朝から疲れてぼーっとしていたのか、東急世田谷線の車内に傘を置き忘れました。下高井戸で京王線に乗り換えてから気づきましたが、先を急ぐのでそのままに。そんなに高価な傘でもないし、あきらめようかなと思いましたが、かといってコンビニでビニール傘を買うのも抵抗があります。なによりここのところ「少しだけ不便な暮らし」を標榜して、コンビニを使わない生活を実験中なんです。

https://www.irasutoya.com/2013/11/blog-post_9326.html
昨日は雨が降ったり止んだりの天候でしたが、目的地の駅に着いたときにはけっこうな雨降りになっていました。しかたがないのでここはビニール傘に日和ろうかしらと思っていたら、駅のコンコースに傘のシェアリングサービスがあるのを見つけました。「アイカサ」というサービスです。
スマートフォンからアプリをダウンロードして、クレジットカードを登録すると使え、1回140円だそうです。またぞろスマホでネットに依存する暮らしを拡張するみたいで気が引けましたが、使い捨てのビニール傘を買うよりはいいかなと思って、利用してみることにしました。以前にモバイルバッテリーのシェアリングサービスを利用したことがありますが、あれと似た感じで、とても簡便です。ああ、でもまたこうやって「クラウド封土」の農奴に……。
その日の夕刻にまた下高井戸まで戻ってきたので、「ダメもと」で駅員さんに「今朝、傘を置き忘れたんですけど」と相談してみました。傘の特徴を細かく伝えたら、あちこちに電話してくださって「上町駅でそれらしい傘をお預かりしているようです」とのお答え。それですぐに上町駅に向かいました。駅のホームで駅員さんが待機してくださっていて、住所と名前と電話番号を書き、免許証で本人確認をして、無事に傘が戻ってきました。こんな安傘一本にもこのご対応。本当にありがたいことです。たいへんお手数をおかけしました。
もうこれからは駅員さんにお手数をかけなくてすむようにと、ネットで「傘の置き忘れ防止」を検索してみたら、AppleのAirTagなどを使う方法が紹介されていました。なるほど〜、これはいい! ……と思いましたが、だ・か・ら、そういう暮らしから少し距離を置こうとしていたんじゃなかったのかお前は、と自分にツッコみました。
「クラウド封土」からの解放への道のりは険しそうです。