以下の内容はhttps://potaxyz.hatenablog.jp/entry/2025/10/12/213724より取得しました。


大阪万博2025サテライト会場編4 滋賀県立琵琶湖博物館

2025年10月4日(土曜日)。昼前に家を出る。バスで京都駅方面へ向かうが混みすぎており乗降に時間がかかり、しばしば次のバスをご利用ください〜をしていて遅れまくっていた。このままだといつまで経っても京都駅につかないので、途中の東山三条で地下鉄(東山駅)に乗り換える。東山駅からは山科駅に向かい、そこからはJRで草津駅まで向かう。

ちょうどお昼の時間帯であり、昼食をとっていなかったので何かを食べることに。ただしバスまで30分もないのでパパッとすませる。草津駅を出てすぐのところに松屋と松のやがくっついた店があったのでそこに入る。京都市街には松のやはないので貴重である(何より安いのがいいですね)。とんかつ定食にした。

食べ終わると時間的にちょうどよく琵琶湖博物館行きのバスに乗り込む。25分ほど乗っているとなんだかすごい狭い道を通りつつ烏丸半島にある琵琶湖博物館の前に到着する。時刻は14時前。

流石に土曜日なだけあって人も多い。チケットを買って中に入る。1階は水族館のような水族展示室、2階は琵琶湖周辺の地学的な話とか人々のくらしの展示といった構成になっている。

まずは1階の展示を見て行く。順路の表示がわかりにくいが、どうやら主水槽が破損するという事故が2年前くらいに起きたらしく、それの影響で一方通行にできていたはずの順路が変更されている。通常時の入り口から入って途中で折り返して出て、今度は通常時の出口から入って途中で折り返す(つまりこのルートでは最初に逆走を要求される)という形式になっている。案内看板はあるが、逆向きに進んでいるけど本当にいいんだっけ?みたいな気持ちになった。これに気づけば、一旦折り返し地点までスルーしてから順番に見るという戦略をとることができる。

通常時の入り口の方から入ってみれる主なものはトンネル水槽である。その先にはビワマス漁のやり方みたいなパネルがあった。

トンネル

次に通常時の出口から逆走して行く形で入る。途中で逆走の理由に気づいたので、途中までは逆順に展示を見ていたわけだが、ややこしいのでこの文章では折り返し地点からスタートすることにしよう。琵琶湖に生息する淡水魚が小水槽ごとに展示してある。琵琶湖に住み着いてしまった外来種についての展示もあったことに驚いた。外来種の水槽の上には、ちゃんと外来種の飼育許可証みたいなものが飾ってある。

絶滅危惧種の魚も多く展示してあり、それに関係して保護増殖にも取り組んでいるらしい。

水鳥もいる。ラムサール条約湿地だしね。

湖魚料理の文化として、魚を食べることにフォーカスしたような展示もあった。この魚はうまいです、と言った感じで水槽の展示パネルに説明があったりもした。

魚を食べる

琵琶湖が古代湖であることに注目した展示もあった。琵琶湖はバイカル湖タンガニーカ湖に続いて世界で3番目に古い湖で400万年の歴史を持つらしい。それつながりで、古代湖に関係する展示もあった。

イカルアザラシ

ゴロミャンカ みてみたい

マラウイ湖(これも古代湖)の魚たち

古代魚チョウザメはサメではないらしい。

チョウザメ

Micro Barという顕微鏡でのぞいてみようコーナーの宣伝文句は「今日捕れたての琵琶湖のプランクトンを展示中」だった。

2階へ。展示室Aでは地学的な展示がされている。ここが個人的には刺さった。琵琶湖はもともと400万年前ごろには三重県の伊賀のあたりにあったそうで、水が流れ出る方向も伊勢湾の方だったそうだが、それがだんだん現在の位置に大きさも変えながら落ち着いたということらしい。通常の湖は土砂が流れ込んできて湖が埋められるので数千年ほとでなくなるらしいが、湖の中で断層が沈んでいっているのと、湖の水の出口である瀬田川が細いためにあまり水も出て行かないことで、琵琶湖は長生きしているのだということらしい。この断層により、湖の東側は湖の斜面が急だが、西側はなだらかになっているらしい。

地形の説明が非常にわかりやすい

ツダンスキーゾウ。中国大陸に昔いたゾウらしくデカい。奥にいるのがアケボノゾウで、ツダンスキーゾウが日本に渡って小型化したもの。200万年前くらいに琵琶湖の周辺にいたらしい。

ゾウ

琵琶湖の底の泥を調べて気候変動(氷期間氷期)をみる。泥に含まれる花粉の種類でわかるようだ。

気候変動って花粉からもわかるんですね

今ではマキノ高原のあたりにメタセコイア並木があるが、これは人によって植えられたもの。大昔にはメタセコイアは自生していたようだが、日本からは絶滅していたらしい。

展示室Bでは近江地方の古来からの民俗風俗的な展示がされていた。貝塚調査の様子の展示が面白かった。水中考古学の方法としては水中にもぐって発掘をする場合もあれば、適当な範囲をかこってその中の水を抜く方法があるらしい。この展示は後者。

貝塚調査

このヒスイの、糸魚川から280kmは意味があるのか?糸魚川のヒスイを烏丸崎遺跡で加工していたということか?

突然のヒスイ

廊下には学芸員さんの簡単な研究紹介があったりした。博士号が並んでいる。琵琶湖博物館の館長さんは動物生態学が専門らしく、今年にも国際学会で発表していたそうだ。

展示室Cではより現代付近の暮らしと生物とのかかわりについての展示がなされていた。

100年ほど前と比較すると琵琶湖の水位は1mほど下がっているそうだ。

どうして琵琶湖の水位は下がったの?

農業の近代化によって生物の暮らしが変わってしまったので、それをなんとかするための工夫とか(昔は排水路と田んぼの高さが同じだったが、機械化によってその高さが違ってしまい、田んぼに魚が入れなくなったところを、うまく排水路を嵩上げすることで魚が田んぼに入って来れるようにする)。

琵琶湖関係なさそうな私たちの暮らしコーナー。2010年代から遡って1960年代くらいまでのものが展示してある。その後には昭和の家の移築がある。

私たちの暮らし

iMac

昭和のくらし

最後には琵琶湖周辺の生物の標本がずらりと並んでいる。

かなりボリュームもあって満足した。素晴らしい博物館だと思う。

最後に万博スタンプを押す。

回収

バスで草津駅まで戻る。草津駅からは山科駅まで向かい、山科駅からは地下鉄に乗るが、烏丸御池で乗り換えて鞍馬口駅で下車した。この日はそのまま研究室の焼肉会だった。研究室から遠いにもかかわらず何故か最近はいつもアジェ北店である。京都では有名な焼肉屋で、四条河原町のあたりの店舗だと混みまくりである。が、ここだと繁華街から離れており席も広くゆったりできるのが良い。一応今回は本来であれば琵琶湖疏水を散歩するという話があり、それのゴール地点がこの焼肉屋だったはずだが、雨だったので焼肉だけが残ったという形だ。ありえない量のホソを食べて満足した。

琵琶湖最高!




以上の内容はhttps://potaxyz.hatenablog.jp/entry/2025/10/12/213724より取得しました。
このページはhttp://font.textar.tv/のウェブフォントを使用してます

不具合報告/要望等はこちらへお願いします。
モバイルやる夫Viewer Ver0.14