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「僕達の家(Our House)」クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング(Crosby, Stills,Nash & Young)(1970)

 おはようございます。今日はクロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングの「僕達の家」です。


Our House

I'll light the fire
You place the flowers in the vase
That you bought today

Staring at the fire
For hours and hours while I listen to you
Play your love songs all night long
For me, only for me

Come to me now
And rest your head for just five minutes
Everything is done

Such a cozy room
The windows are illuminated by the evening
Sunshine through them, fiery gems
For you, only for you

Our house is a very, very, very fine house
With two cats in the yard
Life used to be so hard
Now everything is easy cause of you
And our

Our house is a very, very, very fine house (fine house)
With two cats in the yard
Life used to be so hard
Now everything is easy cause of you
And our

I'll light the fire
While you place the flowers in the vase
That you bought today

***************************************

暖炉に火を入れるよ
君が今日買った花瓶に
花を生けている間に
暖炉の火を何時間も
じっと見ながら聴くんだ
君がラブソングを夜通し歌ってくれるのを
僕のために 僕だけのために

さあ、ここに来て 
5分だけでも僕の肩で休んで
今日やらなきゃいけないことは全部終わった
なんて居心地のいい部屋なんだ
夕暮れの光が部屋に差し込むと 
窓はきらきらと照らされて
君のための輝く宝石みたいだ 
君だけのための

僕達の家 とてもとても素敵な家
庭には二匹の猫      
これまでの人生は大変だったけど
今はすべてが楽になった 
君のおかげさ 
だから僕は、、
暖炉に火を入れる  
その間に君は今日買って来た
花瓶に花を生けている間   (拙訳)

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「僕達の家」ヤマハぷりんと楽譜はこちら

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 この曲のライヴ映像がありますので、そちらもぜひ。

 ニール・ヤング抜きのクロスビー、スティルス&ナッシュですが(もともと、この曲にはニールは参加していませんが)。


Our House Crosby Stills Nash & Young

  グラハム・ナッシュがジョニ・ミッチェルと一緒に暮らしていた、ある日の出来事から生まれた歌

 ピアノを弾いて歌っていたのが、この曲を書いたグラハム・ナッシュです。

 クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングは、それぞれが有名なバンドで活動していて、曲も作れて歌えるという”個”が集まって作られたグループです。LAで結成されたのですが、グラハム・ナッシュだけがイギリス人でした。彼はビートルズを追うように現れたバンドのひとつ、ホリーズの創設メンバーです。彼はもともとエヴァリー・ブラザースに憧れていた人なので、ホリーズもハーモニーを得意としていました。

 グループの結成した経緯は興味深いものです。まだ、ホリーズにいたナッシュは、ジョニ・ミッチェルと交際していて、あるときロンドンからLAにある彼女の家に遊びに行くと、そこにデヴィッド・クロスビーティーヴン・スティルスがいたそうです。

 クロスビーはジョニの元カレでありナッシュとも面識はありましたが、スティルスは初めてでした。そして、そこで一緒に何かやろうということになって、スティルスの作った曲で3人でハモってみたところ、今まで経験したことのない響きのハーモニーが生まれ、そこでナッシュはホリーズをやめて彼らと一緒にやろうと決めたそうです。

 ジョニと一緒に暮らしている時に彼は「僕達の家」を作りました。

 それは、誰もが幾度も経験するようなごくあたり前の一日だったそうで、二人で地元で有名なデリで朝食をとったあと彼女の車に乗って通りかかったアンティーク・ショップのウィンドウに彼女は花瓶を見つけてそれを買い求めました。

 そして家に着くと、彼は彼女に、

 ”僕が暖炉に火をつけるから、君はさっき買った花瓶に花を生けたらどうだい?” 

 と声をかけたそうです。

 実際にあった出来事を歌ったんですね。唯一歌と違っていたのはラブソングを作って歌ったのは彼のほうで、そのとき彼女は庭で花を摘んでいたのです。

 今の世の中は誰もが最大限家にいなければいけない状況にあるわけで、そんな中ハッピーな”家の歌”ということで僕が思い出したのがこの「僕達の家」でした。

 そしてネットを調べてみると、グラハム・ナッシュがこの曲を歌っている動画を見つけました。コロナ・ウィルスに大きな被害を受けている状況を受けて、音楽雑誌「ローリングストーン」が「In My Room」という企画でいろんなアーティストの弾き語り動画をアップしているのですが、これもそのひとつでした。


Graham Nash Performs CSNY Hit 'Our House' From Home in New York City | In My Room

 また、この「In My Room」では、このブログでセレクトしたブライアン・ウィルソンの「ラヴ・アンド・マーシー」やニック・ロウの「ピース、ラヴ・アンド・アンダスタンディング」もやっています。


Brian Wilson Performs 'Love and Mercy' and 'Do It Again' From His Living Room | In My Room


Nick Lowe Performs '(What’s So Funny ‘Bout) Peace, Love, and Understanding' From Home | In My Room

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