職場で使う語学の教科書をAmazonで購入し、配達先を職場に指定していたら、配達日の昨日になっても届きませんでした。「本日お届け予定です」というメールも受け取っていたのに変だなと思っていたら、今日になってウェブサイトの配送状況に「問題が発生しました」と表示され、ステイタスが「出品者に返品中」となっていました。

私の職場は、都心の大きなキャンパスの中にいくつかある系列の学校のひとつで、キャンパス全体の受付のほかに、各学校の受付があります。どうやら今回は、ヤマト運輸や佐川急便、日本郵便などではない、Amazon自身の提携配送業者だったようで、キャンパス全体の受付で「宛先不明」と判断されてしまったみたい。これで二度目です。
わざわざキャンパスの奥深くにある職場まで配達させようというのが、そもそもワガママなのかもしれません。それにキャンパス全体のメールセンターみたいなものを設置していないうちの学校総務にも問題はありそうです。届く予定だった書籍が使えなくなって困るんですけど、いっぽうで配送業者さんのご苦労もわかります。
Amazonで何かを購入して、自宅に配達してもらう場合、うちの集合住宅には宅配ボックスがないので、できるだけ週末、つまり自分が在宅している時間帯に届くように注文しています。でも職場だったら受付で誰かが預かってくれるから大丈夫と調子に乗っていると、時々こういうことがあるのです。
書籍の送料は無料であるなど、Amazonの配達システムの歪みが倉庫で働く人たちや配送業者、特に個人営業の業者を圧迫していると夙に言われてきました。もうここいらでAmazonにさよならを言うべきときなのかもしれません。いつも拝読しているブログ『生存記録』さんでも指摘されていた梱包の問題もありますし、ただぬくぬくと座って「ポチっ」という行為が、個人的には逆にだんだん居心地の悪いものになってきたのです。
hayasinonakanozou.hatenablog.com
実はこれまでにも何度か、Amazonに頼らず暮らせないだろうかと試したことはありました。特に書籍など、街のリアルな書店をできるだけ応援したいと思って。でも、欲しい本を探すのにとても手間取り(そもそも在庫がないことも多いし、数店舗歩き回る必要も)、結局はAmazonで買うのがいちばん楽で便利……と「ぬくぬく・ポチっ」に舞い戻っていたのです。
ただ最近読んだヤニス・バルファキス氏の『テクノ封建制』でも触れられていたように、Amazonという「クラウド封土」への依存から抜け出せないことそのものが、さまざまな不公平や不公正、そして特定の人々への歪みを生み出している大きな原因のひとつなんですよね。やはりこれを期に、Amazonの農奴たる自分を変えて行かなければ。
書籍は、職場から少し歩いたところに大きな書店があるので、仕事帰りに寄るのを日課にしてみましょう。マーケットプレイスの代わりに、いままで通り「日本の古本屋」さんやバリューブックスのオフィシャルで。日用品など「物」は、う〜ん、これは楽天など他のサービスに乗り換えてもおのれの「農奴性」を減ずるわけではないでしょうから……どうしようかな。
Amazonポイントが20000円ほどたまっているんですけど、それを使い切ったら、さよなら(できる*1)かな、Amazon。
*1:まだ自信がない……。
