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「アゲインスト・ザ・ウインド(Against The Wind)」ボブ・シーガー&シルバー・バレット・バンド(Bob Seger & Silver Bullet Band)(1980)

 あけましておめでとうございます。新年1曲目はボブ・シーガー&シルバー・バレット・バンドの「 アゲインスト・ザ・ウインド(Against The Wind)」です。

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Seems like yesterday
But it was long ago
Janey was lovely, she was the queen of my nights
There in the darkness with the radio playin' low, and
And the secrets that we shared
The mountains that we moved
Caught like a wildfire out of control
'Til there was nothing left to burn and nothing left to prove

And I remember what she said to me
How she swore that it never would end
I remember how she held me, oh, so tight
Wish I didn't know now what I didn't know then

Against the wind
We were running against the wind
We were young and strong
We were running against the wind

And the years rolled slowly past
And I found myself alone
Surrounded by strangers I thought were my friends
I found myself further and further from my home and I
I guess I lost my way
There were oh, so many roads
I was livin' to run and runnin' to live
Never worried about payin' or even how much I owed

Movin' eight miles a minute for months at a time
Breakin' all of the rules that would bend
I began to find myself searchin'
Searchin' for shelter again and again

Against the wind
Little somethin' against the wind
I found myself seekin' shelter against the wind

Well, those drifters days are past me now
I've got so much more to think about
Deadlines and commitments
What to leave in, what to leave out

Against the wind
I'm still running against the wind
I'm older now but still running against the wind
Well, I'm older now and still running
Against the wind

Against the wind
still running
I'm still running against the wind,,,

See the young man run
Watch the young man runnin'
He'll be runnin' against the wind
Let the cowboys ride
Let the cowboys ride
They'll be ridin' against the wind,,,

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まるで昨日のことのようさ
だけど、かなり昔のことなんだ
ジェイニーは魅力的で
彼女はオレの夜の女王だった

暗闇の中で
ラジオを小さく流しながら
オレたちが分かち合った秘密
オレたちが動かした障壁

制御できない山火事のように
燃えるものも証明するものも
何も残らなくなるまで捕えられていた

彼女がオレに言ったことを覚えている
俺たちの愛が決して終わらないと
どんなふうに彼女が誓ったかを
彼女が、とても強く、
僕を抱きしめたことも覚えている

あのとき知らなかったことを
今も知らずにいられたらよかったのに

風に逆らって
向かい風の中をオレたちは走っていた
オレたちは若くて強くて
風に逆らって走っていた

そして、年月はゆっくりと過ぎていき
気づけばオレは一人きりだった
オレは友だと思っていた
見知らぬ人たちに囲まれて

気づけば
自分の家からどんどん遠ざかっていた
たぶんオレは道に迷ってしまったんだ

道は本当にたくさんあった
走るために生きて
生きるために走っていた
支払いのことも
いくら借りているかさえも
まったく気にしていなかった

何か月ものあいだ
1分間に8マイルで動き続け
曲げることもできるルールでさえ
すべて壊してきた

そしてオレは探している自分に気づき始めた
何度も何度も避難場所を探していた

風に向かって
風に逆らう、ちっぽけな何か
オレは向かい風の中避難できる場所を探していた

放浪の日々は
今はもう過ぎてしまった
僕には考えるべきことがたくさんある

締め切りだとか 社会での責任だとか
何を残し 何を捨てるのか、とか

向かい風の中を
オレは今も走っている
年を取った今でも
風に逆らって走っている

そうさ年を取った今でも
まだ走っている 向かい風に逆らって

向かい風の中を
今も走り続けている……

若者が走るのを見るんだ
若者が走るのをよく見るんだ
彼は向かい風に逆らって走るだろう

カウボーイたちを走らせろ
カウボーイたちを走らせろ
彼らもまた向かい風に逆らって進むだろう……(拙訳)

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 この曲を選んだのはもちろん今年が午年だったからです。この「 アゲインスト・ザ・ウインド(Against The Wind)」が表題曲となったアルバムは馬が走っている絵柄のジャケットだったんですよね。

 そして日本では奔馬の如く」という、洋楽とは思えない、司馬遼太郎の本にでもありそうなタイトルがつけられていました。

 アメリカではビルボードのアルバム・チャートを6週連続1位を独走した大ヒット作でしたので、当時高校一年生の僕は小遣いを貯めて購入したのですが、このアルバムの良さはまだ理解できていなかったですね。この曲なんて、中高年になってからあらためて聴くと歌詞がけっこうしみてきましたw。

 特にいいと思ったのは、この曲のコーラスで参加しているイーグルスグレン・フライや他の曲で参加したドン・ヘンリーも褒めたという、この有名なフレーズです。

”Wish I didn't know now what I didn't know then”

(あのとき知らなかったことを
 今も知らずにいられたらよかったのに)

 若い頃に風に逆らうように無闇に突っ走っれたのは、何も知らなかったからできたわけで、年をとっていろんな現実を知ってしまった今では、逆風から避難するシェルターを探すようになってしまった、今でも若い頃のようにいられたらよかったのに、そんな心情が込められているのでしょう。

 ボブ・シーガーは”デトロイトの巨人”とも呼ばれ、地元デトロイトでは”ご当地ヒーロー”でしたが、なかなか全国区にはなれずに、かなり長い下積みを経験している人です。1961年にデビューしてさまざまなグループやソロとして活動し、単発のヒットこそありましたがうまく噛み合わず、ようやくブレイクしたのが1976年ですから、売れるまでに15年もかかっています。

 全国的な人気を得たきっかけは1974年に自身のバンド”シルバー・バレット・バンド”を結成し、猛烈な数のライブを続けたことでした。週に平均5~6回、年にすると250~300日はライヴを行なっていたそうです。そして、最初に売れたのが「LIVE BULLET」というライブアルバムで、地元デトロイトでの公演の模様を収めたレコード2枚組というかなりボリューミーなものだったんです。それくらい彼のライヴは評判になっていたわけです。このアルバムは内容も非常に高く評価されていて、ローリングストーン誌が、ジャズ、R&Bなども入れて選んだ”史上最高のライヴ・アルバム”では26位に入っています。

「LIVE BULLET」からアイク&ターナーのカバー「Nutbush City Limits」

www.youtube.com

 生のパフォーマンスでファンを増やしていくのは労力としては最も大変ですが、ファンからの「信頼」を得るには最善の方法です。そして、そうやって「信頼」をコツコツと積み重ねてきたアーティストだからこそ、「アゲンスト・ザ・ウィンド」のような歌詞がより説得力を持つのだと思います。

 下積みが長く、コツコツとライヴをやり続けることで「信頼」を得て、カリスマとなったロッカーは、日本では浜田省吾がそうですよね。彼が敬愛するのはジャクソン・ブラウンですし、まわりからはブルース・スプリングスティーンを引き合いに出されたりしたこともあったかと思いますが、僕はボブ・シーガーと共通するものを感じるんですよね。派手なメディア露出をせず、フェスのようなイベントにもそれほど参加せず、ひたすら単独のライヴで「信頼」を積み重ねることでファンとの強い絆を作ってきたところなど、よく似ています。そして、二人とも故郷(デトロイト、広島)には、自動車メーカーがあって、労働者階級のロックにはぴったりの共通の背景もあるんじゃないかとw。

 さて、今年も逆風が吹きつける世の中になりそうですが、そういう時代こそ日々コツコツとやっていくことがいっそう大事になる気がします。でも、それだけだとメンタルがきつくなリマスよね。そういう時は、自分なりのシェルター(家族、友達、音楽、お笑い、美味しい食べ物、趣味、推し活、、)に時々避難しながら、なんとか楽しくやっていきたいですね。本年もよろしくお願いします。

 

 

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