先日、勤務先の管理部門から、教職員用のパソコンを学外に持ち出す際には定められたルールを遵守するようお達しがありました。パソコン自体の紛失や破損ももちろんですが、個人情報の漏洩など社会的信頼を損ねるような事態を未然に防ぎましょう、というわけです。
それは当然のことなので異存はないのですが、いっぽうでうちの職場はクラウドサーバに Google Drive を使っているんですよね。パソコンの持ち出しも何も、学外からどんなデバイスででも、いくらでもアクセスできてしまいます。個人的には、大丈夫かなあ、ウチはそれなりの規模がある学校法人なんだから、自前のサーバを持ったほうがいいんじゃないかな、と前から思っています。でもまあ経費削減の声喧しい昨今、それも難しいんでしょうね。

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それはさておき、私個人は、かつて使っていた Google Drive をやめて、DropBox にすべてのデータを移しました。DropBox だって本当に安全なのかどうかはわかりませんけど、タダで使える Google Drive から課金して使うクラウドサービスに乗り換えたわけです。
タダで使えるのにはそれなりの理由があります。私はもうこれ以上巨大テック企業の「クラウド封土(cloud fiefdom)」にプライバシーのあれこれを提供する「農奴」でいることはやめて、少しばかり不便ではあっても心落ち着く暮らしに戻りたいと思いました。それでまず手始めに、Google の諸サービスを暮らしから取り除いてみることにしました。
仕事では、職場からの指定もあってGoogle を使い続けなければなりませんが、少なくともプライベートでは使うのをやめてみようと。とはいえ、すでにどっぷりと Google に浸った暮らしになっていますから、どこから手をつければいいのやら。クラウド封土の農奴たる私は途方に暮れているわけですが、まずは Gmail をやめることから始めてみます。
Gmail をやめるといっても、そう簡単な話ではありません。なぜなら私は、さまざまなサービスの ID(多くはメールアドレスが使われます)に Gmail のメールアドレスを使用しているからです。とはいえ、まずは Gmail 以外のメールサービスを探すことから。いろいろと調べて、ユーザのプライバシーとセキュリティを最優先していると謳う「Tutamail」を使ってみることにしました。
これで一歩踏み出すことができました。さて、Google の封土から抜け出す試みは成功するでしょうか。これからも備忘録的にこのブログに記していくことにします。