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「Love Like This」藤井風(2025)

おはようございます。今日は藤井風の「Love Like This」です。

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Feeling
More than perfect, amazing
More than words can explain it's
Purest form of reality
Divinity

I've been
Suffering in this tiring
Crazy world like I'm drowning
There's no way to escape I thought but
Finally here I am

I'll never find another love like this, it's true
I'll never find another love like this
Baby, can you feel it too?
Just like I do
(Who does paradise belong to?)
I'll never find another love like this, I know
I'll never find another love like this
Baby, can I give it to you?
Just likе you do
Then we share it too

Thank you
Whеrever I go I feel you
Now I know
That I'll never love like this

Sacred
Sweet, divine invitation
To heal a heart that's been breaking
Mend a soul that's been crying out
Let me out

Now I am
Falling softly, colliding
Into your sweet silver lining
There's no way to escape from heaven
Finally, here we are

I'll never find another love like this, it's true
I'll never find another love like this
Baby, can you feel it too?
Just like I do
(Who does paradise belong to?)
I'll never find another love like this, I know
I'll never find another love like this
Baby, can I give it to you?
(Ju-ju-ju) Just like you do
Then we share it too

Thank you
Wherever I go, I feel you
Now I know
That I'll never love like this

Never love like this (This)

Never love like this
Never, never love like this
Never love like this
Never, never, never love like this
Never love like this
Never, never love like this
Never love like this
Never, never, never love like this
Never love like this
Never, never love like this...

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感じているのは
完璧よりもっと、素晴らしいもの
言葉では言い表せない
現実の最も純粋な姿
神聖なもの

僕はずっと
疲れ果て狂った世界で
溺れるように もがいてきた
逃れることはできないと思っていたけど
ようやく僕はここにいる

こんな愛は二度と見つからない、本当に
こんな愛にはもう出会うことはない

ねえ、君もそう感じてる? 
僕と同じように
(楽園は誰のもの?)
こんな愛はもう二度と見つからない、そう
こんな愛には二度と出会えない
ねえ、僕も君にあげられるのかな?
君がくれたように
そして二人で分かち合おう

ありがとう
どこに行っても君を感じる
今、わかったんだ
こんな風に僕は誰かを愛せない

神聖で
優しい、神の招き
傷ついた心を癒して
ここから出して、と叫んでいた魂を
直してくれる

そして今
僕は優しく落ちて、衝突するんだ
君という希望の光に
天国からは逃れることはできない
ようやく、僕はここにたどり着いた

こんな愛はもう二度と見つからない、そう
こんな愛は他にない
ねえ、君も感じてる? この想いを
僕と同じように
(楽園は誰のもの?)
こんな愛はもう二度と見つからない、きっと
こんな愛は他にない
ねえ、君にあげてもいい?
君がくれたように
そして一緒に分かち合おう

ありがとう
どこへ行っても君を感じる
今、わかったんだ
こんな愛は二度とない

こんな愛は二度とない

こんな愛は
こんな愛は二度と
こんな愛は
こんな愛は二度とない
こんな愛は
こんな愛は二度と
こんな愛は
こんな愛は二度とない
こんな愛は
こんな愛は二度と   (拙訳)

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 先月、彼が海外で行ったライブで演奏して、それを撮影した観客が次々とSNSでアップしたので、この曲の”さわり”がいち早く広まりました。僕もTikTokで初めて聴きました。そして、その瞬間「うおっ」て思いました。

 それは1980年代の”洋楽スタンダード・ポップス”のスタイルの曲だったからです。今どき、なかなか耳にすることのない、そして若いアーティストにはなかなか作れそうにない曲だと思いました。そういう曲をさらっと、そしてちゃんとアップデートした形で作り上げてしまう藤井風は”やっぱ、すげえなあ”と正直思いました。

 この曲のメロディーラインや、打ち込みのサウンド感から80年代っぽさを感じる人は多いと思いますが、歌詞の世界観も実はとても80年代っぽいんですよね。

 こんな愛は初めてだ、こんな愛は二度とないだろう、というテーマは普遍的ですから、もちろん21世紀に入ってもあるのですが、この「Love Like This」は80年代に作られた同様のテーマの曲のほうに近い雰囲気を僕は感じるんですよね。

 まず、藤井風が敬愛し、YouTubeでもカバーしたことのあるマイケル・ジャクソンの「ラヴ・ネヴァー・フェルト・ソー・グッド(Love Never Felt So Good)」があります。これは2014年に未発表曲として発表されましたが、実は1983年頃に作られて、1984年にジョニー・マティスがリリースしていた曲でした。

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 また「ラヴ・ネヴァー・フェルト・ソー・グッド(Love Never Felt So Good)」にヒントを与えたんじゃないかと僕が勝手に思っている、ステファニー・ミルズの「燃える恋心(Never Knew Love Like This Before)」は1980年の大ヒットでした。

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 あと思い出すのはアレキサンダー・オニールの「Never Knew Love Like This」。こちらは1987年でした。彼はジャム&ルイスも聴いていたようですので、この曲も当然知っていたんじゃないかと思います。

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 今あげた曲は、メロディが特に似ているということはないですが、みんなミディアム〜ややアップくらいのテンポで、ちょっと気持ちが浮き立つような曲調になっていますよね。

 「Love Like This」もメロディはかなり違いますので、作曲する段階では今あげたような曲を想定したということはないでしょう。ただ、メロディに歌詞をつけるときに、少なくともマイケルの「ラヴ・ネヴァー・フェルト・ソー・グッド(Love Never Felt So Good)」くらいは何となくのイメージはあったのかもしれない、と思ったりします。

 ただ、歌詞については、英語詞になってもやはり実に藤井風らしいスピリチュアルな、男女の恋愛と神への愛の両方の解釈ができるような内容になっています。

 歌詞を共作しているのはシャイ・カーターという人物。メーガン・トレイナージェイソン・デルーロチャーリー・プースキース・アーバンなどの曲に参加し、自身もアーティスト活動をしています。

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 藤井風は2024年にLAで英詞を書くセッションを行い、そこで作業した一人がシャイ・カーターだったようで、彼はカーターのことをこう語っています。

「年齢とか人種の壁を超えて友達になれたことも大きいし、まず書いてくる言葉、歌詞が凄くしっくり来た。幸運なことに自分の延長線上にいるような人が現れてくれたなと思います」 (MUSICA 2025年7月号)

 

 メロディのほうは、インスタで彼が弾き語り動画をアップしていましたが、最初の入り方なんてコモドアーズの「Still」を思い起こさせるような、1970年代後半の大ヒット曲のカバーじゃないのかと錯覚してしまうようなスタンダードな美しい旋律とコード感であることがわかります。

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 これは、彼が今どきのポップスの男性アーティストとしては大変レアなことなんですが、パソコンを全く使わず、ひたすらピアノで作曲をするというスタイルで作っているからこそ、古い洋楽のスタンダード・ポップスをたくさんカバーして血肉化しているからこそ作れるメロディなのだと思います。

 

 そして、この曲のサウンドを手がけたのが前作「Hachikō」に続いて韓国のプロデューサー、250(イオゴン)です。藤井風がNew Jeansのサウンドプロダクションが気に入ったことで起用されたようです。

 250が手がけたNew Jeansの「Supernatural」。1980年代後半を代表するサウンド”ニュー・ジャック・スウィング”の楽曲。9月にリリースされる藤井風のニューアルバム「Prema」にもニュー・ジャックの曲が収録されるそう。

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 彼は250についてこう語っています。

「あと250さんの好きな音楽が、それこそ80年代のプリンスだったり、ジャム&ルイスだったり、あるいはニュー・ジャック・スウィングだったり。僕が今回のアルバムで挑戦してみたい音楽をことごとく250さんも好きだったってことが凄く大きくて。」 (MUSICA 2025年7月号)

 250は最も影響を受けたアーティストがプリンスで、

「ミュージシャンになった自分のことを改めて振り返ると、「アメリカのポップミュージックが好きな韓国人」なんですね」(WIRED 2024.12.14)

 と語っています。

 彼の表現を借りれば、藤井風は間違いなく「アメリカのポップミュージックが好きな日本人」であり、「Love Like This」が収録されるニューアルバム「Prema」は自分の中にあってずっと聴いてきた”英語のポップスの文脈に挑戦する”、というテーマがあったそうですから、まさにぴったりなマッチングだったのでしょう。

 

 話は飛びますが、小室哲哉さんが何かのインタビューで今の人たちは自分たちの何十倍も1曲に詰め込んでいるから作曲するのも大変だ、といったことを語っていて、King-GnuやMrs.GREEN APPLEを例にあげていましたが、僕もまったく同感です。一番詰め込み方が”すごい”のはOfficial髭男dismじゃないかと思うんですけど、最近の藤井風はそういう流れから逆行し始めたように思うんですねよね。詰め込むような感じはなくて、かえって風通しがいい。「真っ白」なんかもそうですよね。

 彼のように大きな意味での愛や生きる喜びといったテーマを主に歌うスタイルの場合、やはりスタンダードなスタイルになっていくのかな、とも思います。

 

さて、この「Love Like This」から感じる80年代っぽさは、ニューアルバム「Prema」全体の共通するテイストのようです。

「80年代というのは意識してました。日本を含め、80年代の世界が持っていたエネルギーって凄いなって改めて感じるんです。それは音楽を聴くだけでも、そしてMVとか当時の映像を観るだけでも感じる。あの時代が持っていたエネルギーみたいなものが今の自分に必要だと思ったし、必要としている人が多いんじゃないかなと思ったし。」

「今までそこに対するリスペクトは出せていなかったので、今回はストレートにやってみても面白いんじゃないかという想いがありました。」 (MUSICA 2025年7月号)

 確かに、80年代のポップスはシンプルなのに、猛烈なエネルギーに満ちていたと思います。リアルタイムで聴いていた僕は今になって思えば、って感じですけど(笑)。とにかく、80年代のシンプルでいながらポジティヴなエネルギーに満ちたポップスを、レトロやオマージュじゃなく今の時代のオリジナル作品として作れる日本のアーティストは彼くらいしか見当たらないように思うので、新しいアルバムが楽しみです。

 

<追記>アルバムリリース時のインタビューで彼は「Love Like This」はグウェン・ステファニーの「COOL」にインスパイアされたと語っていました。

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 2005年の曲ですが、発売された時には80年代のマドンナやシンディ・ローパーや思い出させるという評価がありました。「Love Like This」から感じる80年代っぽさは、80年代を彷彿させる2000年代の曲にインスパイアされたという、ワンクッションあるところがまた面白いですね。

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