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「オネスティ(Honesty)」ビリー・ジョエル(Billy Joel)(1978)

おはようございます。今日はビリー・ジョエルの「オネスティ(Honesty)」です。

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If you search for tenderness
It isn't hard to find
You can have the love you need to live
But if you look for truthfulness
You might just as well be blind
It always seems to be so hard to give

"Honesty" is such a lonely word
Everyone is so untrue
Honesty is hardly ever heard
And mostly what I need from you

I can always find someone
To say they sympathize
If I wear my heart out on my sleeve
But I don't want some pretty face
To tell me pretty lies
All I want is someone to believe

"Honesty" is such a lonely word
Everyone is so untrue
Honesty is hardly ever heard
And mostly what I need from you

I can find a lover, I can find a friend
I can have security until the bitter end
Anyone can comfort me with promises again
I know, I know, 

When I'm deep inside of me
Don't be too concerned
I won't ask for nothin' while I'm gone
But when I want sincerity
Tell me, where else can I turn?
'Cause you're the one that I depend upon

"Honesty" is such a lonely word
Everyone is so untrue
Honesty is hardly ever heard
And mostly what I need from you

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もし優しさを探すのなら 
見つけるのは難しくない
生きていくのに必要な愛だって手に入る
だけど もしありのままの真実を求めるなら
盲目になった方がいいかもしれない 
それを差し出すのは いつもとても困難みたいだ

「誠実さ」ってなんて孤独な言葉なんだ
 みんなあまりに不誠実だ
「誠実さ」って耳にすることはほとんどない
だけど それこそ 僕が君に求めてるものなんだ

同情を口にする人なら いつだって見つけられる 
僕が胸の内をさらけ出しさえすればね
でも キレイな嘘をつく
キレイな顔の人がほしいわけじゃない 
僕がほしいのは 信じられる誰かなんだ

「誠実さ」ってなんて孤独な言葉なんだ
 みんなあまりに不誠実だ
「誠実さ」って耳にすることはほとんどない
だけど それこそ 僕が君に求めてるものなんだ

恋人を見つけることも 友人を作ることもできる 
最後の最後には 安らぎを得ることだってできる
誰かがまた約束してくれることで僕を慰めてくれる 
分かっている、分かっているんだ

僕が深くうちにこもっていても 
あまり心配しないでほしい
その間君に何も求めたりはしないから 
けれど 僕が真心を求めたときに
教えてくれ、他のどこを向いたらいいんだ? 
君こそ僕が頼りにしている人なんだから

「誠実さ」ってなんて孤独な言葉なんだ
 みんなあまりに不誠実だ
「誠実さ」って耳にすることはほとんどない
だけど それこそ 僕が君に求めてるものなんだ   (拙訳)

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 たくさんのヒットがあるビリー・ジョエルのレパートリーの中でも「オネスティ」(Honesty)は、格別に日本人に愛されてきた曲だと思います。

 1978年リリースのアルバムニューヨーク52番街(52nd Street)』に収録されていましたが、アルバムからの3枚目のシングルとして1979年に発売され全米24位と、彼にとっては”まあまあ”のヒットでした。

 ここで、いきなり個人的な話になって申し訳ありませんが、僕が自分のお小遣いを貯めて買った初めてのLPレコードが彼の「ストレンジャー」、次が「ニューヨーク52番街」だったんです。この2枚を部屋に飾り崇め奉っていましたw。

 その頃のぼんやりした記憶だと「オネスティ」はアメリカより日本で先に宣伝され発売されたような気がします。調べたら日本ではアルバムからの2枚目のシングルでした。「オネスティ」は日本人好みの曲だとレコード会社が判断したのではないでしょうか。ネッスルのTVCMにもなりました。

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 (それから、9年後に僕は同じレコード会社の入社し、数年後には洋楽部にも配属されましたが、当時も洋楽の新譜の中から日本人の好きになりそうな曲を選んでそっちを推そうとする戦略はまだけっこう残っていました。)

 実際「オネスティ」は日本人の琴線にすごく触れる曲だと証明されました。彼が最も人気のだった1980年代当時を振り返ってみても、僕のまわりでもビリーのレパートリーでこの曲が好きだっていう人は圧倒的に多かったです。

 アメリカ本国では、1985年にリリースされた彼の初めてのベスト・アルバム「ビリー・ザ・ベスト(Greatest Hits – Volume I & Volume II )」から「オネスティ」は外されていましたが、日本の担当者が交渉したのでしょう、日本盤には収録されていました(日本以外ではオランダ盤も追加収録したようです)。

 それから時は流れて、今ではこの曲は本国アメリカをはじめ世界中で「オネスティ」は彼の代表曲として認識されるようになっています。彼の公式YouTubeチャンネルで公開されている「オネスティ」のMVは1億回以上再生されていて、これは「ピアノマン」「アップタウン・ガール」「ハートにファイア(We Didn't Start The Fire)」に次ぐ4番目の多さです。お時間のある方は「オネスティ」のコメント欄を見て欲しいのですが、「オネスティ」だけ日本人のコメントが多くてびっくりします。 

 

 日本以外で「オネスティ」が最初から人気だったのはフランスでヒットチャートの1位になっています。あと、イタリアでもヒットしたようです。このあたりは、この曲のクラシックのニュアンスを強く感じる、哀感のある美しいメロディが響いたんじゃないかという気がします。僕はフランス人じゃないので、断言はできませんがw。

 ただ「オネスティ」という曲は21世紀に入るまでそれほどカバーされてないんですよね。カバーされてもカラベリとかポール・モーリアなどフランスなどのインストものばかりだったんです。そこからもこの曲のメロディはアメリカよりもフランスをはじめとするヨーロッパの人たちに響くものだったんじゃないかと推測できます。

 アメリカで「オネスティ」がそれほどヒットしなかった理由を自分なりに考えてみたのですが、今述べたようなメロディの好みもあるとして、でも一番大きいのは歌詞じゃないかと思ったんですよね。僕は全然ネイティヴでもないので、エラそうには言えないのですが、今回あらためて自分で訳してみて、思ったよりリアルで苦味の強い歌詞だなと感じました。表のテーマは「誠実さ」ですが、その奥にあるのはどうしようもない”孤独感”です。”孤独な叫び”の歌なんじゃないかとさえ思えます。

 "Honesty" is such a lonely word

 人はみんな不誠実で、「オネスティ」という言葉自体耳にすることもなくて、誠実さを求めてしまう自分みたいな人間も自分一人かもしれない、と、主人公は孤独のスパイラルに陥っていくんですよね。

 そう考えると、ロマンティクなラブ・バラードがヒットしていた1970年代後半から80年代という時代においては、英語圏の人たちの中で大ヒットするにはちょっとリアルで苦味が強いものだったんじゃないかと思えるんです。

 それに対して、英語が直接聴こえない日本人はメロディの美しさや彼のヴォーカルに引っ張られて情緒的に聴くことができたたんでしょうね。実際、この曲はネットでたくさんの方が和訳していますが、みなさん切ない感じというか、情緒的にこの曲を聴かれている印象がありました。でも、それが日本人本来の洋楽の楽しみ方なんですよね。

 誰もが”自分バイアス”をかけて音楽を聴くものですが、洋楽は歌詞が聴こえないぶんなおさらバイアスがかけやすくて、僕なんてバイアスかけっぱなしで、いろんな妄想しながら洋楽を聴いて楽しんでいましたww.

(最近の洋楽はメロディの要素が少ないし、邦楽は歌詞の情報量が多すぎて、自分バイアスをかける楽しみがあまりないように感じてしまいますが、、)

 

 ビリー・ジョエルのインタビューや伝記の類を読んでみると、生い立ちからずっと公私両方で本当にさまざまな人間関係のトラブルに見舞われてきた人なのだとわかります。自殺未遂をはかったことも二度あったそうなんですよね。彼の人生には「人間不信」が深く根ざしていて、それによる「孤独」が通底してあるように僕は感じています。

 「オネスティ」の歌詞は、彼にとってまさに”嘘偽りのない”気持ちを書いたもので、その”嘘のなさ”が、今のように誰もが自分の内面に向き合わされるような時代では、絵空事を描いたようなバラードよりもはるかに説得力のあるものとして、本国アメリカや他の国々の人々にも受け止められてきているということなのかもしれません。

 実際、21世紀に入るとカバーが増えはじめ、2008年にはビヨンセが「Mathew Knowles & Music World Present: Vol.1: Love Destiny」というデスティニーズ・チャイルドの日本独自盤でカバー、翌年リリースの彼女のアルバム『アイ・アム…サーシャ・フィアース(I Am... Sasha Fierce)』(I Am... Sasha Fierce)のプラチナム盤にも収録されています。

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 最後は昨年(2025年)11月に彼の公式YouTubeで1979年にテキサスのライヴでこの曲を演奏している映像がアップされましたのでそちらをご紹介します。最後の方はまさに”孤独の叫び”という感じがしました。

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