「500人バカにする人がいたら、500人応援する人がいる」という、プロレスラー・天龍源一郎氏の名言ではありません。「私はコメは買ったことはありません。支援者の方々がたくさんコメを下さる。売るほどあります、私の家の食品庫には」と政治資金パーティーで講演して物議を醸し、昨日更迭された江藤拓前農林水産大臣の発言のことです。台湾のネットニュースでこの「天龍発言」が用いられていました。
上週日(5/18),農林水產大臣江藤拓出席黨內的地方活動,提及近來缺米與儲備米流通現況時,竟口出如此「天龍發言」,立刻民怨沸騰,瞬間激起千重浪!
先週日曜日(5/18)、江藤拓農林水産大臣が党の地方活動に出席し、昨今の米不足や備蓄米の流通現状について言及した際、このような「天龍発言」でたちまち世論の反発を招き、大きな騒動となった。
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このネット記事だけでなく、一部のテレビニュースでも「天龍発言」が使われていました。これはマンガ『ONE PIECE』の「天竜人」から派生した台湾のスラングで、上から目線のトンデモ発言、みたいなニュアンスです。「天龍人(天竜人)」についてはWikipediaに詳しい解説がありました。「支配階級」の「苦労知らずな人間を揶揄する意味合い」……今回の件にぴったりですね。
台湾における日本文化の許容度というか、巧みな咀嚼ぶりにはいつも驚かされ、目を見開かされるのですが、今回も「うーん、うまい!」とうなりました。
