【切ない恋心】過去の恋、忘れられない君へ綴る秘密の日記
大切な日記を開き、懐かしい情景を思い出すたび、PixAIやPictorなどでその一瞬をビジュアル化するのが私の楽しみです。
夢のような彩りに仕立てられた思い出は、より心に染みわたります。
ときには切ない気持ちもよみがえりますが、そんなひとときもまた大切にしています。
- ひとコマの再現が鮮明
- 隠れた想いが花開く
- 秘密のシーンを公開
そんな時間が宝物です
朝、山奥の温泉へ向かう車中
「マユミ、荷物はこっち持つよ。」
そう言いながら助手席の彼女の様子をチラリと伺う。スラリとした長身、無造作にまとめた茶髪が朝日を浴びて美しく輝いていた。
彼女はふわっと笑って、「いいよ、ヒロ君。今日はあなたが頼りだから。」と軽く流す。


この温泉取材、スタッフも他におらず、まさかの二人きり。
社用車の車内の空気が少し緊張しているのはボクだけだろうか。
温泉宿での撮影準備
目的地の温泉宿は、山深い緑に囲まれた静かな場所だった。支配人に挨拶を済ませた後、マユミが案内役として先を歩く。
撮影場所のお風呂場にたどり着くと、彼女はふと振り返り、「女湯の方が雰囲気良さそうよね?」と言って悪戯っぽく微笑んだ。
ボクが苦笑いして返すと、「ほら、早く準備して!」とボクのバッグを軽々と肩に掛ける彼女に、頼もしさを感じずにはいられなかった。
撮影中のふとした優しさ
温泉の脱衣場で靴下を脱いでいると、横から清掃のおばさんが話しかけてきた。
「お風呂、入ってくの?」
その言葉に、マユミが笑いながら軽く手を振る。
「あ、いえいえ、違いますよ。」
おばさんもそれを受けて、なんだか楽しそうに笑う。
「ははは、そうなのね。」


いや、どうなのね、とボクは心の中で突っ込みながら、そそくさと靴下を脱ぎ終えた。
マユミも甲斐甲斐しく手伝ってくれて、いつもの彼女だ。
そして、ちゃっかり記念撮影。2人で取材旅行みたいだ。
そんなやりとりがあったあと、マユミがさりげなくボクのバッグを持ってくれた。重いとは思わないけれど、こういう気遣いをされると、なんだか無性に申し訳なくなる。
でも、彼女の表情を見る限り、苦にしている様子はない。むしろ、楽しんでいるようにも見える。それなら、まあいいかと自分に言い聞かせた。
ボクはというと、三脚にカメラを固定し、それを担いで撮影ポイントを目指す。
これが思った以上に重量感がある。カメラの方が大事だからと、バッグを持ってもらうのを良しとする自分に、少しだけ自己嫌悪。
その後、計画通りに撮影を進めた。3枚ずつ、60カット。全部で180枚を撮影した計算だ。こうして数字にすると、妙に達成感がある。


途中、マユミを撮影したりもした。彼女は特に照れる様子もなく、自然体でレンズを見つめる。
シャッターを押すたびに、「なんかプロっぽいね」と笑う彼女を見て、少しだけ誇らしい気持ちになった。
ただ、それを言葉にするのは、なんだか違う気がして、ボクはカメラの設定を確認するフリをした。シャッター音と温泉の静けさが、妙に心地よく響く午後だった。
撮影は順調だったが、湿気と重機材で体力が限界に近づいていた。
そんな時、マユミがひょいと近づいてきて、冷えたポカリスエットを差し出してきた。「ほら、これ飲んで。」
その優しさに胸が熱くなり、一気に飲み干したボクに、「炭酸じゃないからゴクゴク飲めるでしょ?」と彼女が笑った瞬間、疲れがふっと消えた気がした。
温泉取材後、家への立ち寄り
帰り道、彼女が突然「ヒロ、地元の豆腐、買ってあげる!」なんて言い出した。いや、買わなくていいし、そもそも豆腐に特別な感情はない。
でも、マユミのその無邪気な笑顔を見ると、もう「いや、いいから」とも言えなくなってしまう。
結局、宿のスタッフと彼女が交渉して、立派な豆腐を持ち帰ることに成功した。どうでもいいけど、なんで豆腐なんだろう?
その後、ボクたちはクルマを走らせていたけれど、ボクはシャツが汗でぐっしょりだったことが気になって仕方なかった。
マユミに「会社に戻る前に、ちょっとシャワー浴びたいし家に寄っていい?」と言うと、「汗かいたもんね、きれいに洗って、私、部屋で待ってるから」と軽く答えた。彼女が何を考えているのかは、相変わらず読めない。
家に着くと、ボクは「適当にくつろいでて」と言いながらシャワーに直行した。

頭のてっぺんから足の指の間まで、これでもかと洗った。シャワーを浴び終えて、タオルで体を拭いていると、リビングからマユミの声が聞こえた。
「ヒロ、このままここで豆腐料理でも作ろうか? でも、どうしよう。誰かに見られたら、これって“新婚生活”とか誤解されるよね。」
不意打ちのセリフにドキッとした。思わずタオルを持つ手が止まる。
新婚生活? いやいや、何を言っているんだこの人は。そんなに大きな誤解をされるほどボクたちは親密に見えるのか?
「冗談よ!」とマユミは続けて笑った。
リビングに戻ると、クーラーの風に吹かれながらソファにもたれて、TV見ながらくつろいでいるマユミの姿があった。

その余裕たっぷりの表情を見ていると、なんだかボクの生活に、日常では味わえない妙な非日常感が持ち込まれた気がした。
豆腐を抱えたまま楽しげにしているマユミを見ていると、これがボクの家の日常にしっかりと染み付いていく未来を少しだけ想像してしまった自分がいた。
職場でのすれ違い
しかし、会社に戻ってから些細な一言でマユミを怒らせてしまった。
ボクの不用意な言葉が、心の中の微妙な距離感をさらに広げてしまったのだ。夕方のオフィスは妙に静まり返り、ボクたちの間には気まずい空気が漂っていた。
翌日、思うこと
マユミは休みを取っていた。ボクの心には後悔と焦燥感が渦巻いている。
マユミの何気ない優しさが、どれほどボクを支えているのか、ようやく気づいたのだ。
しかし、その想いをどう伝えればいいのか分からないまま、デスクに広げた写真をぼんやりと見つめる自分がいた。
コメント
- jonna:え。。なぜ気まずく?happyな1日だとばかり。。でもきっと仲良しになるよね
- ボク:ジョンナさん、朝から夕方までは、とってもhappyだったんだ。 でも、ボクのツマラナい一言で気まずい感じに…だけど、たったあれくらいでって思うけど。 今日は、元に戻っていたけど。 今日も気まずい雰囲気になった。
- トモ:楽しい一日のハズ 気になる気になる〜
- ボク:トモさん、最近、ボクが堪えられなくなってるよ〜。 ヤバい状態なのかも。
- jonna:わかるわかる〜!そんな時ありますよね。複雑ですよねぇ。。
- ボク:ジョンナさん、難しいですよね〜。 どう応えていいか分かんないです。 もし、悪い方に行ったらと思うとね〜。 何も言えねー。
- jonna:はい~ 言葉に頼るだけじゃだめな時もあってね。。。 魔法使いになりたいです
- ボク:ジョンナさん、なりたいです。 ぜひね…なれるなら。