おはようございます。”ブギー特集”、今日は最終日、アース・ウィンド・アンド・ファイアーの「レッツ・グルーヴ(Let's Groove)」です。
We can boogie down, down, on down
Come boogie down, down, on down,,,
Let's groove tonight
Share the spice of life
Baby, slice it right
We're gonna groove tonight
Let this groove get you to move
It's alright, alright
Let this groove set in your shoes
So stand up, alright, al right
Gonna tell you what you can do with my love, alright
Let you know, girl, you're looking good
You're outta sight, alright
Just move yourself and glide like a 747
And lose yourself
In the sky among the clouds in the heaven 'cause
Let this groove light up your fuse
It's alright, alright
Let this groove set in your shoes
So stand up, alright, alright
Let me tell you what you can do with my love, alright
Gotta let you know, girl, you're looking good
You're outta sight, alright
Just tell the DJ to play your favorite tune
Then you know it's okay
What you found is happening now
Let this groove get you to move
It's alright, alright
Let this groove set in your shoes
So stand up, alright, alright
You will find peace of mind
On the floor, take a little time
Come and see, groove with me, give a little sign
I'll be there after a while if you want my love
We can boogie on down
Down, boogie on down
Down, we boogie on down
Down, we boogie on down
On down, we boogie
Let's groove tonight
Share the spice of life
Baby, slice it right
We're gonna groove tonight
Let this groove light up the fuse
It's alright , alright
Let this groove set in your shoes
So stand up, alright, alright
Let this groove light up the fuse
It's alright, alright
Let this groove set in your shoes
So stand up, alright, alright,,,
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僕たちは踊れるんだ もっと、もっと
さあ、踊ろう もっと、もっと
今夜はグルーヴしよう(踊ろう)
人生のスパイスを分かち合って
ベイビー それをちゃんと切り分けて
今夜はグルーヴするんだ
このグルーヴに君の体を動かさせよう
どれでいい それでいい
このグルーヴを君の靴にセットしよう
だから立ち上がって そうさ
僕の愛で何ができるか君に教えてあげよう
わからせたいんだ、ガール、君は素敵だって
君は最高 そうさ ただ体を動かして
747(ボーイング)みたいに滑空しよう
そして自分を忘れて
空に浮かぶ天国の雲の中を、
このグルーヴに君に火をつけさせて
それでいい、それでいい
このグルーヴを靴の中にセットしよう
だから立ち上がって そうさ
僕の愛で何ができるか君に伝えたい そうさ
わかってほしいんだ、ガール、君はイカしてる
君は最高なんだ、そうさお気に入りの曲をかけてもらって
ただDJに頼んでお気に入りの曲をかけるように言うんだ
それでOKだとわかるよ 君が見つけたものが
君が見つけたものが今まさに起きているものなんだ
このグルーヴに君の体を動かさせよう
どれでいい それでいい
このグルーヴを君の靴にセットしよう
だから立ち上がって そうさ
フロアの上で君は心の安らぎを見つけるだろう
少し時間を取って
来て確かめるんだ 僕とグルーヴしよう
ちょと合図をくれればいい
少したったら 僕はそこにいる
もし君が僕の愛が欲しいなら
僕らは思いっきり踊れるんだ
もっと 思いっきり、踊りつづけるんだ
今夜はグルーヴしよう(踊ろう)
人生のスパイスを分かち合って
ベイビー それをちゃんと切り分けて
今夜はグルーヴするんだ
このグルーヴに君に火をつけさせて
それでいい、それでいい
このグルーヴを靴の中にセットしよう
だから立ち上がって そうさ,,, (拙訳)
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タイトルに”ブギー”ははいいてないですが、 曲のオープニングやポイント、ポイントで We can boogie down, down, on downて歌ってますね。 それが 曲のフックになっています。
この「レッツ・グルーヴ」はアース・ ウィンド&ファイアーのダンスナンバーとしては 「セプテンバー」と 「ブギー・ワンダーランド」と並ぶ大人気曲で、発売の順番で言うと「セプテンバー」、「ブギー・ワンダーランド」の次だったんですけども「ブギーワンダーランド」と「レッツ・グルーヴ」の間には1つの大きな事件があったんです。
それが”ディスコ・ディモリション・ナイト” と呼ばれている 1979年7月のシカゴで行われたディスコ撲滅イベントです。ディスコを嫌悪するラジオの人気 DJ がリスナーに呼びかけてシカゴ・ホワイトソックスの球場にディスコのレコードを集めて、それを割ったり、燃やしたりするっていうイベントだったわけですけども、それをきっかけにシカゴだけじゃなく、アメリカ全土のラジオ局ではディスコ・ミュージックがあまりかからなくなっていき、一気に衰退していくんですよね。ラジオ局のDJたちもディスコのあまりのブームにうんざりしてきていて、ちょうどいいきっかけだと考えたのかもしれません。
ですから「セプテンバー」や 「ブギー・ワンダーランド」がディスコの絶頂期にリリースされたのに対し、「レッツ・グルーヴ」は逆風の中でのリリースだったわけです。
またこの2曲の間の1980年に、アース・ウィンド&ファイアーは「フェイセス(Faces)」という2枚組のアルバムをリリースしたんですけども、セールス的にはうまくいかなかったんです。これはシングルヒットしたダンス・ナンバーがなかったのが大きな要因だったと思われます。
そこで、モーリスはやっぱりキラー・チューンが必要だと思ったのかもしれません。
モーリスはデヴィッド・フォスターとかアリー・ウィリスとか曲作りのパートナーを見つける才能にもすごく長けている人なんですが、この時新たな才能に出会います。
それが、ウェイン・ヴォーン(Wayne Vaughn)です。
彼はUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)で音楽と作曲を学んで、1976年にブラザーズ・ジョンソンのバンドにキーボーディストとして加入し、プロデューサーだったクインシー・ジョーンズをメンターとするミュージシャンです。そして、モーリス・ホワイトと出会い、彼がプロデュースするエモーションズのレコーディングに参加したんですね。そしてある日、彼のいるスタジオにモーリスが来て「なあ、アース・ウィンド&ファイアー用に何か曲はあるか?」と聞いてきたそうです。
「当時、僕らはジャズを演奏していたし、グルーヴィーなリズムも大好きだった。でも、ジャズだけでは食べていくのが難しくてね。そこで、みんなが深く考えすぎずにすむような、楽しくてノリの良い曲を作ろうって決めたんだ。そうして生まれたのが、国民的なパーティー・アンセム『Let’s Groove』さ!どこのパーティーに行っても流れていたよ。」(17a7.com)
彼はある日一人でスタジオで作曲していて、まず、この曲のベースラインを思いつき、それを弾きながら自然とメロディが浮かんできたのだそうです。そしてモーリスが歌詞を書いたそうですが、glide like a 747〜というフレーズは、ウェインの奥さんである、エモーションズのワンダが考えたものだったそうです。
「レッツ・グルーヴ」はディスコ時代に逆戻りするわけではなく、サウンドをちゃんとアップデートしているところがミソです。この頃、一気に出てきたシンセサウンドを大幅に取り入れたんですね。
そこで、僕が影の貢献者だと思っているのが、マイケル・ボディカーです。彼もまた、クインシー・ジョーンズのもとにいた人で、クインシー作品の”シンセサイザー担当”をやっていたんですね。マイケルの「オフ・ザ・ウォール」や「スリラー」にも関わっていて、この時代にシンセサイザーがレコーディングに取り入れられる際に大活躍したんですね。
彼が「レッツ・グルーヴ」やこの曲が収録されているアルバム「天空の女神(Raise!)」にシンセとヴォコーダーで参加しているんです。そういったサウンドのアップデートもあって、この「レッツ・グルーヴ」は現在ではディスコではなく、その後にきたジャンルである”ポスト・ディスコ”、”シンセ・ファンク”とカテゴライズされるようになっています。
さて、ソングライターのウェイン・ヴォーンに話を戻しますが、彼はモーリスにもう4曲デモを渡して、3曲が「天空の女神」に採用されたと語っています。この3曲は、彼がクインシーのもとでブラザーズ・ジョンソン・バンドをやっていたことが感じられる雰囲気で、「レッツ・グルーヴ」は彼にとって異色の曲だったのかもしれません。
その中から1曲「Wanana Be With You」
最後はウェインが2023年に、世界的な音楽、音響見本市”NAAM”でこの曲を演奏している動画がありましたのでそちらを。彼が最初に鍵盤で、この曲を作るとっかかりになったベースラインを弾いていますので、曲作りがイメージしやすい演奏です。
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