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「ジス・マスト・ビー・ザ・プレイス(This Must Be the Place (Naive Melody))」トーキング・ヘッズ(Talking Heads)

 おはようございます。今日はトーキング・ヘッズの「ジス・マスト・ビー・ザ・プレイス(This Must Be the Place (Naive Melody))」。「サイコ・キラー」のミュージック・ビデオで主演した女優シアーシャ・ローナンが自分の結婚式で使った、という曲です。

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Home
Is where I want to be
Pick me up, and turn me 'round
I feel numb
Born with a weak heart
I guess I must be having fun
The less we say about it, the better
We'll make it up as we go along
Feet on the ground, head in the sky
It's okay, I know nothing's wrong, nothing

Hi-yeah
I got plenty of time
Hi-yeah
You've got light in your eyes
And you're standing here beside me
I love the passing of time
Never for money, always for love
Cover up, say goodnight
Say goodnight

Home
Is where I want to be
But I guess I'm already there
I come home
She lifted up her wings
I guess that this must be the place
I can't tell one from another
Did I find you or you find me?
There was a time, before we were born
If someone asks, this is where I'll be, where I'll be

Hi-yeah
We drift in and out
Hi-yeah
Sing into my mouth
Out of all those kinds of people
You got a face with a view
I'm just an animal looking for a home and
Share the same space for a minute or two

And you'll love me 'til my heart stops
Love me 'til I'm dead
Eyes that light up, eyes look through you
Cover up the blank spots, hit me on the head, I go
Ooo-o-o-ooh!

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僕がいたい場所
僕を拾い上げて、連れ戻してくれる
僕には感覚がなくて
弱い心を持って生まれた
たぶん今僕は楽しんでいるんだろう
そういうことは語らない方がマシさ
進みながらやっていこう
地に足をつけて、頭は空に向けて
大丈夫、何も間違ってないさ、何も

ハイイエー
僕には時間はたっぷりある
ハイイエー
君の目には光がある
そして君は僕の隣に立ってる
時間が過ぎていくのが大好きだ
お金のためなんかじゃなく、いつだって愛のために
布団をかけて、もうおやすみの時間だ
おやすみと言って


僕がいたい場所
でもたぶん、もうそこにいるのさ
僕が家に帰ると
彼女は翼を広げて迎えてくれる
きっとここがその場所なんだ
僕には区別がつかない
僕が君を見つけたのか君が僕を見つけたのか
ある時に、僕らが生まれる前に
誰かに聞かれたら、ここに僕はいるって言うよ、ここにって

ハイイエー
僕らは夢うつつ
ハイイエー
僕の口の中に歌ってくれ
いろんな人がいるけど
君の顔はずっと眺めていられるんだ
僕はただの家を探している動物なのさ
ほんの束の間でも、同じ場所をシェアしよう

そして君は、僕の心臓が止まるまで愛してくれる
僕が死ぬまで愛してくれる
目を光らせて、君をじっくりと見る
記憶のブランクを埋めてくれ、僕の頭を叩いて、行くよ
ウーーオー          (拙訳)

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 「ジス・マスト・ビー・ザ・プレイス」はトーキング・ヘッズの5枚目のスタジオ・アルバム『スピーキング・イン・タングス(Speaking in Tongues)』に収録されていて、セカンド・シングルとしてもリリースされています。当時は全米チャート最高62位と控えめなヒットに終わりましたが、現在では「サイコ・キラー」に次ぐバンドの人気曲の座を「ワンス・イン・ア・ライフタイム」と競うまでになっています。歌詞はフロントマンのデヴィッド・バーンによって書かれ、作曲はバーンとクリス・フランツ、ティナ・ウェイマス、ジェリー・ハリスンの共作です。

 この曲についてバーンはこんな風に語っています。

「ほぼ完全に非論理的なフレーズで構成されたラブソングです。それらのフレーズは強い感情的な共鳴はあるかもしれませんが、物語的な要素は一切ありません。これは本当に正直なラブソングです。これまで私は本物のラブソングを書いたことはなかったと思います。私の曲にはいつも、ある種の控えめさ、またはひねりがありました。私は、多くの曲のように馬鹿げたり、つまらないように聞こえない、そんな曲を書こうとしました。成功したと思います。それについては、かなり満足しています。」 (映画『Stop Making Sense』のDVD収録「Self Interview」より)

 奇才デヴィッド・バーンが生まれて初めて書いた”正直で本物のラブ・ソング”がこの 「ジス・マスト・ビー・ザ・プレイス」だったわけです。

 また副題に<Naive Melody>とついていますが、これは曲が作られた時の仮タイトルだったそうです。ナイーブは、日本では繊細で傷つきやすい、というニュアンスで使われますが、英語では純真、素朴、単純、世間知らず、という意味で使われる言葉です。

 ドラマーのクリス・フランツはこう語っています。

「この曲が“ナイーブ・メロディ”と呼ばれていたのは、キーボードの旋律がとても素朴だったからです。歌詞が完成したあとに“This Must Be the Place”というタイトルをつけましたが、元の仮タイトルにも愛着があったので副題として残しました。」(Songfacts)

 また、クリスは曲についてこう語っています。

「人々はこの曲を聴くと、幸せで安心感のあるメッセージが込められているので、心が温まるのだと思います。僕自身もこの曲が大好きです。本当に優しい曲で、僕たちのようなバンドにとって大きな達成です」(Songfacts)

  トーキング・ヘッズのレパートリーの中では例外的に素朴でストレートな曲だったわけですが、じゃあ彼らっぽくはないかというと、デヴィッド・バーン節というか個性は強く出ている曲だと思います。それできっと、バンドのファン以外にまで浸透するのに時間がかかったように思います。

 さて、この曲の魅力に気づき最初にカバーを発表したのがシンガー・ソングライターショーン・コルヴィン。彼女が1994年にリリースしたカバー曲集「Cover Girl」はグラミー賞のコンテンポラリー・フォーク・アルバムにノミネートされた作品ですが、ここに「ジス・マスト・ビー・ザ・プレイス」のカバーも収録されていました。

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 彼女のカバー、解釈はこの曲の魅力を広めるのにとても重要な役割を果たしたんじゃないかと思っています。あくまでも僕個人の意見ですが。

 さて、1990年代に発表されたカバーは彼女を含めてわずか4アーティストだけでしたが、2000年代に入ると増え始め(Wikipediaでは大学生の間に人気が出た、という記述もありました)、2010年代に一気に加速し、あるサイトによると現在では70近いカバーがあるようです。

 その大きなポイントとなったのは、2011年に公開された、この曲をタイトルにした映画「きっと ここが帰る場所」でしょう。主演はショーン・ペン、監督はパオロ・ソレンティー。映画の中でデヴィッド・バーンがこの歌を歌うライブシーンがありますので、最後にそちらをご覧ください。

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