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「グレイテスト・ラヴ・オブ・オール(Greatest Love Of All)」 ホイットニー・ヒューストン(Whitney Houston)(1985)

 おはようございます。今日はホイットニー・ヒューストンの「Greatest Love of All」です。

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I believe the children are our future
Teach them well and let them lead the way
Show them all the beauty they possess inside
Give them a sense of pride to make it easier
Let the children's laughter remind us how we used to be

Everybody's searching for a hero
People need someone to look up to
I never found anyone who fulfilled my needs
A lonely place to be
And so I learned to depend on me

I decided long ago
Never to walk in anyone's shadows
If I fail, if I succeed
At least I'll live as I believe
No matter what they take from me
They can't take away my dignity

Because the greatest love of all
Is happening to me
I found the greatest love of all
Inside of me
The greatest love of all
Is easy to achieve
Learning to love yourself
It is the greatest love of all

I believe the children are our future
Teach them well and let them lead the way
Show them all the beauty they possess inside
Give them a sense of pride to make it easier
Let the children's laughter remind us how we used to be

I decided long ago, never to walk in anyone's shadows
If I fail, if I succeed
At least I'll live as I believe
No matter what they take from me
They can't take away my dignity

Because the greatest love of all
Is happening to me
I found the greatest love of all
Inside of me
The greatest love of all
Is easy to achieve
Learning to love yourself
It is the greatest love of all

And if, by chance, that special place
That you've been dreaming of
Leads you to a lonely place
Find your strength in love

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私は信じる 子どもたちが私たちの未来だと
上手に教えて 彼らを導いていこう
彼らの心に美しさがあることを示そう
生きやすくなるように誇りを持たせよう
子どもたちの笑い声が 
私たちがかつてどうだったかを思い出させてくれる

誰もがヒーローを探している
人々は尊敬できる誰かを必要としている
私は求めるものを満たしてくれる人を見つけられなかった
孤独な場所にいた
だから私は自分に頼ることを学んだ

私はずっと前に決めた
決して誰かの影の中を歩かないと
失敗したとしても 成功したとしても
少なくとも私は自分の信じるままに生きる
たとえ何かを奪われようとも
私の尊厳だけは奪えない

なぜなら 最も偉大な愛が
今、私の身に起こっている
私は見つけた
最も偉大な愛を自分の中に
最も偉大な愛は
簡単に辿り着くことができる
自分自身を愛することを学ぶこと
それが 最も偉大な愛だから

子どもたちこそ私たちの未来だと信じている
しっかり教えて そして彼らの道を導こう
彼らの心に美しさがあることを示そう
生きやすくなるように誇りを持たせよう
子どもたちの笑い声が 
私たちがかつてどうだったかを思い出させてくれる

私はずっと前に決めた
決して誰かの影の中を歩かないと
失敗したとしても 成功したとしても
少なくとも私は自分の信じるままに生きる
たとえ何かを奪われようとも
私の尊厳だけは奪えない

なぜなら 最も偉大な愛が
今、私の身に起こっている
私は見つけた
最も偉大な愛を自分の中に
最も偉大な愛は
簡単に辿り着くことができる
自分自身を愛することを学ぶこと
それが 最も偉大な愛だから

もし、思いがけず、夢に見ていた
その特別な場所が あなたを孤独へと導くのなら
愛の中にあなたの強さを見つけてほしい  (拙訳)

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「グレイテスト・ラヴ・オブ・オール(Greatest Love Of All)」のヤマハぷりんと楽譜はこちら

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「グレイテスト・ラヴ・オブ・オール」はホイットニー・ヒューストンの代表曲の一つですが、デビューする何年も前から自分のライブで歌っていました。

 さかのぼれば、彼女が14歳の時、地元ニュージャージー州の歌のコンテストで2位になったことがあったそうで、それも規定時間をオーバーしたせいで、優勝する実力がありました。そして、その時の優勝者が歌っていたのがこの曲でした。彼女自身も大好きな歌だったので、自分ならもっと上手く歌えると思ったのでしょう、それ以降彼女は自身のレパートリーにしました。

 そして、彼女があるクラブでこの曲を歌っていたのを見たのが、この曲の作曲家であるマイケル・マッサー。彼女をデビューさせたいと考えていたレコード会社が彼を招待していました。マッサーは彼女のパフォーマンスを見て感激し、彼女のプロデュースを依頼されたときにこの曲もレコーディングすることにします。

 最初はデビュー曲「そよ風の贈り物(You Give Good Love)」のB面に収められましたが、楽曲の評判が良かったため、あらためてシングルとして発売されると全米1位の大ヒットになったのです。

 

 この曲はもともと1977年にプロ・ボクサー、モハメド・アリの伝記映画「アリ/ザ・グレーテスト(The Greatest)」のために作られたもので、歌っていたのはジョージ・ベンソンでした。彼のヴァージョンも全米24位まで上がっています。ホイットニーも彼の歌を聴いていたのでしょう。

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 モハメド・アリは単に人気のあるボクサーだっただけではなく、社会的に大きな影響力を持つ人物でした。黒人解放運動指導者マルコム・Xに共鳴しイスラム教に改宗し、本名のカシアス・クレイからモハメド・アリに名前を変えた時は日本でも大きく報じられました。また、ベトナム戦争への徴兵を拒否したことで米国政府と長期にわたって争い最終的に無罪を勝ち取っています。またベトナム戦争反戦活動によってボクシング・ライセンスを剥奪されましたが、3年7か月間のブランクの後、復帰し実力で王座奪還を果たす、という、まさに自分の信じた道を生きて、それを広く示してきたんですね。

 アリの映画の音楽を作ってほしいという依頼があったときに、マッサーはアリの生き方に特別な感情を持っていたと語っています。彼は両親の希望で大学で法律を学び、卒業後は株式仲買人として裕福で安定した暮らしをしていたにも関わらず、30歳の時に周囲の猛反対を押し切りすべてを捨てて、元々自分がなりたかった作曲家を目指しています。彼もまた、リスクを顧みず自分の生き方を貫いた人でした。

 そして、彼がアリの映画の主題歌を作る作詞家として白羽の矢を立てたのがリンダ・クリードでした。彼女は作曲家トム・ベルのパートナーとして、スタイリスティックスの「誓い」「ストップ・ルック・リッスン」「ユー・アー・エヴリシング」など美しく崇高な愛の歌詞を書いていました。

 この依頼を受けた時、彼女は苦しみと幸福を同時に味わっていました。1974年に26歳で乳がんを発症し、1976年に初めての子供をもうけたばかりでした。”自分の死”を切実なものとして意識し闘病しながら、新たな生命を授かる、という経験をしていたんですね。

 自分を信じて生きるというモハメド・アリの生き様を歌詞の主題にしながら、子供達に未来を託したい、という彼女が心の底から感じた想いから歌詞を始めているのは、その経験が反映されたからでしょう。

 ヒーローのために書かれたこの堂々たるバラードには実は女性らしい視点が込められていて、それが、男性のジョージ・ベンソンでは出し切れなかったところ、ホイットニーが歌うことで明確になって、その結果より広くアピールすることになったのだと僕には思えます。

 

 実は、僕は今回この曲を聴き直して、歌詞がすごく心に”入って”きました。初めて聴いた頃は正直ピンとこなかったんですけど。

 自分自身を愛することを学ぶこと それが 最も偉大な愛だから 

 Learning to love yourself It is the greatest love of all

 自分自身を愛すること、きっと若い頃の僕には全く理解できてなかったんですね。利己的な愛と自己犠牲愛の2種類しかないと思っていたのでしょう。自分自身を愛することとは自分の欲にしたがって生きることじゃないの?なんて風に。ほんと浅はかでした。。

 この曲にはっきりと書かれています。自分を愛するということは、自分の心の声にしっかり耳を傾けて、自分の道を進むということですね。ですから、自分を愛するということは、ものすごく孤独にもなるし、困難な目にもあうわけです。そこで大事になるのは、自分の心の中にも美しさがあることに気づくことで、それが人の”dignity(尊厳)”になるのだと。

 僕自身、自分の心に美しいものや威厳なんてものがあるのかどうかまったく自信はないのですが、せめて心の中に”何か良いもの”をどうにかして見つけ出して、それにしたがって生きていきたいとは思います。どんどん不安な気持ちになって、ついつい自分を見失った行動に走ってしまう今の世の中だからこそ、なおさら。

 

 リンダ・クリードはその後二人目の子供にも恵まれますが、1986年に乳がんのため、36歳の若さで亡くなっています。ホイットニーの歌うこの曲が全米NO.1に輝く数週間前のことだったそうです。その後、彼女の家族と友人は彼女を偲んで”リンダ・クリード乳がん協会(Linda Creed Breast Cancer Organization)"を設立しました。この団体は彼女の故郷のペンシルベニア州とその周辺地域の女性を支援しています。

 

 最後にマイケル・マッサーとリンダ・クリードが作り、ホイットニーが歌った曲をもう1曲。

 「グレイテスト・ラヴ・オブ・オール」を歌うホイットニーのライヴを見たマイケル・マッサーは、まず最初に自身が手がけていたテディ・ペンダグラスの曲のデュエット相手に彼女を抜擢しました。これが彼女にとって”プレ・デビュー曲”になり、デビューアルバムにも収録されました。その曲は「Hold Me」です。

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そよ風の贈りもの

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