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【まさかの酔った君は無防備すぎる】思わぬ展開に翻弄された飲み会:過去日記073

「◯◯くんも、もちろん参加するよね?」

上司のその一言で、ボクの逃げ道は消えた。

今夜は会社の飲み会。正直、体調も完全には戻っていないし、できればパスしたかった。だけど、業務の打ち上げも兼ねているし、そう簡単に断れない。

「……はい、行きます。」

そう答えた瞬間、向かいの席でスマホをいじっていたマユミがちらりとボクを見る。

***

 

居酒屋に到着すると、マユミはさりげなくボクの隣に座った。

「大丈夫?」

「何が?」

「昨日までしんどそうだったでしょ?」

「……まあ、なんとか。」

「そっか。でも無理しないでね。」

そう言った直後、別の同僚がマユミに声をかけた。

過去日記酔っていて

「マユミさん、飲めるよね?ほら、一杯!」

「え、あんまり飲まないほうが……。」

「いやいや、今日は特別でしょ!」

「うーん……。」

マユミはボクをちらっと見てから、ニコッと笑った。

「じゃあ、ちょっとだけ。」

 

***

「ヒロ〜……おかわりぃ……。」

……やってしまった。マユミは完全に出来上がっていた。

過去日記マユミ酔って

普段はしっかり者なのに、お酒が入ると途端に甘えてくる。

「ヒロ、なんでそんな遠いの〜?」

「いや、別に遠くないけど。」

「ちがーう。心の距離が!」そう言って、マユミはボクの肩にもたれかかる。

過去日記マユミ寄って

周囲がザワッとするのがわかった。

「お、おい……。」

「へへ、ヒロの肩、落ち着く……。」ダメだ。これはまずい。

 

「◯◯くん、マユミさんと仲良しだね〜。」

「いや、これは……。」ごまかそうとした瞬間、マユミがボソッと呟いた。

「だって、ヒロは私の……。」——え、何を言おうとした!?

ボクは慌ててマユミの肩を揺さぶる。

「おい、そろそろ帰ろうか。」

「えー、まだ飲みたいのに〜。」

「帰るぞ。」ボクはマユミのコートを取り、そっと支えるように立ち上がった。

過去日記酔っていて

***

「ふふ……ヒロがエスコートしてくれるなんて、特別だね?」

「……バカ。」酔ったマユミを支えながら、駅へ向かう。

「ねえ、ヒロ。」

「何?」

「さっきの、ちゃんと聞いてた?」

「さっきの……?」

「……まあ、いっか。」

マユミは小さく笑い、そのままボクの腕にしがみついた。

……勘弁してくれ。

周りに誰もいないのを確認しながら、ボクはため息をついた。

 

 




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