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140字の俳句(日日の事)

日本を代表する花は桜。桜と言えば染井吉野。

とに角あでやか、花言葉は「優れた美人」。

一本だけでも十分な存在感を発揮する。

 ひのもとの 見返り美人 染井吉野

 

追記 美人で探してみました。久米正雄の句です。

    「炎天を 来て燦然と 美人たり」

   美人はどのような状態でも美人と言う事でしょうか。

   作者は明治生まれの作家で俳人。 漱石の門人となり、

   色々なエピソードを残しています。

140字の俳句(日日の事)

ホルムズ海峡封鎖による混乱! 動きの取れない

タンカーも大迷惑です。

余計なことをしでかして呉れました。

 タンカーの 無聊をかこつ 春の海

 

追記 タンカーで探してみました。流石に対象句は少ないです。

    「タンカーの 船名見ゆる 青岬」

   作者は井上幹さんです。プロフィールは分かりません。

   ネットで調べると土佐清水市に”青岬”なる民宿が有りました。

   高知県ならばこんな光景も見られそうです。

140字の俳句(日日の事)

 

一羽の鳶が大空に大きな輪を描いている。

確か、神話の中に東征を進める神武天皇を勝利に導いた

金の鳶の話が有ったように思う。

 惜しみなき 光の中や 春の鳶

 

追記 川畑茅舎が鳶を詠みました。

    「しんしんと 雪降る空に 鳶の笛」

   茅舎は宗教的な深味を感じさせる句が多いようです。

   絵の才能も有り、岸田劉生に師事。仏道にも参じましたが、

   43歳で没しています。

 

140字の俳句(日日の事)

小さな入り江に暮らす、半農半漁の家々は

静かに降り続く、春の雨に煙っている。

所々に立ち上るかまどの煙・・・・

 内浦の 藁家を濡らす 春の雨

 

追記 ”藁家” で探してみました。飯田蛇笏の句です。

    「花大根 藁家二軒の 狭かな」

   花大根の可憐な花が、粗末な家の間に・・・・

   静かな趣を感じます。

   蛇笏はご存じの通り、俳句界の巨星です。

140字の俳句(日日の事)

コブシの花が随所に咲いている。晴れた日の青空を

バックにした姿も良いが、全天厚い雲に覆われた日の

コブシは雲にも映るほどに白く輝いている。

 曇天の 内なる光 花辛夷

 

追記 辛夷の花を岸田稚魚が詠みました。

   「あの家の 辛夷が咲いて われは鬱」

   いやはや何とストレートな! 臆面もなく思ったことを

   表現できるのが、俳句でした。

   作者は石田波郷に師事。著書多数、第三回角川俳句賞受賞。 

   代々の酒屋のご出身だそうです。

 

140字の俳句(日日の事)

身内の葬儀を済ませたばかり。翌朝川沿いの

道を歩きながら、ふと目を上げると染井吉野の

枝先に、二三輪の花が・・・・

 葬儀了へ あしたの空に 花二三

 

追記 ”開花” で探してみました。以前にもご紹介した

   高澤良一の句です。

    「あさってが 横浜開花 予想日よ」

   意表を突かれる表現に、かえって新鮮さを感じます。

   作者は日々の「当たり前」を詠む事で知られているそうです。

140字の俳句(日日の事)

水鳥達もそろそろ北へ帰る季節になった。

春雨に煙る岸に上がり、青草をむさぼっている。

頭の中はこれからの長旅のことで一杯になっている筈だ。

 水鳥の 瞳を濡らす 春の雨

 

追記 “瞳” で探してみました。佐藤恭子さんの句です。

    「恋猫の 眸のなかの 縦の闇」

   なるほどその通りですね。上手くまとめるものです。

   作者のプロフィールは分かりませんが、地方都市主催の

   俳句賞を受けておられます。

 




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