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「石丸幹二オーケストラコンサート2025」レポ&感想〜間違いないオケコン!(8月14日サントリーホール,東京フィルハーモニー交響楽団&石川禅・今井清隆・坂元健児/井上芳雄)

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ふわ〜大満足!昨年の福岡が最高だったので迷わずチケットを取りましたが、やっぱり幹二さんのオケコンは間違いない〜〜!という充実感でいっぱいです。

ちなみに今回は財政難でA席にしたところ、「ざっくりステージの裏っかわ(L,P,Rのどれか)」を引き当てました。これ、スナイパーが本気で仕事するときの角度やん*1でも後半になると慣れてきて、結果的にはとても楽しめました。オケを見下ろしつつ音の滝壺にドボンと浸かる、得難い体験でした。

 

今回、掲示されたセットリストがSNSへの写真掲載NGだったので、念のため詳報はせずに、超抜粋で感想だけお届けします。ゲストコーナー中心になります!

 

 

Wheels of a Dream(with 井上芳雄

ちょっと恐縮するように屈んで登場した芳雄さん、同門の先輩に35周年のお祝いを述べ(ペコリ)、25周年も祝ってもらい(ちょいドヤ)、在学中にエリザでデビューが決まって「3か月学校に行けません、どうしましょう」と先生に相談し(同じようにデビューした)石丸もいるしな!」と認めていただいたお話などを、幹二さんとのかけあいで軽快に披露。その間ずっと背中と後頭部を見ていたのですが、なんということでしょう、背中と後頭部だけでもかっこよかったです。

最初に披露するのはミュージカル「ラグタイム」から「Wheels of a Dream」。序盤に幹二さんがソロで「Gliding(グライディング*2」歌っていたので、ラグタイムから2曲、嬉しいなぁと思っていたところ、曲紹介のあとにいったん幹二さんが近況報告を促しました。芳雄さんは「お客さん、聴く体勢になってたのに!?」と言いつつ、最近までナイツテイルをやっていた話と(「お世話になりました」と東フィルさんに振り返ってペコリ)、もうすぐエリザがありますよの話を簡潔にまとめてラグタイムの耳に戻ってください!」で歌唱へ。

この曲は昨年の福岡でも歌ってくれたのですが、リトルコールハウスの“2人の父親”として時空を超えて歌声を重ねるのがたまりません。芳雄さんの歌は、劇中で歌うよりもたっぷりと詩的で、それをニコニコ見つめる幹二さんが後半から、ターテとしてサラのパートで加わります。本編では出会わない芳雄コールハウスと幹二ターテが紡ぐ、コンサートならではの魔法でした。

 

最後のダンス〜闇が広がる(with 井上芳雄

幹二さんがいったんはける前に、「エリザベートからトートとルドルフを歌っていただきましょう、曲は聞いてのお楽しみ(意訳)」というような紹介をして、芳雄さんが「まぁ想像はついてると思いますけどね!」と応じました。真横からのライトが反対側の壁に芳雄トートの影をくっきりと映し出します。本当は、冷酷かつ悪辣な芳雄トートの表情管理(※褒めてるのか?)を心から観たかったのですが…今夜はサントリーホールの空間を掌握する芳雄トートの背中を堪能しました。これはこれで「世界はもう終わりだ…!」という絶望感が強くてよかったです。

そして待ちわびたシンコペーションのイントロが始まります。フルートの主題いいよねぇ〜!と思っていたら、芳雄さんはセンターから少し上手側に立ち位置を変えていました。いつの間にか、その背中は臆病そうなルドルフです。そして下手袖から鷹揚に歩み出てくる幹二トート…!

やっぱりこのお二人の闇広は、なんぼあってもいいですね。芳雄ルドルフの「王〜座〜〜!」サントリーホールの天井に向かって突き抜けていくようでした。いつもより少しテンポアップしたオケのアレンジも超好みで、ティンパニが気持ちいいツボを押しまくりでした。

最初の曲紹介のとき幹二さんが間違って「皇帝ルドルフ」って言っちゃって芳雄さんに突っ込まれてたのですが、歌い終えたあと「最後に皇帝ルドルフって歌ってるなと気付いた」と言い、結末を教えてくれてたんですね〜とフォロー(?)してました。そして「これからもよろしくお願いします!失礼しましたッ」とお辞儀をして、最後まで遠慮しながら撤収していかれました。「失礼しました」ってステージからはける井上芳雄…めずらしいものを見た…。

 

民衆の歌〜ワン・デイ・モア(with 石川禅,今井清隆,坂元健児)

2部のゲストコーナーでは禅さん、キーヨさん、サカケンさんが登場(禅さん、くるくる回って可愛すぎ)。オールバックにヘアチェンジ&黒燕尾に着替えた幹二さんが、臙脂色、白、濃紺で華やかにドレスアップした3人を迎えます。実は衣装の色には意味があって、これはレ・ミゼラブルにちなんだものだったのです!私は下調べせずに来ており、歴浅ゆえにキャストで感づくこともなく、これは完全な不意打ちでした。特に私、2月の帝劇コンの数々の名歌唱のなかでも、石川マリウスのカフェ・ソングが本当に忘れられなかったので、えっ、もしかしてまた石川マリウスに会えるってこと…!?と、思わず色めき立ってしまいました。しかも披露されるのは「民衆の歌」からの「ワン・デイ・モア」ですってよ。期待せずにはいられません。この不意打ちの時点で、今思えばダメだったんだわ私…。

バルジャン、ジャベール、アンジョルラス、マリウスetc…歴代の本役を帯びたレジェンドたち(自称“おっさんず”)と大スター石丸幹二がフルオケを背負って、「民衆の歌」を歌い始めたとき、本当に最初の1小節で圧倒されました。フルキャストがそこにいるかのようなハーモニーと迫力に衝撃を受けて、あとはあの黄金の旋律に揺さぶられるばかり。特に、一番上手にいたサカケンさんのアンジョルラスが時々こちらを振り返って鼓舞してくれるものだから、自分のいるオケの後ろの席が砦のように思えてきました。だめだ、涙が出てきた、どうしよう、ハンカチ忘れた。

この状態で「ワン・デイ・モア」はやばいでしょう。透明感のある石川マリウスの「♪彼女と行くか?」が聞こえてきてもうダメでした。涙腺大決壊です。かと思いきや太く艶のあるキーヨさんのバルジャン、幹二さんとサカケンさんが両端で軽妙に「♪あっちでホイ」「♪こっちでハイ」、この曲特有の人間模様の厚みにもやられて、本当にみっともなく泣き続けてしまいました(ハンカチがなくて…)。4人とも砦、もとい私たちのいる席もたくさん振り返ってくれて、そのたびに、今すぐ列に入らねばという気持ちが沸き起こりました。ああそれなのに、なんで学生は敗けたんだ、市民は立ち上がらなかったんだ…(※帝劇コンのカフェソングぶり返し)

レミゼってこの間の1回しか観ていないんです。が、改めて物凄い、怪物のような演目だなと思ったりしました。幹二さんコン✕芳雄さんゲストは2回目だったからこそ、前回とは全く違う体験に驚愕しました。

 

時が来た〜マイ・ウェイ

この2回を通じて幹二さんのオケコンで好きだと思ったところは、共演のオケのクオリティが高いことと、構成にメリハリがあることです(インストのメドレーがあります)。ハイカロリーなビックナンバーの応酬なのに、なぜか胸焼けしないのも不思議。伝統あるコンサートホールの音響とオケに寄り添うPAの音作りも、とっっっても好みです。気づけばあっという間に時間が過ぎており、最後の3曲になりました。

「愛せぬならば」に続いて「時が来た」。これも福岡で聴いて印象深かったので、楽しみにしていた1曲です。ダイナミクスと緩急のコントロールが素晴らしく、高揚感に引き込まれます。歌い終えた幹二さんは、卒業してもなお、歌うたびに「どんどん楽しくなっちゃう」と明かしてくれ、「歌手の心をくすぐる曲」という表現が心に残りました。「今日はフッと役が降りてきてね…。でも戻りませんよ☺️」とのこと。もう観ることは叶わなくても、ずっとコンサートで聴けたら嬉しいなと思います。それにしてもこの曲について、「実験で薬を飲んでこのあとハイドになっちゃう」ということを説明するのに「ガオ〜になる(手振りつき)なんて、お茶目すぎ!

最後は、「いつもこの曲を歌ってお別れしています」ということでマイ・ウェイへ。ビックナンバーが続いた後にふわっと寄り添ってくれるような包容力、いいですよね。

 

EC:Happy Birthday(サプライズ) 〜今この時(with 石川禅,今井清隆,坂元健児,井上芳雄

アンコールで「僕の願い」を歌い上げた後(最高だった〜〜)、「もう一度ゲストのみなさんにご登場いただきましょう」と4名を呼び込む幹二さん。一番最後は芳雄さんでしたが、何やら大きな花束を抱えています。そうなんです、幹二さんは翌8/15がお誕生日!!円光寺先生がふわっとタクトを上げてサプライズでハッピーバースデーが始まりました。フルオケのハッピーバースデー、豪華すぎ!ゲストの4名といっしょに私達も歌えてハッピーです。それにしても、真っ赤な薔薇の花束を抱いてさっそうとセンターに歩み出てくるプレゼンター芳雄さん、爆イケでした。花束を贈呈して還暦への豊富を尋ねるさりげないちょいMCムーブもよかったな。幹二さんは少し前に「題名のない音楽会」の内輪のパーティーで祝ってもらい、すでに一度赤いちゃんちゃんこを着たそうなのですが「もう一度着てもいいなぁ」と照れていました。

最後の1曲は「ラ・カージュ・オ・フォール」より「今この時」。なぜかセンターの立ち位置から外れようとする幹二さん、芳雄さんに止められて「端っこが好きなんです」「あんなに歌い上げておいてよく言いますね!?」いやほんとそれです、真ん中にいてくだされ。グルーヴィーかつ陽気なナンバーで盛り上がり、何より特筆しておきたいのが、ラテンな曲調にのせて芳雄さんが手をヒラヒラさせながら軽やかにサンバのステップを踏んでいたことです。しかも最後に金テが発射されたのですが、知らなかったのか芳雄さんが本気でビビって縮こまっていたのも可愛かった。なんか色々といいものを見ました。寿命延びる!!

 

 

最後は3回カテコに答えてくださった幹二さん。総立ちの観客に応える充実感いっぱいの後ろ姿を眺められて、ステージの裏っかわも悪くないなぁと思いました☺️今回はカッコつけてオペラグラスも我慢したのでほとんどお顔は見えなかったけれど、そのぶん振り向いてくれたときは特別に感じるし、純粋に音楽に集中できた面もあったと思います。

そして(当たり前だけど)オケコンのオケってやっぱり超大事*3、東フィルさん素晴らしくて大満足でした!!ナイツテイルに引き続き、楽しませていただきました。

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到底手に入らないはずだった金テを終演後に友達がわざわざ連絡をくれて分けてくれたのも嬉しかった〜!日付まで入っててホクホクです。ありがとう🫶

二都物語、ナイツテイルから続いてきた芳雄さんの現場も、私はしばらくお休みです。次はエリザベートでお会いしましょう!(※言霊!!!)

 

昨年のオケコンレポ!

purplekuina246.hatenablog.com

 

ぜんぜん関係ないけど昨日アップした「ナイツテイル」×「二都物語」の論考です。よかったら読んでってくださいませ。

purplekuina246.hatenablog.com

 

 

*1:普通のコンサートで座ったことはあったんだけども…やはり俳優さんのコンサートならお顔が見たいよね。笑

*2:セトリの表記がカタカナで新鮮でした

*3:去年の九響も最高だったよ!!




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