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貝と羊の中国人


  徹底した現実主義である「貝の文化」と、激烈なイデオロギー性である「羊の文化」。二つの文化を使い分ける行動様式を皮切りに、言語文化・死生観・歴代のヒーローや英雄・「中華思想」など、かの国の人々を理解するための切り口が数多く盛り込まれた本。雑学知識満載の部分あり、「支那」という呼称をめぐる冷静な論考あり、硬軟取り混ぜてあって非常におもしろい。
  帯には「金儲けと共産主義が矛盾しない不思議な国」などと少々皮肉っぽく謳ってあるけれど、著者のスタンスはとてもバランスの取れた是々非々の姿勢だと思う。




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