹れながら、ふと振り返る。 「昨日、洗濯してたでしょ? 今アイロンかけてあるよ、テーブルの上」

「あ、本当だ……」

ImageFXマユミ

リビングのテーブルには、きちんとたたまれた白シャツ。 袖にはうっすらとアイロンのあとが残っていて、あたたかな匂いがした。

「ありがと。……あれ、これ、もしかして朝からやってくれたの?」

マユミはちょっとだけ頷いて、コーヒーの湯気越しにヒロを見た。

ImageFXマユミ

「うん、だって、今日ちょっと大事な打ち合わせなんでしょ? ヒロが気持ちよく出かけられるほうが、いいと思って」

ヒロは白シャツを胸に抱いたまま、少し照れたように笑う。

「……なんかさ、アイロンかけられたシャツって、着るだけでシャキッとする気がするよ。今日もがんばれるかも」

ImageFXヒロ

マユミはコーヒーカップをテーブルに置いて、ぽそっと言った。

「じゃあ、今度の土曜日は、私にもアイロンかけてね。……じゃなくて、マッサージのほうがいいか」

ふたりの笑い声が、静かな朝の部屋にふわっと広がった。

外では、青空が少しずつ広がっていた。

 

 




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