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「名前のない馬(A Horse with No Name)」アメリカ(America)(1972)

おはようございます。今日はアメリカの「名前のない馬(A Horse with No Name)」です。

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On the first part of the journey
I was lookin' at all the life
There were plants and birds and rocks and things
There was sand and hills and rings
The first thing I met was a fly with a buzz
And the sky with no clouds
The heat was hot and the ground was dry
But the air was full of sound

I've been through the desert on a horse with no name
It felt good to be out of the rain
In the desert, you can remember your name
'Cause there ain't no one for to give you no pain
La, la, la-la-la-la, la-la-la, la, la

After two days in the desert sun
My skin began to turn red
After three days in the desert fun
I was lookin' at a river bed
And the story it told of a river that flowed
Made me sad to think it was dead

You see, I've been through the desert on a horse with no name
It felt good to be out of the rain
In the desert, you can remember your name
Because there ain't no one for to give you no pain
La, la, la la-la-la-la, la-la-la, la, la

After nine days, I let the horse run free
'Cause the desert had turned to sea
There were plants and birds and rocks and things
There was sand and hills and rings
The ocean is a desert with its life underground
And a perfect disguise above
Under the cities lies a heart made of ground
But the humans will give no love

You see, I've been through the desert on a horse with no name
It felt good to be out of the rain
In the desert, you can remember your name
'Cause there ain't no one for to give you no pain

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旅の最初の道のりで
僕はあらゆる生命を見つめていた
そこには草木や鳥や岩やいろんなものがあった
砂や丘、輪のような模様もあった
最初に出会ったのはブンブン音を立てるハエ
そして雲ひとつない空
熱気はただ熱く、大地は乾いていた
だけど空気は音で満ちていた

名前のない馬に乗って砂漠を越えてきた
雨の外に出られて気分がいい
砂漠では自分の名前を思い出せるのさ
おまえに痛みを与える者がいないから
ラ、ラ、ラララララ、ラララ、ラ、ラ

砂漠の太陽の下で二日過ごしたあと
僕の肌は赤くなり始めた
三日砂漠を楽しんだあとに
僕は川の跡を見つめていた
そこに川が流れていて
もう死んでしまったと思うと悲しくなった

そうさ、名前のない馬に乗って砂漠を越えてきた
雨の外に出られて気分がいい
砂漠では自分の名前を思い出せるのさ
おまえに痛みを与える者がいないから
ラ、ラ、ラララララ、ラララ、ラ、ラ

九日目に馬を自由にしてやった
なぜなら砂漠が海に変わったから
そこには草木や鳥や岩や、いろんなものがあった
砂や丘や輪のような模様もあった
海は地下に生命がいる砂漠
その上には完璧な仮面をつけている
都市の下には大地でできた心が広がっている
だが人間はそれに愛を与えないだろう

そうさ、名前のない馬に乗って砂漠を越えてきた
雨の外に出られて気分がいい
砂漠では自分の名前を思い出せるのさ
おまえに痛みを与える者がいないから
ラ、ラ、ラララララ、ラララ、ラ、ラ (拙訳)

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アメリカ「名前のない馬(A Horse with No Name)」ヤマハぷりんと楽譜はこちら

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 この曲のイントロから歌い出しのところを聴くたびに、いつも、ニール・ヤングだ、って思ってしまうんですよね。アメリカだってわかってるはずなのに。

 曲を書いたメンバーのデューイ・バネルもニール・ヤングの影響を認めています。

「かなり真剣な影響がいくつもあるよ。そのトップリストにはニール・ヤングの名前が挙がる。ニールの本に素敵な引用があるんだ。俺たちも知ってた話だが、彼の父親が電話で「馬についてのおまえの新しい曲、大好きだ。素晴らしいよ」と言ったというんだ。」(American Songwriter)

 ニール・ヤングの父親までがニールの曲だって思ったんですね。しかも絶賛したとはw。

 しかもこの「名前のない馬」は全米チャートにおいて、それまでトップだったニール・ヤングの「孤独の旅路(Heart of Gold)」(前回ご紹介しました)を蹴落として、1位になったんですから皮肉なものです。

 先ほどのバネルの発言を引用したAmerican Songwriterというサイトの記事には、ニール・ヤングはこの曲が自分の作品に似すぎていると不満を漏らした、という記述もありました。

 ここで思い出すのが、前回ご紹介したニール・ヤングの「孤独な旅路(Heart of Gold)」です。ニールのヒーローであるボブ・ディランの影響が色濃く出た曲で、ディランは『くそっ、あれは俺だ。俺に似てる曲なら、俺が歌うべきだ』と言ったんですよね。

 その曲に取って代わって1位になったのが、ニールをヒーローとして、その影響を隠さなかった「名前のない馬」だったというのは、ポップ・ミュージックにおける”伝承”のようなものを僕は強く感じてしまうんですよね。そして、それが表面的な”パクリ”などではなく、本当に好きで憧れたアーティストの影響が”出てしまった”曲だということがとても重要だと思います。そうでなければ。「孤独の旅路」も「名前のない馬」も時代を超えたクラシックにはならなかったはずです。

 

 さて、アメリカはジェリー・ベックリー、デューイ・バネル、ダン・ピークというロンドンで育ったアメリカ人3人で結成されました。ビートルズをはじめとしてロックの中心地であった1960年代半ばのロンドンでバンド活動を始めながら、自分たちの母国であるアメリカのロックに強い憧れと愛着を持っていたことが、彼らのオリジナリティになっているように思います。

 彼らのデビュー・アルバムはイギリスのレーベルからでした。アメリカの砂漠の風景を歌い、彼らのデビュー曲でもあったこの「名前のない馬」も実はロンドンで録音されているんです。

 この曲は当初は「Desert Song」というタイトルがつけられていました。曲を書いたバネルは砂漠で過ごした経験があったそうで

「雨ばかりのイギリスにいたから、心の中で自然や砂漠に引き戻されていったのかもしれないね。」(American Songwriter)

 結成当時の彼らの最大の特徴であった”イギリスから見たアメリカ”というのが最も象徴的に表れているのがこの曲だったのかもしれません。

 

 「名前のない馬」は実は最初のアルバムには収録されず、シングルがヒットしてから、リイシュー盤から収録されています。彼ら自身もこの曲が大ヒットするようなポテンシャルを持っているとは思っていなかったようです。

 本来デビュー曲になる予定だったのがセカンド・シングルの「I NEED YOU」でした。こちらはジェリー・ベックリーが書いたもので、「若葉のころ(First of May)」などジェリーは初期のビー・ジーズに大好きで、影響されて書いたものだそうです。それを最後に。

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