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「ナチュラル・ウーマン((You Make Me Feel Like)A Natural Woman)」アレサ・フランクリン(Aretha Franklin)(1967)

 おはようございます。今日はアレサ・フランクリンの「ナチュラル・ウーマン」です。

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Looking out on the morning rain
I used to feel so uninspired
And when I knew I had to face another day
Lord, it made me feel so tired
Before the day I met you
Life was so unkind
You're the key to my peace of mind

'Cause you make me feel
You make me feel
You make me feel like a natural woman

When my soul was in the lost and found
You came along to claim it
I didn't know just what was wrong with me
Till your kiss helped me name it
Now I'm no longer doubtful of what I'm living for
And if I make you happy, I don't need to do more

'Cause you make me feel
You make me feel
You make me feel like a natural woman

Oh baby, what you've done to me 
You made me feel so good inside
And I just wanna be
Close to you, you make me feel so alive

You make me feel
You make me feel
You make me feel like a natural woman
You make me feel
You make me feel
You make me feel like a natural woman
You make me feel
You make me feel
You make me feel 

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朝の雨が降る窓の外を見つめながら
かつての私はひどくやる気を失っていた
また新しい一日と向き合わなきゃいけないと思うと
ああ、とても疲れきった気持ちになった
あなたに出会う日までは
人生は私にとても冷たかった
私の心の安らぎはあなたが鍵を握っている

それは、あなたが感じさせてくれるから
あなたが感じさせてくれるから
私がありのままの女性だと

私の魂が“落とし物保管所”にいたとき
あなたが現れて取り戻してくれた
私の何が間違っていたのかさえわからなかった
あなたのキスがそれが何なのか教えてくれるまでは
自分が何のために生きているかなんてもう迷っていない
もしあなたを幸せにできるなら
それ以上、望まない

それは、あなたが感じさせてくれるから
あなたが感じさせてくれるから
自分らしい女性でいいってことを

ああベイビー
あなたが私にしてくれたこと
心からいい気持ちにしてくれた
ただあなたのそばにいたい
あなたがいると
私は生きているって感じられる

あなたが感じさせてくれる
あなたが感じさせてくれる
そのままの自分でいいってことを   (拙訳)

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 キャロル・キングが作曲し、ジェリー・ゴフィンが作詞したこの「ナチュラル・ウーマン」は今では女性が自分らしく生きることを祝福するアンセムともなっている名曲ですが、曲の成り立ちは意外なものでした。

 アレサ・フランクリンのプロデューサーであるジェリー・ウェクスラーという人物がいます。ユダヤ人でいながら、黒人の音楽の造詣が深く、リズム&ブルース(R&B)という言葉の発案者でもあります。それまで、ポップスやジャズを歌っていたアレサを、彼女のバックボーンであるゴスペルやブルースを強く打ち出す路線に変更させ「リスペクト」をはじめとする代表曲を生み出すことになる影の仕掛け人でした。

 ある日、ウェクスラーはニューヨークの通りを歩いているときに「ナチュラル・マン」というアイディアが浮かんだそうです。「ナチュラル・マン」の意味するところはよく分かりませんが、彼が黒人音楽に取り組んでいた頃は、モータウンなど”白人っぽくしたポップス”は売れてはいましたが黒人らしい音楽はまだマイノリティでした。そんな中で彼がこだわった、黒人音楽に強く現れている、人間が本来持つオーセンティックなパワー、そういうことを表現した言葉だったのではないかと僕は推察します。

 すると、そこに偶然車で通りかかったのがキャロル・キングでした。そこで、彼は彼女に向かって、アレサ・フランクリンの次のアルバムのために「ナチュラル・ウーマン」という曲を書いてほしいと叫んだそうです。

 当時夫婦だったキャロル・キングとジェリー・ゴフィンは帰宅して、子供を寝かしつけると、その夜のうちにこの曲を書き上げましたんですね。そして、音楽のアイディアをもらった感謝の印として、二人はウェクスラーを共作者にしたのだそうです。

 ジェリー・ゴフィンという人は男性でいながら、女性主人公の歌詞を書く才能に長けていて、アメリカの松本隆と呼びたいほどですが(松本隆が日本のジェリー・ゴフィンというべきかもしれませんね)この曲などまさに代表曲ですね。

 ちなみにこの曲は作者のキャロル・キングが1971年の名作アルバム「つづれおり(Tapestry)」に収録されたセルフカバーの方も有名です。

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 それにしても、もともとは「ナチュラル・マン」だったというのが驚きです。実は、この曲、男性シンガーが「ナチュラル・マン」というタイトルでカバーしている例があるんですよね。ボビー・ウーマック、ロッド・スチュワート、ジェイムス・イングラムの3人。どれも素晴らしいボーカリストです。

 最後はその中からジェイムス・イングラムのバージョンをお聴きください。

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