前回:『林の本質について』第五話「理性と信仰」 - 純正受けル批判
賢者「ではここまでの議論を整理してみよう。まず林たるための必須の条件として、対面性能が低く、かつ高火力ではないという事が挙げられた。ー祖の伝える林のうちサーフゴーはこれのみを満たすーこれを満たさばそのポケモンを以て林にあらずと言う事能わず、むしろ大なり小なり林と言わねばならぬ。次に最もはやしい林、すなわち林の中の林について、役割対象に受け出してからの対面操作を役割としながら、有用な再生技を覚えず、その役割の遂行にあたって数値不足による困難を抱えているポケモンという規定を以てこれとみなした。ー祖の林のうちこれを満たすのはウォッシュロトムとガオガエンなりーそしてこの両者の間に存する林として、一方で、対面操作を役割としており数値も足りていないが、高速回復技を覚えるポケモンーすなわちアーマーガアー、他方で、耐久ベースの型でありながら高速回復技を覚えないポケモンーすなわち立てこもるヌメルゴンーがある。」
きてふわ「全く持ってその通りであります。」
賢者「我はこの四つの林のうち、サーフゴーなどを準林Semi-Hayasis、ミトムなどを完全林Hayasis Perfectus、アーマーガアなどを無限林Hayasis infinitus、立てこもるヌメルゴンなどを有限林Hayasis finitusと呼ぶ。(※5)」
きてふわ「.....!!!そのような用語は初めて聞きました。単に林と言ってもこれほどの意味があったとは。どうやら私にもまだ知らないことが山のように、いや、林のようにあるほど、林の世界は奥深いようです。林についてもっと深く学びたくなりました」
賢者「素晴らしき向学心なり。では改めてこれらを図にまとめてみると以下のようになる」

きてふわ「感動しました。私はもはやこれまでの私とは比べ物にならないほど林について明るくなりました。生まれ変わった気分です」
賢者との出会いはきてふわを大いに飛躍させた。きてふわはものの一日で、林ついてこれまでの20年間の研究で成しえた何倍もの成長を遂げたのだ。きてふわは今や賢者と対等な次元で思考することができる唯一といっても過言ではない人となった。
続く
※5:これらの読みは一つに定まっておらず、準林は「じゅんばやし」「じゅんりん」、完全林は「かんぜんばやし」「かんぜんりん」、無限林は「むげんばやし」「むげんりん」、有限林は「ゆうげんばやし」「ゆうげんりん」などと呼ばれている。