言葉で画像を描くということ
画像を言葉で伝えるのは、思った以上に難しい。特に無料のAIを使って狙い通りのものを作るとなると、単なるコツでは済まない。
試行錯誤を繰り返しながらどうにか形にしようとするうちに、頭の中がこんがらがってしまうことも少なくない。
毎回同じものを作ることすら難しい。
有料のAIや専門的な建築用AIソフトなら、パーツを記憶させる機能があるのかもしれない。
でも試したことはない。
僕はスマホ一台で画像を作っているから、どうしても時間がかかるし、ときには途中で気持ちが折れてしまうこともある。
毎月何千円も払ってサブスクリプションを契約する気にはなれない。
過去の日記を形にするためだけに高額な費用をかけるのは現実的ではない。
でも、有料のAIソフトなら、より精度の高い画像を作り、細かな調整も可能かもしれない。
例えば、家の一つを寸分違わず再現し、部屋の構造や家具の配置まで統一できる可能性はある。
試行錯誤の果てに
部屋の構造を一定に保ちながらアングルを変え、家具や窓の角度を寸分違わず調整する。
そんなリアルなバーチャル空間を作ることも、有料ソフトなら可能かもしれない。
しかし、無料ツールではそのレベルの精度を出すのは難しく、時間をかけたとしても限界がある。
例えば、ここにキャラを配置するなら、窓の見え方をこう調整する。
写真でいえば、広角からズームまで操りながら切り取って撮影するセンスが問われる。
それを目ではなく、言葉を介してイメージ化する作業。
それがAIに正しく伝わらなければ、とんでもないものが出来上がる。
どうにか誤魔化しながら、部屋を作りキャラを配置する。
窓や小物の配置をできる限り統一して見せるための切り取りを工夫するしかない。
全体構図の写真は毎回同じにはならないため、話の中に何度も登場させるのが難しい。
ズームで切り取って、いかにも同じ部屋にいるように見せるテクニックを言葉で再現する。
それでも、自分で線を引くわけではないので、AIがどう理解してくれるか、どんな絵を出してくるか、待つしかない。
だいたい60点くらいのものが出来れば合格ラインにしている。
それでも、その60点を出すために何度も言葉を変え、入れ替え、文章の順番を調整する。
それはまるでパズルのように試行錯誤を繰り返しながら、AIに人の考え方を伝え、描かせる作業。
手間はかかるが、今の技術ではそれが限界なのだろう。

AIとの対話
イラストレーターなら、頭の中で空間を想像し、そのまま線を描いていくことができる。
しかし、AIはそうはいかない。
コミュニケーションの取れない「相手」に頼み、出てくるのを待つしかない。
そう考えると、自分で描ければどれほど楽かと思うこともある。
とはいえ、写真のような絵をAIがたった30秒で4枚も作ってくれるのは驚くべきことだ。
言葉がスッと伝わり、こちらのイメージ通りの絵が出てくれば、過去の日記も一日で十日分くらいは進められるのに、と惜しく思うこともある。
無料だから、期待しすぎることはない。
でも、それでも言葉とAIの可能性を信じて試行錯誤を続ける
――それが今の僕の創作なのです。