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「ウィズ・オア・ウィズアウト・ユー(With or Without You)」U2(1987)

おはようございます。

今日はU2の「ウィズ・オア・ウィズアウト・ユー(With or Without You)」です。

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See the stone set in your eyes
See the thorn twist in your side
I'll wait for you

Sleight of hand and twist of fate
On a bed of nails she makes me wait
And I'll wait without you

With or without you
With or without you

Through the storm we reach the shore
You give it all, but I want more
And I'm waiting for you

With or without you
With or without you, ah-hah
I can't live
With or without you

And you give yourself away
And you give yourself away
And you give, and you give
And you give yourself away

My hands are tied
My body bruised
She got me with
Nothing to win and nothing left to lose

And you give yourself away
And you give yourself away
And you give, and you give
And you give yourself away

With or without you
With or without you, oh-oh
I can't live
With or without you

Oh-oh-oh-oh,,,

With or without you
With or without you, oh-oh
I can't live with or without you
With or without you
Hoo-ooh-hoo-ooh,,,

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君の目にハマっている石に気づいて
君の混乱した状況を見るんだ 
僕は君を待つよ

手品のようなごまかしと運命のいたずらが
釘の上のベッドで僕を待たせる 
そして僕は待つよ 君がいなくても

君がいても、いなくても
君と一緒でも、君なしでも

嵐を越え、岸にたどり着く 
君は全てを与えてくれるけど、僕はもっと欲しい 
そして僕は君を待っている

君がいても いなくても
君と一緒でも、君なしでも
僕は生きられない 君がいてもいなくても

そして君は自分を投げ出す
そして君は自分をさらけ出す
君は、君は
君は自分をさらけ出す

僕の手は縛られ 体は傷だらけ 
運命のいたずらは僕を捕らえて
勝つものも失うものも何もない

そして君は自分を投げ出す
そして君は自分をさらけ出す
君は、君は
君は自分をさらけ出す

君と一緒でも、君なしでも 
君と一緒でも、君なしでも 
僕は生きられない 君と一緒でも、君なしでも

そして君は自分をさらけ出す
そして君は自らを捧げる
君は、君は
君は自らを捧げる

君と一緒でも、君なしでも 
君と一緒でも、君なしでも 
僕は生きられない 君と一緒でも、君なしでも

            (拙訳)

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U2「ウィズ・オア・ウィズアウト・ユー(With or Without You)」ヤマハぷりんと楽譜

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 僕はこの曲を初めて聴いた時に、ポリスの「見つめていたい」を思い出したんですよね。曲が似ているというよりも、”流れ”が似ている、と思ったんです。

 どちらも強い個性とカリスマ性があり、本国イギリスではかなりの人気バンドで、あとは大ヒット曲さえあれば、アメリカ、そして世界規模で間違いなくスーパースターになれる、そんなタイミングでその期待に見事に応える”ポップ・ソング”をリリースした、そういう流れです。

 曲自体も彼らにしてはかなりシンプルで明快なものでしたが、そこに彼らにしか絶対出せない個性的なサウンドを加えていたことが大きかったと思います。

 

 U2ボノ、ジ・エッジ、ラリー・マレン、アダム・クレイトンの4人が、ダブリン(アイルランド)の高校で出会い1978年に結成されました。デビューは1980年。そして彼らがブレイクを果たしたのが3枚目のアルバム『WAR(闘)(War)』(1983)。このアルバムから「ニュー・イヤーズ・デイ (New Year's Day)」(全英10位 全米53位)と「ブラディ・サンデー (Sunday Bloody Sunday)」という代表曲が生まれました。

「ニュー・イヤーズ・デイ (New Year's Day)」

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 そして、ブライアン・イーノとダニエル・ラノワがプロデュースした4作目『焔(ほのお)(The Unforgettable Fire)』(1984)からは「プライド ( Pride (In The Name Of Love))」(全英3位、全米33位)が、それまでで一番のヒットになりました。

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 このアルバムに合わせて大規模なツアーも実施し、1985年に行われた20世紀最大のチャリティ・コンサート”ライヴ・エイドLIVE AID)”では、そのカリスマ性を見せつけました。

「ブラディ・サンデー(Sunday Bloody Sunday)」

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 彼らの人気がかなりの勢い加速していく中でリリースされたのがアルバム『ヨシュア・トゥリー (The Joshua Tree ) 』(1986年)でした。そして、そこからのファースト・シングルがこの「ウィズ・オア・ウィズアウト・ユー」だったのです。

 ただ、この曲は適切なアレンジがなかなか見つからず、着地までかなり苦労したようです。

「”With or Without You』は本当に強いメロディを持っていて、伝統的なやり方を試すたびに甘すぎてセンチメンタルに聞こえたんだ”とバンドのベーシストであるアダム・クレイトンは、『ヨシュア・トゥリー』のレコーディング中に曲が生まれた瞬間を振り返る。”ボノは『そのままにしておけ』と言っていたけど、その曲は僕たちがアルバムに入れたいと思うようなサウンドじゃなかった。だから全然逆の方向性で、壊してみようとしたんだ”。プロデューサーのブライアン・イーノとダニエル・ラノワの指示の下、クレイトンはベースを大音量にし、エッジは新しい、アンビエントなギターソロを探求し、ラリー・マレンは電子ドラムを取り入れたドラム・セットを試していた。「僕たちは『これがラジオで流れることはないだろう』って思ってたよ」と語るクレイトン」

 (Rolling Stone.com)

 結局、バンド・メンバーもプロデューサーも”匙を投げた”状況だったのですが、それを救ったのが、ボノの友人のギャビン・フライデーでした。彼はthe Virgin Prunesというポスト・パンク・バンドのメンバーで、彼は絵画も描きボノや数名の友人とアトリエを所有していたそうです。その後も長くU2に関わり、”5人目のU2"とも呼ばれている、なんて記述も見つかりました。

 ボノはこう語っています。

「僕らは”サイコ・ポップ”を作ろうとしていたんだ。だけど、サイコにできずに、ただのポップになってしまっていた。それで僕らは「ウィズ・オア・ウィズアウト・ユー」をゴミ箱に投げ入れたのさ。<中略>面白いことに、ギャビン・フライデーがその時たまたまクリエイティヴ・アドバイザーとして僕らと同行していたんだけど、彼がゴミ箱から取り出して、彼が取りまとめてアレンジしてくれたのさ。まだその報酬を払ってないけど」  (Q with Tom Power)

 具体的にはどういうことだったんでしょう?エッジはこう語っています。

「ただ曲がまとまらなかったんだ。僕はちょうど新しいギター、インフィニット・ギターを手に入れたばかりで、スタジオの部屋でそれをいじっていた。他のみんなが別の部屋で『With Or Without You』の荒削りなミックスを聴いていることにも気づかなかった。それはベースとドラムだけだったと思う。ギャヴィンとボノだけがそのギターの音が聞こえて、ギャヴィンが『あの音は何だ?あれだよ!』と言ったんだ」

                   (IrishCentral Apr 05, 2010)

 インフィニット・ギターは、マイケル・ブルックによって作られた改造エレクトリックギターで、音を長く持続(サステイン)させることができるのが特徴です。この最新のギターが加わったことで、この曲のサウンドがピタッと着地できたわけですね。

 

 また彼らのウェブサイトに、この曲はライチャス・ブラザース、そしてスコット・ウォーカー「Climate of Hunter」というアルバムにインスパイアされたという記事がありました。スコット・ウォーカーはウォーカー・ブラザースのメンバーだった人ですね。ウォーカー・ブラザーズはアメリカ出身ながらイギリスで大変な人気があったバンドでした。

 果たしてどんな面で影響を受けたのかはわかりませんが、「Climate of Hunter」はこんな感じの曲が入っていたアルバムです。

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「ウィズ・オア・ウィズアウト・ユー」の歌詞は難解で、正直意味はつかめません。ボノはあるインタビューでは”何にも縛られず欲望を解放したいアーティストのエゴと普通の家庭への責任を負う自分との葛藤”を表しているとも語っているようですが、聴き手にとっては

 I can't live With or without you(生きていけない、君がいてもいなくても)

という一節だけで、十分に胸に響いてくるように思います。

 僕のような古いポップス好きには、バッドフィンガー、ニルソン、そしてマライア・キャリーでも知られる「ウィズアウト・ユー」のフレーズを思い出します。

 I can't live   If living is without you(生きていけない、もし君なしで生きるなら)

 君なしだけじゃなく、君がいても生きていけないなんて、あまりに救いがないじゃないか、なんてて当時僕は思ってしまったのですが。

 ちなみに、ボノは自伝「SURRENDER」で「ウィズアウト・ユー」は14歳で失恋した時に、自分のことを表している歌に思えたと語っているそうです。

 最後は「ヨシュア・トゥリー」からもう一つの代表曲「終りなき旅(I Still Haven't Found What I'm Looking For)」を。

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  • アーティスト:U2
  • ユニバーサル ミュージック

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