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AIモードでエゴサしてみたら

先般、Google 検索に「AI モード」が加わり、日本語での提供も始まったというニュースに接しました。

www.nikkei.com

ChatGPTやClaudeなどをはじめとする生成AIの登場によってGoogleの検索結果がずいぶん変わり、強調スニペットなどAIによる概要の解説をまっさきに押しつけられるようになった……と嘆いていたのが数年前。その後、広告収入を増やすために検索結果をわざと「劣化」させているという話もあって、Google検索もまた「メタクソ化」の道を歩むのだろうかと思っていたところでした。

qianchong.hatenablog.com
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もとより“Google may know me much better than my family.(たぶんGoogleは自分の家族よりも私のことをよく知ってる)”をオンライン英会話時の「つかみ」にしていた自分としては、これを機にGoogleという「クラウド封土」から抜け出そうと、いろいろな試みを始めていました。そんな矢先に今回の「AIモード」サービス開始。こうなるとGoogleはもう、検索エンジンとは別のカテゴリーの何かに変貌を遂げつつあるように見えます。正直なところ、イヤな予感しかしません。

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試しに自分の名前を「AIモード」で検索(いわゆるエゴサーチです)してみたら、果たして次のような画面が生成されました。いずれもネット上にある、私が過去に書いたことのある文章がソースですが、学歴から過去の勤務先も含めた職歴から、写真も含めていろいろと網羅されています。

私は「実社会で言わないようなことはネット上でも言わない」よう自戒をこめて、ブログや、かつて使っていたSNS(現在はすべて降りました)ではいずれも実名で書いています。だからこういう内容が生成されてくるのは、まあ当然といえば当然かもしれません。でも「じゃあひょっとしてBingでも?」と思い、BingのCopilot Searchでエゴサしてみた結果には少したじろぎました。

Googleよりもさらに細かい情報が盛り込まれているのもさることながら、最後のほうにある「特徴と影響」や「遅れて通訳の道に入った人でもキャリアを築ける具体例として、多くの学習者・通訳者の口ールモデルとなっています」というくだりなど、AIの価値判断が盛り込まれていますよね。サービスが始まったばかりの現段階でさえこうなんですから、今後はこうしたAIの判断による情報、つまり「この人は、これこれこういう考えを持っている」という一種の「決めつけ」が膨らんでいく可能性があるかもしれません。

私はこれ、ちょっと危ない方向に行きつつあるように感じました。それは、AIの判断を恐れて、ネット上での言語活動が変質していく可能性を孕んでいるように思えるからです。

例えば私が某国の大統領や国家主席のことを批判的に書いたとしたら、そのうち「この人は、これこれこういうふうな政治的志向を持っている」などと思想信条まで判断されるようなことになるかもしれません。そうなると、あらかじめ批判のトーンを抑えようとか、いっそのこと発言を止めておこうとか、萎縮や忖度などが起きやすくなるんじゃないでしょうか。

私の思想信条など、特に誰も気にしていないでしょうけど、悪意を持って利用しようとすればいくらでもできちゃいそう。ブラックボックスの中で「あんたはこういう人だ」と決めつけられちゃうとしたら、そして仮にそれがきっかけで自分の家族や同僚や学生さんたちに累が及ぶようなことになるとしたら、ちょっと気持ち悪いです。

だったら実名でネットに出なきゃいいじゃん……ってことになるのもまた、ネットが風通しの悪い方向へ逆戻りして行きそうで不本意です。それでなくてもSNSは匿名による罵詈雑言や誹謗中傷の巣窟になって、「メタクソ化」が絶賛進行中(だから私は降りました)なんですから。

追記

ちなみにこのブログのタイトルでも「AIモード」での検索をかけてみました。


タイトル名の分析はさすが! ……ですが、名前の部分は盛大にハルシネーションを起こしています。




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