
アイズ・フォー・ユー Eyes For You
イギリス 2004年
Peter J. James 作出
「アイズ・フォー・ユー」は前回のブルー・フォー・ユーと同じく、Peter J. James 氏作出のバラです。
このバラにはロサ・ペルシカやブルー・フォー・ユーの血統が入っているそう。
横浜イングリッシュガーデン(YEG)のローズ&ハーブガーデンにあって、素晴らしい香りと独特な花姿で、最初見た時はこれがバラ?と驚いたのでした。
咲き進むにつれて花色も中央のアイの色味も変わっていきます↓(YEG)



四季の香ローズガーデン↓

あやせローズガーデン↓

花付きが良くて、ふんだんに溢れかえるように咲く姿にいつもうっとりしてしまいます。
「いい香り〜」と通りかかる人が、このバラが咲いているあたりでクンクンしていきます。
イギリス、ノーホークで、ハイブリッドペルシカ60種以上をコレクションしている、Daniel Myhill氏によると、1700年代のプラントハンターたちがロサ・ペルシカに注目し、このバラを西ヨーロッパに持ち帰り、他のバラと交配して、美しい目の特徴をもつ交配種を作り出そうと試みたそうです。
しかし、1800年代では不稔性の問題に加え、ヨーロッパの気候下で、砂漠性植物を栽培するのは難しく、品種改良は行き詰まってしまいました。
1960年代にジャック・ハークネス氏とアレック・コッカー氏がロサ・ペルシカを改めて研究することを決意し、プロジェクトが開始。20年をかけて商業的にリリースできる4つの交配種を生み出しました。
しかし、これらの品種は病害に弱く、世間の関心を集めることもありませんでした。
その後ハークネスが作出したバラを元に、ワーナー氏やこの「アイズ・フォー・ユー」を作出したピーター・ジェームズ氏といったアマチュアバラ育種家グループがその挑戦を引き継ぎ、根気よく取り組み、ハイブリッドペルシカを次世代へと繋げる成果を上げたのでした。