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イギリス庭巡り15

キューガーデンズ Kew Gardens

 

イギリス庭巡り、最後の訪問地はキューガーデンズ。
ここに来るのは11年ぶりでしたが、嬉しい再会もありました。

2014年にキューを訪れた時に見かけた、世界最小のスイレン「ピグミー・ルワンダ・ウォーターリリー」。

1987年にルワンダ南西部の淡水温泉の縁の泥の中に生えているのを、ドイツの植物学者によって発見されました。しかし、2008年に温泉開発で生息地が乾き、自生が確認できなくなりました。
幸い、タネを採取できたので、キューで繁殖させ、他の植物園にも配布して継続的な種の保全を確保してきました。
ところが、2014年1月に一株が何者かによって盗まれてしまったのです。
私が訪れて撮った上の写真は、盗難にあった後のピグミー・ルワンダ・ウォターリリーの姿。

キューでは、温泉地の泥の中という特殊な環境を再現するため、写真のようなポットに入れて、水温管理をしています。

11年ぶりの再会。

新しい掲示板に嬉しい知らせが載っていました。


2023年に絶滅していたと思われたこのスイレンの新たな自生地が見つかったそうです。

 

植物の窃盗を禁じる掲示板にもピグミー・ルワンダ・ウォータリリーの姿が使われています。

 

 

今回、キューを再訪するのに、楽しみにしていたのは、前にも書いたプラントハンターのウィリアム・ロブがタネなどを採取して、イギリスへの導入に関わった2種の木を見ることでした。

「モンキーパズルツリー」には、この旅で、すでに二カ所で遭遇。
もう一種は通称「ジャイアント・セコイア」と呼ばれている木です。

広大なキューガーデンのどこにこれらの木が植っているのか? 
旅行前に検索をしていたら、個々の木の名前を確認できたり、木の名前で検索すると航空写真上にポイントで示してくれるキューのサイト(Garden Explorer)が見つかりました。

黄色い丸にカーソルを置くと、それぞれの木の名前が表示される↓

 

オランジュリー近くのモンキーパズルツリー

上の写真の赤丸の木↓

立派なモンキーパズルツリーです。

雌雄異株で、これは雄木

こちらは群生しているエリア↓


年を経ると下の枝が落ちた姿になります↓ 

やっぱり、みんなも気になる木 ↓



ウィリアム・ロブがイギリスに導入したもう一種の木、ジャイアントセコイア

上の写真のあたり、湖に橋がかかっていてなかなか良い眺めでした↓

橋の上からジャイアントセコイアを望む ↓

樹齢3000年にもなる木だそうで、この木はこれでも多分、まだ若い木。

モスローズ「ウィリアム・ロブ」つながりで、キューまでやって来ましたが、実際に確認できて感激。

ちなみに、今年横浜イングリッシュガーデンで撮影した「ウィリアム・ロブ」

 

朝6時からリージェントパークとホテルを往復して3時間歩き回った後にキューに移動して、温室などハイライトエリアを見た後、木を探しながら歩き回ったので、疲れてしまい、帰ることにしました。

ところが、行きに使った地下鉄路線が何かのトラブルで運行中止。
別路線で戻ることに。
途中で下車してロンドンの街中を歩こうと思っていたけれど、多少大回りになるものの、そのまま乗っていけばホテルの最寄駅に着くなと気づき、暑かったし、シャワーを浴びて着替えたくもなり、そのままホテルに戻ってきてしまいました。
そして、ハッと気づいたのだけれど・・・キューのバラ園を見ないで帰って来てしまった😣

 

そんなわけで、ロンドンの街中も歩かず、キューのバラ園も見損ねてしまい、少々心残りです。また次回があれば・・・

 

長々と続けて来た「イギリス庭巡り」これでおしまいです。
お付き合い、ありがとうございました。

 




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