「クラウド封土」から抜け出すべく、Amazonをできるだけ利用しないようにしている私ですが、その理由のひとつにAmazonの配達システムの歪み、なかんずく、Amazonと提携しているデリバリープロバイダ(中小の運送会社や個人の配送業者)の問題がありました。特に再配達が度重なることによる長時間労働など労働環境の悪化や、それに伴う配達品質の低下などの問題です。
配達品質の低下とはつまり遅延や誤配、荷物の雑な取り扱い、あるいは自宅にいるのに置き配されたり宅配ボックスに入れられたり……といったようなことを指します。また「マンションの宅配ボックスを空のままキープ」という問題もかつて報じられていました。私自身も、荷物を勝手に「出品者へ返品」されてしまったことが何度かあります。
でも再配達の増加による配送業者さんのご苦労もよくわかるので、あまり責める気にはなれないんですよね。しかも私が住んでいるアパートには宅配ボックスがないので、なおさら再配達の可能性が高まります。ヤマト運輸や佐川急便などだと確実に自宅で受け取れる時間を指定することもできるのですが、デリバリープロバイダ(配送業者「Amazon」と表示される)の場合は、置き配の指定と週末の配送可否設定しかできません。

しかもこの設定画面だと、宅配ボックスがなく建物の管理人もいない私のアパートのような場合、置き配指定のしようがありません。かといって土日に配送可としてしまうと、一日中家にいなければならず、これも不便です。それでなるべくAmazonを使わないようにしようと考えるようになったというわけです。
ところが、先日肋骨を折ってしまったので、胸を固定するサポーターを緊急で手に入れようと、やむなくAmazonを使いました。悲しいかな、肋骨が折れても仕事は休めないので、不在時に受け取れず再配達……の問題がまた浮上してしまったわけですが、ふと「配送指示」の一番下に「さらに配送指示を追加する」というリンクがあるのに気づきました。ここに「配送に関する指示」という欄があって、試しに「もし不在でしたら、集合ポストの上か下に置き配してくださってけっこうです。よろしくお願いいたします」と書き込んでみました。

そしたら、こんな感じで配達され、メールでお知らせが届きました。宛名側を裏にして置いてくださっているところには配送業者さんの配慮を感じます。

置き配は盗難の危険性もあるんですけど、うちの集合ポストは通りから少しだけ引っ込んでいるので、まあ大丈夫かなと。今後Amazonを利用するときは、この方法で行ってみようと思います。これなら、配達業者さんも自分も共にハッピーじゃない?