おはようございます。今日はラベルの「レディ・マーマレイド」です。
Hey sister, go sister
Soul sister, go sister
Hey sister, go sister
Soul sister, go sister
He met Marmalade down in old New Orleans
Strutting her stuff on the street
She said, "Hello, hey Joe
You wanna give it a go?" hmm hmm
Gitchi gitchi ya ya da da
Gitchi gitchi ya ya here
Mocha chocolata, ya ya
Creole Lady Marmalade
Voulez-vous coucher avec moi ce soir ?
Voulez-vous coucher avec moi ?
He stayed in her boudoir
While she freshened up
That boy drank all that magnolia wine
On her black satin sheets
Where he started to freak
Gitchi gitchi ya ya da da
Gitchi gitchi ya ya here
Mocha chocolata, ya ya
Creole Lady Marmalade
Voulez-vous coucher avec moi ce soir ?
Voulez-vous coucher avec moi ?
Hey, hey, hey
Touching her skin, feeling silky smooth
Color of cafe au lait
Made the savage beast inside
Roar until it cried
"More, more, more!"
Now he's at home doing nine to five
Living his grey flannel life
But when he turns off to sleep
Old memories creep
More, more, more!
Gitchi gitchi ya ya da da da
Gitchi gitchi ya ya here
Mocha chocolata, ya ya
Creole Lady Marmalade
Voulez-vous coucher avec moi ce soir ?
Voulez-vous coucher avec moi ?
Voulez-vous couchez avec moi ce soir ?
Creole Lady Marmalade
Voulez-vous coucher avec moi ce soir ?
Voulez-vous coucher avec moi ?
Voulez-vous couchez avec moi ce soir ?
Voulez-vous coucher avec moi ?
Voulez-vous coucher avec moi ce soir ?
Voulez-vous coucher avec moi ?
Voulez-vous coucher avec moi ce soir ?
Voulez-vous coucher avec moi ?
Gitchi gitchi ya ya da da
Gitchi gitchi ya ya here
Mocha chocolata, ya ya
Gitchi gitchi ya ya here、、、
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ヘイ、シスター、シスター
ソウル・シスター、行こうよシスター
ヘイ、シスター、行こうよシスター
ソウル・シスター、行こうよシスター
彼はニューオーリンズの古い街でマーマレイドに出会った
彼女は自分を見せつけるように通りを歩いていた
彼女は言った
「ハロー、ヘイ、ジョー
試してみたい?」って、ふふ
ギッチィ・ギッチィ・ヤヤ・ダダ
ギッチィ・ギッチィ・ヤヤ・ヒア
モカ・ショコラタ・ヤヤ
クレオールのレディ・マーマレイド
「今夜、私と寝ない?」
「私と一緒に過ごさない?」
彼は彼女の寝室に留まった
彼女が身支度をしている間も
その男はマグノリア・ワインを飲み干した
黒いサテンのシーツの上で
そこで彼は豹変し始めた
ギッチィ・ギッチィ・ヤヤ・ダダ
ギッチィ・ギッチィ・ヤヤ・ヒア
モカ・ショコラタ・ヤヤ
クレオールのレディ・マーマレイド
「今夜、私と寝ない?」
「私と一緒に過ごさない?」
ヘイ、ヘイ、ヘイ
彼女の肌に触れ、絹のように感触を味わう
カフェオレのような肌
体の中の野獣が
泣き叫ぶまで吠える
「もっと、もっと、もっと!」
今は彼は家にいて、9時から5時まで働く
グレーのフランネル着る人生を生きている
でも眠りにつこうとすると
あの記憶が忍び寄ってくる
「もっと、もっと、もっと!」
ギッチィ・ギッチィ・ヤヤ・ダダ
ギッチィ・ギッチィ・ヤヤ・ヒア
モカ・ショコラタ・ヤヤ
クレオールのレディ・マーマレイド
「今夜、私と寝ない?」
「私と一緒に過ごさない?」
クレオールのレディ・マーマレイド、、、(拙訳)
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ラベルはR&B界を代表するソウル・ディーヴァの一人、パティ・ラベルを中心として1962年にフィラデルフィアで結成されたグループで、。1960年代前半はモータウンの代表されるように全米各地でガール・グループが数多く生まれた時代でした。
彼女たちは最初は4人組でThe Ordettesと名乗り、それからザ・ブルー・ベルズ(The Bluebells)~パティ・ラベル&ザ・ブルーベルズと名前を変えています。
最初のヒットは1962年に全米15位になった「I Sold My Heart to the Junkman」ですが、ザ・スターレッツという別のグループが録音したものを、契約上の問題からレーベルのプロデューサーがザ・ブルー・ベルズ名義でリリースして、彼女たちがプロモーション活動を行たことで(人気TV番組「アメリカン・バンドスタンド」に出演)売れたという、いわくつきの作品でした。その後、パティ・ラベル&ザ・ブルーベルズのベスト盤にこの曲も収録されているので、どこかのタイミングでパティたちが録音を差し替えてリリースしたのだと思われますが、詳細は不明のようです。
その後ブルーベルズは中くらいのヒットは出しましたが、徐々に停滞期に入り、1967年にはメンバーの一人がシュープリームスに加わるために脱退し3人組になります。そこで彼女たちに救世主が現れます、新たにマネージャーとなったヴィッキー・ウィッカムです。
ウィッカムはグループの拠点をロンドンに移し、イメージとサウンドを一新するよう助言し、グループ名をシンプルにLabelleへと改名。ウィッグやドレスからアフロとジーンズ姿に変え、ザ・フーの所属するレーベルと契約します。商業的には成功しませんでしたが、業界筋からの評判が上がり、1971年にはローラ・ニーロとの共演アルバム「ゴナ・テイク・ア・ミラクル」がチャートインします。
1974年に新たにEPICレーベルと契約し、ニューオーリンズでレコーディングをすることに決まった彼女たちに、いい曲があるから家に来て聴いてほしいという連絡が入ります。
電話してきたのはボブ・クルー。フォー・シーズンズを大ヒットさせたプロデューサーで、彼女たちに聴かせたのがこの「レディ・マーマレイド」です。ケニー・ノーランと共作したもので、曲自体を思いつきメロディの大部分を書いたのはケニーの方でした。彼はこう語っています。
「『Lady Marmalade』を思いついたきっかけは、本当にクレイジーなものでした。1973年か74年に、ローリング・ストーンズがアメリカで “Get Your Ya Yas Out” というツアーをしていて、その名前がバスの横に書かれていたんです。それを見て私は大興奮して、飛び跳ねてハイになってクレイジーな気分になりました。とにかく「Get Your Ya」というアイデアが気に入ったんです。そこで私はその視点を変えて、「Gitchie, gitchie, ya ya ga ga」「Gitchie, gitchie ya ya here」とアレンジしました。」
「これはボブ・クルーと一緒に作った曲で、ニューオーリンズのストリートウォーカー(街娼)が題材でした。私が彼に聴かせると、そこから話を膨らませてストーリーを書き始めたんです。」
「私は「この曲にはフランス語のフレーズが必要だ」と思い、辞書を引いて「Voulez-vous coucher avec moi, ce soir」を見つけて入れました。そうして組み立てた結果、歴史に残る大ヒット作になったんです。」
ニューオーリンズはもともとフランス領で、フランス語も話されていることからこの曲にもフランス語を入れようと思ったのでしょう。ただ、そのフレーズはあまりに直球すぎるとはは思いますが、、、
それから、「Get Your Ya Yas Out」はストーンズのライブ・アルバムのタイトルとして有名で、”〔疲れるまで〕浮かれ騒ぐ”という意味のようですが、元はブルース歌手のブラインド・ボーイ・フラーの曲名だったそうです。

ちなみに、ケニー・ノーランは覆面ディスコバンド”THE ELEVENTH HOUR”のボーカルとして、ボブ・クルーのプロデュースでこの「レディ・マーマレイド」を最初に録音しています。自分の歌声を”ヤクをやっているフランキー・ヴァリみたい”だと話しています。。
この曲のシングル盤の画像をネットで見ると、最初のタイトルは「Voulez-vous coucher avec moi, ce soir(LADY MARMALADE)」だったようで、Voulez-vous coucher avec moi, ce soirは”今晩私と寝ない?”という意味で、このフレーズをこの曲のフックだとボブたちは考えていたのかもしれません。
ニューオーリンズを舞台にした曲ですから、ニュー・オーリンズでの録音が決まっていた彼女たちにぴったりだとボブ・クルーは考えたでしょうし、彼女たちも一聴して気に入ったと言います。
彼女たちはニューオーリンズに着くとプロデューサーのアラン・トゥーサンにこの曲を録音したいとリクエストし、彼も承諾し、地元の名うてのミュージシャンたち”ザ・ミーターズ”の演奏でレコーディングしました。
”THE ELEVENTH HOUR”と比較すると、ボーカルももちろんそうですが、サウンドのかっこよさが全然違いますね。どれだけ”売れそうな曲”でも、ボーカル、アレンジ、サウンド全てが揃わないと大ヒットにはならないという見本だと思います。
それに加えて、ビジュアルもありますよね。最初のビデオを見ての通り、ラベルは三者三様の実に派手な衣装を着ていて、これもマネージャーのヴィッキーの戦略だったようです。
「レディ・マーマレイド」は見事全米1位になります。デビューからブレイクするのに12年もかかったんですね。
そして月日は流れて、この曲の”書き換え”が起こります。映画「ムーラン・ルージュ」でこの曲がカバーされ、全米、全英だけじゃなく、数々の国で1位になる超大ヒットになります。今ではこの曲は「ムーラン・ルージュ」の曲としての認知がはるかに高いでしょう。カバーしたのはクリスティーナ・アギレラ、リル・キム、マイアとP!NKの4人。「ムーラン・ルージュ」はパリのナイト・クラブの名前ですから、「レディ・マーマレイド」のフランス語のフレーズもしっくりくるわけです。
さて、ラベルの「レディ・マーマレイド」の全米1位の座から蹴落としたのが、実はボブ・クルーとケニー・ノーランが書いた曲でした。これはもう別人が書いたとしか思えないんです。ケニー・ノーランという人は本来こういうソフトでメロディアスな曲を得意としていて「レディ・マーマレイド」が異色なんですけどね。その曲を最後に。フランキー・ヴァリの「瞳の面影(My Eyes Adored You)」です。

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